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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

気を練ってフレーム作り

~カップル・ダンスのハーモニーとは?~


今日は、
エナジー・フロー(エネルギーの流れ)の
セルフ・トレーニングの一環として

スタンダードフレーム作りを行なうよ。

スタンダードのアノ美的なフレームを作り、
踊っている間中、
“維持”していくには、
かなりハイレベルのエネルギー操作能力が必要だ。
それができないと、
「見たまんま、カタチを作り、キープする」
ことになる。
もう少しレベルアップして
「背中やお腹、
いわゆる体幹部から、フレームを作る」

これでもまだ、ウーンなのだ。
だって、アスリート的に筋肉を鍛えなきゃなんないかも。
さらにアップして
「インナーマッスル使用で、フレームを作る」
となっても、最終着地点ではない。
じゃ、最終着地点は?
「エネルギー操作により、フレームを作る」
現在進行中のテーマに沿って言い変えるなら

「呼吸体になり、

エナジーフローでフレームを作る」


そのための
重要ポイントはたくさんあるけど、
一番分かりやすいトコロを押さえるならば、

エネルギーの量だ。

見た目にもGOODなフレームは、当然ながら、
良質なエネルギーがたくさん必要なんだ。
ところが、
ほとんどのダンサーは、足りていない!
(筋力が足りないのではない、よ)
そんでもって、
有しているエネルギーの量は、少ないのに、
作りたいフレームは、ワイドでキレイ・・・

という風に
釣り合いが取れていないことがもっぱらなんだ。

ってことで
フレーム作りに入る前に

エネルギーを増やすトレーニングをやるよ。

両手を左右に広げたところから
(第2092話の空間の拡大参照)
エネルギーを集めてくるように、手を閉じてくる
(第2092話の空間の縮小参照)
そして、
みぞおち辺りで両手を握り合う。
ホールドの際、
男性の左手と女性の右手が握り合うでしょ?
あんな感じで、左手と右手を組むんだ。
その際のポイント
・ 小指・薬指側を主体的に握る
(第1677話参照)
・ 手と手の間に、
 エネルギー(気)を封じ込めるようにする
・ ゾーン1呼吸のカラダ状態になればOK

(第2070話参照)
 お腹がググッと締まる

さぁて、ココからが大切だよ。
集めた

エネルギー(気)を練る(ネル)

手のひらを合わせたまんまで、
(手のひらを)こすりあわせるんだ。
“手ずり”とも言う。
(同じような動きが第1037話に載ってます)
やり方を説明しよう。
みぞおち前で、合掌ポーズをする。
次に、
両手のひら、
親指を除いた4本の指の付け根辺りは動かさないで、
ソコを中心にして角度を変えていく。
まずは、右手の指を向こうに、
左手の指をコッチに向けて倒していく。
互いの中指の角度が90度以上になるくらいまで。
180度(右手中指が左手の手首、
左手中指が右手の手首を向く)近くまで回転して良いよ。
できたら反対周り。
ポイントは、
ソノ手の動きとカラダの中のつながりを感じることだ。
グニグニグニ・・・回転を伴っているね。
こうやって、

エネルギー(気)を練る(ネル)

を練ってくんだ。
チャンとできているかどうか、ポイントチェックしよう。
・ 骨盤前傾に
・ カラダの中が、痛気持ち良いほどグニグに動いている
・ カラダの中に脚が入り込んで行く感じに
・ 体重の乗っていない方の足が吊り上がって、
 プラーンと垂れ下がってくる


どうかな?


     続く第2096話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.451~無口なドア~
 
「運命の部屋」に引っ越して来てから、
8ヶ月が過ぎた。

「運命の部屋」が、なぜ、「運命の部屋」なのか
興味を持たれた方は、
どうぞ、
リアル・ジュンコ・ボイスvol.331・332を再読、アレ。
もしも、時間が許すなら
vol.321に溯って(さかのぼって)読んでいただくと、
一層、話の“背景”がくっきりスルだろう。

かいつまんで言えば、
会社の経営事情を救うため、
家賃を下げようと引っ越したのだ。
3LDKから6畳一間の1K へ
(以前ワンルームと書いたが、
後でヒデ君から1Kとワンルームの違いを教えられた)
真ん中辺りをカーテンで仕切っているため、
一応“2部屋”だ。
が、恐ろしく、狭い。
倉庫に住んでいるような感覚だ。

慣れてはきているものの、
部屋に帰ってくるたびに
「あぁ〜ホッとする」
とか
「我が家はくつろげるから良いねぇ」
と言った気分になることは、ナイ。

だが、ワタシ的に一番
「早く、ココを脱出したいな」
と思う瞬間は、部屋のドアを開いた時ではない。
エレベーターで部屋のアル3階に降り立った時から、
自分の部屋にたどり着く間までの時間だ。

大きなマンションなので、1階につきの部屋数が多い。
318号室
にたどり着く前に、たくさんのドアの前を歩くことになる。
その間、ワタシは、
非常に良くない気分に陥ることがしばしばなのだ。
憂鬱
妙な緊張

どのドアにも表札はかかっていない。
ずら〜ッと、
“無口なドア”が並ぶサマは、なんだか、怖い。
他者を寄せ付けない、冷やっとする空気に満ちている。

時折、深夜、若いカップルに遭遇する。
どう見ても、夫婦ではナイ。
早朝に、コソコソと“カレの部屋”から退散?
の、女性に出くわしたこともある。

誰と出会っても、
“警戒”“無関心”を感じる。
目線を合わせようとはせず、
挨拶、会釈も滅多にナイ。

救いは、エントランスの管理人さんだ。
「お帰りなさい」
「行ってらっしゃい」
声をかけてくれるのだ。

「オレは、周りなんか、気になれへん。
とにかく、早く、ココから出て行きたい」

ヒデ君事情は、ワタシとは少し違うようで・・・



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