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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

進化系ルート・コミュニケーション

~カップル・ダンスのハーモニーとは?~


前回の続き。

快刀乱麻クリニック院長 ジュンコ先生による
シナジーレベルの

ルートに進化=進化系ルートへのポイントのお話、

スンゴイ大事な内容なんで、
ちょっくら、まとめておきましょ。

ポイント1
ルートは、
カラダの中の道であるため、見えない!
もともと、感じにくいモノであるため、
感覚レベルを向上させて行くことが、必須課題となる。
ゆるめる、ほぐすを怠らないこと
で、ないと、
自分以外の誰にも理解してもらえない
(自分さえも、実は???よくわかっていない)
“寂しい道”で、終わってしまうことになる。

ポイント2
ルートの理解を
頭ではなく、カラダで行なうこと。
実際踊る際に、
頭を使ってルート検索していると、
ルートばかりに気を取られてしまう。
単なる知識を超えて、
カラダ内部の運動に昇華され、
インナーで一筆書き状態になるまで、
意識的な練習が必要だ。

ポイント3
ルートが“筋肉”ではなく、
ソノ筋肉の中を流れるエネルギの動きでルートを作る。
その為に、ルート作りに
“気練り”を加える。
足から足に乗り換えるまでに、
たくさんの道を経由しているような感覚で
その道はかなり“立体的”だ。

ポイント1・2・3を押さえている
“進化系ルート”によるやりとりについて
以下の記述を読んで欲しい。
わざと、論文みたいに難しく書いちゃおう・・・
さて、理解できるかな?

タイトル

呼吸体での

進化系ルート・コミュニケーション


「進化系ルートによるコミュニケーションは
気をはらんだボディ“呼吸体”によって、成立する。

その“呼吸体”での進化系ルート・コミュニケーションとは、
どういったものか。
普通体(呼吸体でないボディ)でのそれとは、
どこが大きく違うのか?
最も顕著な差異は、
『フット・トウ・フット=足から足までの間の運動に、
ゆとりある上質な“時間&空間”がある』ということだ。

コミュニケーションの3つの要素は
方向・タイミング・量(距離・歩幅)であるが、
一緒に踊る各自が呼吸体であり、
上記のようなハイ・クォリティな
“時間&空間”を有していれば、
お互いの方向性・タイミング・移動感を
感じあい
譲り合い
協力し合いが、ごく自然な内にできるようになる。
お互いのダンスを活かしながら、
現時点での最高の作品を造り上げていくかのごとく、
微調整を繰り返すこととなり
その行為に対し、縛りや支配、妥協、依存を感じない。
シナジーレベルのコミュニケーションが存在する」



     続く第2108話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.463~SOS~
 
さて、
ヒデ君の負傷の話に戻ろう。
(Vol.457の続き)

なお、事件が起こったのは6月。
今現在は完治しているので、念のため。

ハードな練習会があった翌日の日曜日。
ワタシは狭山という場所で、
グループレッスンの予定が入っていた。

ヒデ君は、
「狭山に向かう前に、事務所でひと仕事終えてくる」
と、車で出て行った。
狭山レッスンは12時から。
「11時にマンションを出発するから、
用意して部屋で、待ってて。
下に(車が)ついたら電話する」

ところが、
まだ11時になっていないのに、電話が鳴った。
ヒデ君!?
様子が、変、だ。

「ゴメン・・・そっちに行かれへん。
歩いてこっちに来て・・」

それだけで、切れた。
苦しそうな、息づかい。
途切れ、途切れの、声。
これは、なにか、
大変なことが起こったに違いないと思った。
ワタシは、すぐにミキヒコサンに連絡を入れた。

「ヒデ君の身に、何かあったみたい。
今から事務所に向かうけど、
応援、頼むことになるかもしれない」

「分かった。
ボクも用意して向かいます」

自宅マンションから、会社まで、徒歩約5分の道のりを
ワタシは、全力で走った。

一体、ナニがあったのか、
朝、昨日の練習会の疲れが残っていた様子。
カラダの具合が、急に悪くなったのか?
心臓発作?
ひょっとして、車で事故ったか?
人身事故!?
走りながら、色んなことが、脳裏をよぎった。

会社の入っているビルが見えるところまでやってきた。
車は・・・路上駐車している。
見上げると
あ、
7階の窓が開いている。
まさか、飛び降りた!?
そんなワケないか・・・

エレベーターで、7階へ。
部屋に飛び込んだ。

ヒデ君は、いた。
苦しそうに顔が歪んでいる。
絶え絶えの声で、こう言った。

「トイレのドアで、指を挟んだ」

え・・・?



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