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快刀乱麻クリニック

ゾーン2呼吸 吸う!

~カップル・ダンスのハーモニーとは?~


2072話の続きだよ。

ゾーン2呼吸におけるネライを、

3つの観点から整理していきましょ。


1. 美的・シルエット面

「この呼吸法で、アナタもダンス・ボディになれる! 」

胸郭(きょうかく)がボリュームアップ。
胸板が厚くなる。
しかも、筋肉で作っている恒常的な(=いつも変わらない)
ボリュームではなく、
「ソノ気になれば、
(“気”がアバラ間に挿入されれば)膨らむ構造」

であるため、
ゴツさや、厳つさ(いかつさ)がなく、
オーラ幅が増したような、存在感が出てくる。
アバラの前面または背面だけではなく
全体的にボンって膨らむため、見た目、
バランスも非常にGODD
なにより、
スタンダード・ホールドが“サマ”になる
・・・コレが一番うれしいかも。


2. 健康面

「この呼吸法で、アナタも体内・酸欠状態から脱出!」
呼吸法と言えば「吐くこと、重視」の傾向があるけれど、
吸うことも吐くと同様
イヤ、ヒトによっては
吐くことよりも重要だろうね。
空気の悪い“都会”に住んいでる方々は特に要注意だ。
カラダが、
「悪い気を吸い込んじゃダメだ」
とばかりに、過敏になり、
最小限の“吸う”しかできていないケースが
非常に多いようなのだ。
時折、
意識的に空気のキレイな場所に行くことを、
強くオススメする。
カラダ中の細胞が大喜びで、呼吸し始めるだろうから、ね。


3. ダンスのリード&フォロー、シンクロ面

「この呼吸法で、アナタもダンス・シンクロができる!」
ワタクシ
ゾーン1呼吸の時と同様、
このゾーン2呼吸アクションも、
レッスンのときに多用している。
どんなときにしているか説明しよう。
主に女性と組むシーンで、
一緒に踊る相手(生徒サン)の
ボディが落ちてしまって重い時
床に足元プレスして、力んでいる時
スイングがかからない時

また、男性と組むシーンでは
ホールドに広がりがない時
右ヒジが落ちている時
ボディが落っこちている時・・

つまりは
自分と相手との間に、

高さ基準線のシンクロがない状態の時、

もっと言えば、
(スタン・ラテンとも)

スタートを切るに

ふさわしいシンクロがない状態
の時、

相手サンには、ナニも言わずに
自分自身が、ゾーン2呼吸アクションを行なって、

アバラをボボーン!!膨張させるんだ。

これが結果、
相手に対する“リード・導き”になるんだ。
つまり、
ゾーン2呼吸アクションが相手に伝染して、
相手サンの
高さ基準線がアップ
その結果、
カラダが持ち上がり
“胸から足”状態になり
ホールドがワイドになり
スイングがかかるようになり
スタートを切れる・・

そのとき、実際に息を“吸う”をやることは、
あまりないが、伝染はモチ可能だ。

さぁ、今の段階でどれだけできるか試してみようか。
二人組になり、
これからルンバを踊りましょってな感じで、
片手をつないで、
それぞれがゾーン2呼吸をする。
正しくできていれば・・・・
「あ、相手に伝わった!」
「相手が膨張した!」
「高くなった!」

を体験できるだろう。

また、スタンダードのホールドをして
お互いワザとリラックスし、ボディを落としておく。
そこから
それぞれがゾーン2呼吸をする。
と・・・
「わあ、ボディが広がって大きくなってきた!」
「ホールドが上がった!
「高くなった!」

ナァンて心地よさを体験できるぞ。
ウハウハ


     続く第2076話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.442~出席に○~
 
vol.441の続き。

それにしても、驚いた。
指定された“お葬式”の時間は、ポッカリ、予定が空いていた。
ホントウに珍しいことだった。
あぁ、これは
「お葬式に行きなさい」
ということなのだろうと、観念(かんねん)・・・

イヤ、待てよ。
「仕事で行けない」
ということだって、可能だ。
父も “ダメもと”で電話してきた感じではあった。
が、
ひょっとしたら、行ってくれるのではないか
という想いも多分にあったはず。

「本来なら、
お父さんたちが行くのが筋(すじ)だが、無理なんだ。
お母さん、このところ、ずっと微熱が続いていて・・・」

ワタシは、半分、聞いていた
半分の頭で、考えごとをしていた。

どうしよう?
受けるべきか?
断わるべきか?

「ヒデ君と相談するわ」
一旦、電話を切った。
「そうか、じゃ、頼むわ・・・」
耳から話した受話器の奥で、父が拝むような声を出していた。

早朝、家族会議。
お葬式は明日。
ヒデ君のユニフォロをミキヒコサンにお願いできれば、
他に出席辞退の物理的理由はナイ。
が、果たして
お葬式に出る必要はあるのか・・・
出れば、
父と母の気持ちは満たされる。
義理を通すことができる。
ヒロコも、喜ぶに違いない。

一番、引っかかるのは、義理を通すという部分だ。
ソレは、義理、なのか?
父と母のエゴではないのか?
ダメだ。
コッチの方に気持ちを向けると、
とんでもないことになりそうだ、と
ブレーキを引いた。
今、考えることではナイ・・・

と、ヒデ君がさりげなく言った。
「車で送って行くよ。
オレは出てもしゃーないやろ?
ジュンコの、お姉さんの、
ダンナさんのお母さん
・・・ほとんど、アカの他人でしょ」

「ワタシも同じようなもんよ。
お姉ちゃんの結納と結婚式のときに顔を合わせたきり。
でも、お葬式って、ソウいうものなのかもね」

「???」

「アカの他人のような親族が集まる、一つのイベント。
ソレにはソレの意味がアルのかも」

二人で出席すると、決めた。

父に連絡。
電話の向こうで歓喜の声があがった。
「そうか!!
忙しいのに、二人で、行ってくれるのか!!
それは、ありがとう!!」
そばにいる、母に報告している様子。

そして、
「お父さん、うれしくて、涙が出そうだ」
ホントウに泣いているようだった。



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