2012.07.13 (第1998話)ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る ~スタンダード的スウェイ~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第255話へ
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第2回東京ワークショップは全日程が満員となりましたので、
受付を終了させていただきます。
たくさんのお申し込みありがとうございました!
(キャンセル待ちは受け付けております)
東京ユニプラは受付中です!!
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
スタンダード的スウェイ
~踊れるカラダのコーディネート力~
エクササイズ B・I・C
ポーズ4“スウェイ”
続いて、
スタンダード的スウェイ
足を肩幅よりやや広くし、体重は両足に。
両手の小指側ヘリをそけい部にあて “コマネチ・ポーズ”
カラダの中を感じながら、
ソノ部位を上げたり下げたりする。
左手を下ろしながら、
右手を上げていく(左スウェイ)
右手を下ろしながら、
左手を上げていく(右スウェイ)・・を繰り返す。
わざと、
カラダの中の小さい範囲で行なうのがポイント。
パッと見たところ、
外からは、
どこも動いていないような感じが目指すところだ。
アバラの傾きはまだ、
骨盤、ソレから下、膝(ひざ)も、
動いていない、ならOK
ひたすら、カラダの中を感じる。
非常にかすかな動きを捉えるようになること・・・
と、ココまでは、
ラテン的スウェイとスタンダード的スウェイ
も同じだったね。
この先、二手に分かれる。
今回はスタンダード的スウェイだ。
ラテン的スウェイと決定的に違うところは
背骨の意識を最優先するコトだ。
ただし、背骨を固めるのではモチ、ない。
頭蓋骨がくっついてる頚椎(けいつい)
アバラがくっついてる胸椎(きょうつい)
骨盤がくっついてる腰椎(ようつい)
の動きをそれぞれ、制御、管理することが大事なんだ。
どうすれば制御、管理できるか?
まずは、動きを見張ること、だ。
「まだ、動くときではないのに」
「ソッチが動く方向ではないのに」
「動くタイミングがバラバラに」
つられて動いちゃった・・・がないように、見張るんだ。
OK?
では、進んでいくよ。
上記のかすかな動きから、
手の動きズラし加減を大きくしていこう。
すると、
左手を下ろしながら、
右手を上げていったときは、右方に
右手を下ろしながら、
左手を上げていったときは、左方に
と、カラダが回り始めるだろう。
このとき、注意するべきは
背骨の一部である頚椎を意識し、
頭部も一緒に回すこと。
目のチカラを抜いて、
ゆっくりジックリ様子を見ながら、感じながら・・・
このとき、
まだアバラの動きは、わざとできるだけ止めること。
動いても、
最小限の動きにとどめておくことがポイントだ。
肩周辺も観察しよう。
鎖骨アタリが動きに加わると今はヤバい。
カラダ内部のゆるみ、ほぐれ度
背骨の動きとアバラの動きを
分けて感じることができたというわけ。
骨盤はまだ、動かないように。
次、
手の動きを大きくしていこう。
それに連れ、
アバラの運動が大きくなっていく感じがすれば良い。
ただし、
まだ、骨盤、ヒザは動かさないようにする。
では、
さらに、手の動きを大きくしていこう。
左手を下ろしながら、右手を上げていき、
左手で右のモモの内側あたりに触れる。
右手は右脇の下アタリまで上げる。
また
右手を下しながら、左手を上げていき、
右手で左のモモの内側あたりに触れる。
左手は左脇の下アタリまで上げる。
で、やっと骨盤・ひざが動き出す。
もし、動きにくいようなら、もう少し足幅を広げてみてね。
体重を乗せ変えてみよう。
左手を下ろしながら、右手を上げていき、
左手で右のヒザの内側あたりに触れる。
右手は右脇の下アタリまで上げる。
キツイ、左スウェイだ。
コノときは、右体重。
右手を下しながら、左手を上げていき、
右手で左のヒザの内側あたりに触れる。
左手は左脇の下アタリまで上げる。
キツイ、右スウェイ。
コノときは、左体重だ。
足先まで、連動したかな?
左スウェイの時は
左側の脚部が伸び、
左親指側ポイント、かかとアップするまで。
右スウェイの時は
右側の脚部が伸び、
右親指側ポイント、かかとアップするまで。
ようやく、ココから決めポーズに入るよ。
左スウェイの方から
左腕を右足の方向へ、右腕を斜め後ろへ伸ばしていく。
グッーっとね。
ソレに連動して、頭部も引っぱりあげつつ、右回転。
ココで決めポーズ。
さぁさぁ、
できたかな?
骨盤は、くだけていないかな?
微妙な背骨の角度は取れている?
頭の位置は床にまっすぐではナイね?
(この辺り難しい!)
上手くコーディネートできているかな?
何より、背骨の意識はあるかな?
