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社交ダンスを始めるということ 第259話へ


漫画「ROOTS」第3話を公開しました!!

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チョット中休み エッセイvol.58 

東京ワークショップについて

~シンクロナイズ・イン・東京(4)~


前回の続き。

リポーター
「ワークショップについて、
お伺いしたいと思います。
3日連続、違うテーマだった訳ですが、
いかがでしたか?」


ジュンコ先生
「ハイ。
違うとは言え、
つながりの深いテーマを、
メソッド※規定の順序に沿って並べたため、
特に3日間通しで参加された方々にとっては、
ココロとカラダに浸透しやすかったのでは、
と思っています」
(※ジュンコ・メソッドを指す)


ヒデ
「ユニプラも入れて、
4連ちゃんだったある女性、
最終日には、
見た目まで大きく変化を遂げていたので驚きました。
ご本人にも気づきがたくさんあったみたいで、
『ものすごく深いところから、
変わってしまった・・・』 

ある男性も
『連続で受けることが、良い。
忘れにくいし、集中できて効果が出やすい』



リポーター

“強化合宿”みたいな感じですね」


ジュンコ先生
「そうですね。
ただし、連続参加は、
“超・スペシャル”なことであって、
通常は、複数参加も難しいと思われますので、
基本的には
1回の参加で、
何らかの変化・進化につながるように』

という想いで(ワークショップを)組み立てています」


リポーター
「分かりました。
え〜、
先ほどお話にあった、
『つながりの深いテーマを
メソッド規定の順序に沿って並べた』

という部分を、
もう少し砕いて説明をお願いしたいのですが」


ジュンコ先生
「ハイ。
通しテーマは、

チェンジ・ザ・フォーカス

=視点を変えよう


ワタシ的には
視点を変えるための最大のポイントを、
『アウターレッグではなく、
インナーレッグを使う』

ことに置いていました。
コレは
“言うは易し、
行なうは難し”かなりの難関です。
何しろ
『アウターレッグではなく、
インナーレッグを使いなさい』

なんて
『カラダ全体、すべての習慣性を見直し、
しかるべき、変化を実行しなさい』

つまり
『ヒトの2足歩行を学習し直しなさい』
と言っているようなものですから」


リポーター
「では・・・
今回のワークショップで、
ジュンコ先生が伝えたかった“骨”にあたるのは
『アウターレッグではなく、
インナーレッグを使う』

という点であり、
それを学習しやすいように3日間を組み立てたと
理解して良いのでしょうか?」


ジュンコ先生
「ソウですね。
ワークショップについて、
順を追ってお話しますと・・・
1日目は、そのインナーレッグに焦点をあて、
ドコにどう存在するのか?
アウターからインナーに乗り換えるには、
どういう練習が良いのか?
を紹介、ウォーキング実践をしました」


リポーター
「ちょうどブログの記事と
同時進行みたいなカタチで紹介された
アレですね?」
(第2049話〜参照)


ジュンコ先生
「ソウです。
2日目は、
インナーレッグの早期開発には、
ラテン種目が最適という観点から
チャチャチャ・ルンバ・サンバの基礎を見直しました。
インナーレッグを鍛えるには
『まずは、コレだけでOK』
というフィガーに絞りこみ、
各種目30秒で踊れる簡単アマルガメーションを作成、
伝授しました。
3日目は
インナーレッグ使用のダンス、イコール、
音楽表現につながるということを
体感していただくため、
サイドステップ・ブルースと
フォックス・トロットのみを徹底してやりました」


ヒデ
「アレには驚きました。
『サイドステップ・ブルースと
フォックス・トロットだけを、ヤル』

と、事前に聞かされてはいましたが、
正直、どういう展開になるのかなぁと、
気になっていました。
体験して、ビックリ!
ホンマに、サイドステップ・ブルースと
フォックス・トロットだけやん!?(笑)
約4時間もの間、円になってグルグル、
色んな方と組んで、音楽を奏で合う。
随所で、ジュンコ先生の指示が入り、
変化を加えていく・・・
シンプルで、斬新なレッスンでした」


リポーター
「へぇ〜、面白そうですね!」


ヒデ
「はい。
ボクはずっと中に入って一緒に踊っていたのですが
参加者の心境やボディが、

ドンドン良いように変化していくのが、

肌で感じられました」


リポーター
「サイドステップ・ブルースと
フォックス・トロットだけで
むしろ、正解だったと?」


ヒデ
「その通りです。
また、パートナーワークをすることで、
“訓練要素”が、
ぐっと高まった点も良かったと思います。
皆さんから、
『時間の経つのを、スゴく早く感じた』
と言う声がたくさん上がりました。
それに
『音楽をコンナに感じて踊ったことがない』
中には
『生きていて良かった!ありがとう!』
と、ココロから感謝される方も。
よほど、楽しい体験だったのでしょう」


リポーター
「音楽はココロにグッと来るモノがありますものね。
さて、
ジュンコ先生自身は
サイドステップ・ブルースと
フォックス・トロットだけのワークショップを
実際にやってみていかがでしたか?」


ジュンコ先生
「サイドステップ・ブルース、
フォックス・トロットは、
非常に優れた種目です。
音楽(おんらく)体質への道を開くと
確実に開いてくれると同時に
インナーレッグを鍛えることもできる
最高の手法ですからね。
ただし、サイドステップ・ブルース、
フォックス・トロットの活用は
参加者の理解力があってこそ。
『コレはコレで良いけど、
イングリッシュスタイルに
どうつないでいくのですか!?』

という、焦りがあるヒトにとっては、
効き目がグッと落ちてしまう・・・」


リポーター
「今回、ソウいう方は?」


ジュンコ先生
「ソウいった声は目立ってありませんでした。
素晴らしいことであると思いました。
反対に
『フォックス・トロットは、自然な動きですね』
という声が上がったのには、驚きました。
確かにそうであり、だからこそ、
イングリッシュスタイルの基礎訓練になるのですが、
初体験のフォックス・トロットで、
ナチュラルさをカラダで、
感じ取っていただけたことに喜びを感じました」


ヒデ
「あ、そう言えば、
今回、改めて見直したことがあったのですが・・・」


     続く第2057話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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