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チョット中休み エッセイvol.57 

伸張反射で前進しよう

~インナーレッグ使用・・・ちょっと、待ったぁ〜(5)~


インナーレッグ使用を見直すための

3本だてインナーレッグ基礎レッスン

座って行なう「ザ・座(ザ)」
立ってその場で行なう「ザ・立(リツ)」
最後は、
「ザ・歩(ホ)」

ココで大事なのは、

インナーレッグの伸張反射を利用スルということだ。

この辺りのことは、
4741204話にものっているから参考にしてね。


1. ザ・歩 インナーレッグ・ウォーキング

(1)ブーラン・確認
左右どちら側でも良いから、脚を前後に振る。
おっと、待ったぁ。
アシを振ろうと、
モモを上げるとき、注意して。
なにげなーくヤルと、
太ももの筋肉を使っている可能性大。

例えば、左アシを振ろうと、
左アシの太ももを上げる時は、
左アシの大腿骨が骨盤ごと
カラダの中に引き上げられるように操作をすること!
すると、股関節は屈曲、骨盤前傾になる。
アシは垂れ下がり、
ヒザから下はプラーンと脱力・・・となったかな?
OKじゃ、アシを振っていいよ。
ブーラン・ブーラン・・
力まず、アシの重みを利用するように振ること。
カラダの中のみぞおち部分・骨盤が、
揺れていることを確認してね。
分からないってヒトは、触れてみて。
もし揺れていなったら、
揺れるまでトライしてみよう。

(2)伸張・確認
振ったアシをソノまんま一歩前に出す。
左アシを振り、乗り出したなら、
右アシは後ろに残っているかな?
OK
では、後ろに残った
右アシのふとももの裏に触れてみよう。
ここは、ハムストリングスという部位。
少々、力が感じられるかな?
(この時収縮している)
次、
振って、乗り込んだ側の
左アシのそけい部に触れてみて。
くの字に折れた状態で、
骨盤が前傾し、低くかったらOK
だ。
次、
同じく後ろに残った右アシ側の、
みぞおちから骨盤辺りに触れてみて。
伸びた感じがするかな?
伸びているかどうか分からないってヒトは
もう一回アシを振って、
みぞおち辺りから振れているかどうか確認して。
で、やや大きめに一歩踏み出してみよう。
今度は、伸びた感じがする?
OK!
この時、
インナーレッグは、収縮しようとしながらも、
物理的には伸ばされている状態。

コレを
伸張している状態と呼ぶんだ。

(3)伸張反射・確認
上記ポジションで、チョイキープしてから、
後ろに残った側の右アシを床から離してみよう。
カラダの元に寄ってきたかな?
このとき、
伸ばされた、
インナーレッグが縮もうとしてきたってわけ。
このように、
伸ばされた筋肉がもとに戻ろうとする動きを、
伸張反射というんだ。
では、もう一回、みぞおちに手を振れながら、
今寄ってきた右アシを後ろに伸ばしてみて
(体重は乗せ変えないで)
伸びた?
OK
伸びた部位を縮ませてみて。
アシ、寄って来た?
を、数回繰り返し、
伸張反射感覚を拡大して感じる。
アシを交代してやってみよう。

(4)伸張反射・前進
1回いっかい伸張反射を繰り返す感覚をつかみながら、
歩いてみよう。
グィーン、グィーン(伸張反射の音)
バネのように感じる?
重心を前、
つまり胸骨を前方やや上へ運び続けることが大事。
そう、アバラが前、骨盤は後ろ。
自然と、
胸をはり
お腹の中が伸びる感じになればGOOD!
ん?
ルンバ・ウォークみたいだって?
その通り!
全種目中で一番、インナーレッグの
伸張反射による重心移動が分かり良いのは
ルンバなんよ。
(ただし、本格ルンバウォークには、
骨盤のローテーションがもっと必要だが)
さて、
NGは
床を蹴る
サポーティングフットを使う

要は歩いていて
「カラダの中の感覚?そんなもん、ないよ」
がヤバイってこと。
練習を続けていくうちに
バネを使っての、
スピードもコントロールできる感覚が、
分かっているだろう。
「溜めて一気に」は、
タンゴ、速いルンバウォークに活かされる。
「ゆっくり切れ目なく」は、
ワルツ、スロー・フォックストロットなど・・
と、ココまででも結構、難関でも、後退はもっと難関かな。

次回
後退をジックリ見直そう。


     続く第2052話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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