自分のシルエットが“読める”かなぁ?
ん?
骨盤は正面から右方へ向こうとしている感じで、
頭、アバラは左方に向こうとしている感じだって?
ソレで良いんだよ。
右側そけい部は突っ張った感じ
左側そけい部は屈曲しているけど、良いのかな?
おお!
いい感じで大きなポージングができたんだね!合格!
んじゃ、さかさまもやってみよう。
右スウェイの方から
右腕を左足の方向へ、左腕を斜め後ろへ伸ばしていく。
グッーっと。
ソレに連動して、頭部も引っぱりあげつつ、左回転。
ココで決めポーズ。
コレが男性の
オーバスウェイ
スローアウェイ・オーバスウェイの基本なんだ。
ハァ~、大変。
ついて来れたかな?
今回紹介する全ポーズの中で一番、神経を使うモンなんだ。
慣れるまでは、先生側チェックが必要かもね。
続く第1999話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.402 ~なみはや・夏全~
実は、先日、
夏全(夏の全日本戦)も観に行った。
なみはやドーム。
用事があったため、ラテンの1次予選の途中で退出・・・
ホンのわずかな時間しか観ることができなかったが。
お目当てのカップルにも、会うことができた。
ヒデ君、ミキヒコサンも一緒だった。
ミキヒコサンにとっては初めての学連競技会。
感想を尋ねた。
「面白い」
ややおいて
「色んな踊りがあるねぇ」
「レベルも意外にマチマチやね」
「もっと、音楽が聴こえないのかと思ったけど、ソウでもないね」
2階の一般席からの観戦。
確かに、いろんなものが、見えた。
感想は・・・
ある部分のテクニックは大変向上している。
フィガーの難易度
シルエット
ボディ・アクション・・
が、
「ウーン・・・」な面も否めない。
それは前回の
テレビ放映で観たフォーメーションと基本的に同じだ。
いや、フォーメーションほどではないが、
「“呼吸”をしていないような動き」
「リキミによる、ストップ&ゴーを繰り返す動き」
が、やはり気になった。
また“移動量”が多い。
チャチャチャ、サンバは
徒競走に見える。
音楽の表現が、希薄。
ヒデ君がポロリ、言った。
「なぁんか、遅いなぁ」
チャチャチャを観ているときだった。
遅い・・・的を得た言葉だ。
シャープにしようと、リキんでいるため
実際のスピードは、遅くなるのだ。
ただし、これらは、
わずかな時間の中で、受けた印象。
決勝戦まで観戦できたなら、
また違う感覚を得たかもしれない。
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スタンダード的スウェイ
~踊れるカラダのコーディネート力~
エクササイズ B・I・C
ポーズ4“スウェイ”
続いて、
スタンダード的スウェイ
足を肩幅よりやや広くし、体重は両足に。
両手の小指側ヘリをそけい部にあて “コマネチ・ポーズ”
カラダの中を感じながら、
ソノ部位を上げたり下げたりする。
左手を下ろしながら、
右手を上げていく(左スウェイ)
右手を下ろしながら、
左手を上げていく(右スウェイ)・・を繰り返す。
わざと、
カラダの中の小さい範囲で行なうのがポイント。
パッと見たところ、
外からは、
どこも動いていないような感じが目指すところだ。
アバラの傾きはまだ、
骨盤、ソレから下、膝(ひざ)も、
動いていない、ならOK
ひたすら、カラダの中を感じる。
非常にかすかな動きを捉えるようになること・・・
と、ココまでは、
ラテン的スウェイとスタンダード的スウェイ
も同じだったね。
この先、二手に分かれる。
今回はスタンダード的スウェイだ。
ラテン的スウェイと決定的に違うところは
背骨の意識を最優先するコトだ。
ただし、背骨を固めるのではモチ、ない。
頭蓋骨がくっついてる頚椎(けいつい)
アバラがくっついてる胸椎(きょうつい)
骨盤がくっついてる腰椎(ようつい)
の動きをそれぞれ、制御、管理することが大事なんだ。
どうすれば制御、管理できるか?
まずは、動きを見張ること、だ。
「まだ、動くときではないのに」
「ソッチが動く方向ではないのに」
「動くタイミングがバラバラに」
つられて動いちゃった・・・がないように、見張るんだ。
OK?
