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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

ゾーン1呼吸3つのネライ

~カップル・ダンスのハーモニーとは?~


さぁさ、宿題、考えてみました?
んじゃ、答え合わせね。


1. 美的・シルエット面

「この呼吸法で、アナタもダンス・ボディになれる! 」

コレは、もう実際にやってみたら
一目瞭然でしょ・・・
アバラと骨盤の間、
いわゆる腹腔(ふくこう)が、キュッとくびれて、
下腹もぺたんコになる。
メタボ防止にもいいよね。
腹部がコンパクトで、軸が立ち上がっていたら、
ものすごく自分のカラダが扱いやすいってもん。
ん?ナニナニ?
くびれたり、ぺたんコにならない?
軸の感覚も分からない?

多分、腹腔(ふくこう)の中に
“余分なもの”・・・贅肉(ぜいにく)や脂肪、
老廃物がシコタマ溜まっていて、
感度も鈍っているのでしょうね。
もうチョイ、大げさにやってみようか。

お腹を締めるようにして “吐く”

「フゥー」


のとき、
両手をいったん左右に大きく広げ、
ソレを閉じながらヤルんだ。
ワザと、腹部をコンパクトに。
少々、力んでもOKだ。

お尻の穴を締めて“吐く”

「フッフッ・・」


のときも、
右手(あるいは左手で)で、ホンマに、
キツ目のジーンズのジッパーを上げていく感じに動かす。
また、お尻の穴(お尻ではない!)を意識して
“しっかり締めて”やってみて。


2. 健康面

「この呼吸法で、アナタも体内・酸欠状態から脱出!」

吐くことをすれば、自動的に吸う・・・
とはいえ、
日頃、ココまで意識的に吐いたりしない。
当然“吐き切ること”などないだろうから
“吸うこと”もできていないというのが実情。
「チャーンと吸うも吐くもできていない」が、
もっぱらというわけだ。
慢性酸欠状態のヒトが多いはずよね。
ジーンズのジッパーを上げながら
「フッフッ・・」の時、
カラダの中に潜んでいる
“悪い気”を吐き切るようにすれば、尚良い。
新鮮な空気を取り込もう。


3. ダンスのリード&フォロー、シンクロ面

「この呼吸法で、アナタもダンス・シンクロができる!」

実は、ワタクシ
このゾーン1呼吸アクション、
レッスンのときに多用しているよ。
どんなときにしているか・・・
一緒に踊る相手(生徒サン)の腹部がユルんでしまって、
チャーンと締まっていない時、
足元がフラフラしている時、
自分のカラダの中に集中できていないとき、
カラダの外にリキミがあるとき・・
つまりは、
自分と相手との間に

カラダの内・外トーン(緊張感)の

シンクロがない状態の時


相手サンには、ナニも注意せずに(ココがミソ!)
自分自身が、チョイキツ目に、
ゾーン1呼吸アクションを行なう。
これが結果、相手に対する“リード・導き”になるんだな。
つまり、
ゾーン1呼吸アクションが相手に伝染して、
相手サンの
お腹が締まったり
足元が落ち着いたり
インナーに集中できたり
外のリキミがなくなったり・・するわけ。
相手の手などに触れて“導く”ことがほとんどだが、
触れずに遠隔操作をヤル場合もある。
そのとき、実際に息を“吐く”をやることは、
あまりないが、伝染は可能だ。

ソンナコンナはアナタにも可能・・・って、
試しにやってみようか。
二人組になって両手をつないだまま、
それぞれがゾーン1呼吸をする。
正しくできていれば・・・・
「あ、相手に伝わった!」
「相手の腹部もコンパクトになった!」
「すーっとカラダの中に軸ができている!」
「しっかり、向き合っているように感じる!」

を体験できるだろう。


     続く第2072話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.440~開国・失敗~
 
ちなみに
ウチの両親はワタシたちの仕事について、
詳しいことは知らない。
いや、話してはいる。
大いに理解を示し、
娘・息子の“奮闘ぶり”を応援、
喜んでもくれているようなのだが、
「・・・それで、いつになったら、
テレビに出るんだ?」
というようなことを、
まんざら冗談でもないような感じで尋ねてくるあたり、
たくさん誤解もしているんだろう、と感じてしまうのだ。

以前、
ブログを読んでもらおうと、
(実家に)パソコンの設置に行ったことがある。
ヒデ君が父にパソコン操作を教えた。
懇切丁寧。
これ以上簡単にはできないだろうというほどのシンプルな手順で
「社交ダンスが上手くなるということ」のページを
開くことができるよう説明をしていた。
父は、
「ほう!スゴいもんだなぁ」
初めて触れる“文明の利器”に感心しながら、
大いに興味を示しているように見えた。

ワタシは、うれしかった。
もし、父が、
パソコンやインターネットを使えるようになったら、
実家の“鎖国時代”は終わる・・・
テレビや新聞といった手段では、
一方的に情報を受けとるだけで
コチラから働きかけることはナカナカできない。
が、ネットは、できる。
ワンクリックで “向こう側”とつながることができる。
実際の肉体的カラダを動かさなくても、
意識や想いは、いっぱい動かすことができる。
ナニカをきっかけに
「あぁ、自分たちも、まだまだイケルぞ」
“活力”を取り戻すことができるのではないか・・・

ところが、
しばらく経って、実家に様子を見に行って、驚いた。

パソコンには、
透明ビニールでの手作り(?!)カバーがかけられ、
キレイにしまわれていた。
ほとんど、触れた形跡も、ない。

母が、悪いなぁといったように、
苦笑しながら、小さい声でこう言った。
「お父さんには、難しすぎるみたいやわ。
ヒデ君が一生懸命教えてくれたから、
頑張ったみたいやけど」

「かえって、ストレスがかかるようでしたら、
(パソコンを)持って帰りましょうか?」
と、ヒデ君。

「悪いなぁ、そうしてやって・・・」



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