では、進んでいくよ。
上記のかすかな動きから、
手の動きズラし加減を大きくしていこう。
すると、
左手を下ろしながら、
右手を上げていったときは、右方に
右手を下ろしながら、
左手を上げていったときは、左方に
と、カラダが回り始めるだろう。
このとき、注意するべきは
背骨の一部である頚椎を意識し、
頭部も一緒に回すこと。
目のチカラを抜いて、
ゆっくりジックリ様子を見ながら、感じながら・・・
このとき、
まだアバラの動きは、わざとできるだけ止めること。
動いても、
最小限の動きにとどめておくことがポイントだ。
肩周辺も観察しよう。
鎖骨アタリが動きに加わると今はヤバい。
カラダ内部のゆるみ、ほぐれ度
背骨の動きとアバラの動きを
分けて感じることができたというわけ。
骨盤はまだ、動かないように。
次、
手の動きを大きくしていこう。
それに連れ、
アバラの運動が大きくなっていく感じがすれば良い。
ただし、
まだ、骨盤、ヒザは動かさないようにする。
では、
さらに、手の動きを大きくしていこう。
左手を下ろしながら、右手を上げていき、
左手で右のモモの内側あたりに触れる。
右手は右脇の下アタリまで上げる。
また
右手を下しながら、左手を上げていき、
右手で左のモモの内側あたりに触れる。
左手は左脇の下アタリまで上げる。
で、やっと骨盤・ひざが動き出す。
もし、動きにくいようなら、もう少し足幅を広げてみてね。
体重を乗せ変えてみよう。
左手を下ろしながら、右手を上げていき、
左手で右のヒザの内側あたりに触れる。
右手は右脇の下アタリまで上げる。
キツイ、左スウェイだ。
コノときは、右体重。
右手を下しながら、左手を上げていき、
右手で左のヒザの内側あたりに触れる。
左手は左脇の下アタリまで上げる。
キツイ、右スウェイ。
コノときは、左体重だ。
足先まで、連動したかな?
左スウェイの時は
左側の脚部が伸び、
左親指側ポイント、かかとアップするまで。
右スウェイの時は
右側の脚部が伸び、
右親指側ポイント、かかとアップするまで。
ようやく、ココから決めポーズに入るよ。
左スウェイの方から
左腕を右足の方向へ、右腕を斜め後ろへ伸ばしていく。
グッーっとね。
ソレに連動して、頭部も引っぱりあげつつ、右回転。
ココで決めポーズ。
さぁさぁ、
できたかな?
骨盤は、くだけていないかな?
微妙な背骨の角度は取れている?
頭の位置は床にまっすぐではナイね?
(この辺り難しい!)
上手くコーディネートできているかな?
何より、背骨の意識はあるかな?
自分のシルエットが“読める”かなぁ?
ん?
骨盤は正面から右方へ向こうとしている感じで、
頭、アバラは左方に向こうとしている感じだって?
ソレで良いんだよ。
右側そけい部は突っ張った感じ
左側そけい部は屈曲しているけど、良いのかな?
おお!
いい感じで大きなポージングができたんだね!合格!
んじゃ、さかさまもやってみよう。
右スウェイの方から
右腕を左足の方向へ、左腕を斜め後ろへ伸ばしていく。
グッーっと。
ソレに連動して、頭部も引っぱりあげつつ、左回転。
ココで決めポーズ。
コレが男性の
オーバスウェイ
スローアウェイ・オーバスウェイの基本なんだ。
ハァ~、大変。
ついて来れたかな?
今回紹介する全ポーズの中で一番、神経を使うモンなんだ。
慣れるまでは、先生側チェックが必要かもね。
続く第1999話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.402 ~なみはや・夏全~
実は、先日、
夏全(夏の全日本戦)も観に行った。
なみはやドーム。
用事があったため、ラテンの1次予選の途中で退出・・・
ホンのわずかな時間しか観ることができなかったが。
お目当てのカップルにも、会うことができた。
ヒデ君、ミキヒコサンも一緒だった。
ミキヒコサンにとっては初めての学連競技会。
感想を尋ねた。
「面白い」
ややおいて
「色んな踊りがあるねぇ」
「レベルも意外にマチマチやね」
「もっと、音楽が聴こえないのかと思ったけど、ソウでもないね」
2階の一般席からの観戦。
確かに、いろんなものが、見えた。
感想は・・・
ある部分のテクニックは大変向上している。
フィガーの難易度
シルエット
ボディ・アクション・・
が、
「ウーン・・・」な面も否めない。
それは前回の
テレビ放映で観たフォーメーションと基本的に同じだ。
いや、フォーメーションほどではないが、
「“呼吸”をしていないような動き」
「リキミによる、ストップ&ゴーを繰り返す動き」
が、やはり気になった。
また“移動量”が多い。
チャチャチャ、サンバは
徒競走に見える。
音楽の表現が、希薄。
ヒデ君がポロリ、言った。
「なぁんか、遅いなぁ」
チャチャチャを観ているときだった。
遅い・・・的を得た言葉だ。
シャープにしようと、リキんでいるため
実際のスピードは、遅くなるのだ。
ただし、これらは、
わずかな時間の中で、受けた印象。
決勝戦まで観戦できたなら、
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