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社交ダンスを始めるということ 第255話へ


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第2回東京ワークショップは全日程が満員となりましたので、
受付を終了させていただきます。
たくさんのお申し込みありがとうございました!
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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

ラテン的スウェイ

~踊れるカラダのコーディネート力~


エクササイズ B・I・C

ポーズ4“スウェイ”

ポーズ4は大きく2種あるのが特徴だ。

ラテン的スウェイ

スタンダード的スウェイ

両者の違いをカラダで感じながらトライして欲しい。
また、
決めポーズに到るまでの、アプローチ部分が重要なんで、
やや長い行程だが、ついてきて欲しい。

では、やってみよう。
(最初の部分は、実は第1909話と一緒。参考までに)

足を肩幅よりやや広くし、体重は両足に。 
(コレより歩幅、爪先の向きはその都度加減してOK)
両手の小指側ヘリをそけい部にあてる。
(“コマネチ・ポーズ”と言ったらわかるかな?)
カラダの中を感じながら、
ソノ部位を上げたり下げたりする。
左手を下ろしながら、
右手を上げていく(左スウェイ)
右手を下ろしながら、
左手を上げていく(右スウェイ)・・を繰り返す。
わざと、
カラダの中の小さい範囲で行なうのがポイントだ。
外からはどこも動いていないような感じが目指すところ。
見えないカラダの中が、

アイソレーション(分離)できている証拠だからだ。

チェックしよう。

勝手にアバラが傾いたり、
骨盤、ソレから下、膝(ひざ)も、動いていない、ね?
ひたすら、カラダの中を感じる。
くちゃくちゃ動いているかな?
カラダが適度に締まっている感覚がアルかな?

と、ココまでは、

ラテン的スウェイ

スタンダード的スウェイ

も同じだ。

この先、二手に分かれる。
まずは

ラテン的スウェイだ。

手の動きを大きくする。
左手を下ろしながら、右手を上げていったときは、右方に
右手を下ろしながら、左手を上げていったときは、左方に
ただし、背骨は同じところにキープ。
頭も同じくキープ。
動かさないようにするんだ。
すると、
カラダの中の軸のようなものの、回りを
アバラが回旋している感じがつかめるだろう。
ただし、コノ時点では、
アバラの動きは、わざとできるだけ止めることがポイントだ。
動いても、最小限の動きにとどめておくこと。
アバラの屈曲(サイドの傾き)が感じられナイ程度にすることだ。

手の動きをさらに大きくズラしていこう。
左手を下ろしながら、右手を上げていき、
左手で右のモモの内側あたりに触れる。
右手は右脇の下アタリまで上げる。
また、
右手を下しながら、左手を上げていき、
右手で左のモモの内側あたりに触れる。
左手は左脇の下アタリまで上げる。
カラダの中がクロスに動いているのが分かるだろう。

アバラの運動も大きくなっているね。

骨盤、ヒザはできるだけ、動かさないようにする。
さらに、手の動き、ズラし加減を大きくしていこう。
で、

骨盤・ひざにもしっかりと連動。

動きに合わせて足幅はさらに広げて良し。
爪先の向きも加減して良い。

体重を乗せ変えてみよう。
左手を下ろしながら、右手を上げていき、
左手で右のヒザの内側あたりに触れる。
右手は右脇の下アタリまで上げる。
キツイ、左スウェイだ。
コノときは、右体重。
右手を下しながら、左手を上げていき、
右手で左のヒザの内側あたりに触れる。
左手は左脇の下アタリまで上げる。
キツイ、右スウェイ。

足先まで、連動したかな?

左スウェイの時は
左側の脚部が伸び、左親指側ポイント、
かかとアップするまで。
左側骨盤の上が縮んでいるか確認
右スウェイの時は
右側の脚部が伸び、右親指側ポイント、
かかとアップするまで。
右側骨盤の上が縮んでいるか確認

ハーイ、ココから決めポーズに入るよ。
左スウェイの方から
左腕を前方へ、右腕を横へ伸ばしていく。
グッーっとね。
ソレに連動して、頭部も引っぱりあげる。
ココで決めポーズ。
ポーズになっても、
左サイドが縮んでいる
右サイドが伸びている
となっているコトがキモ。
できたら反対をヤル。

このポーズって、
ラテン的ポーズのクラシック(古典)であり、
基本でもあるんだな。
だもんで、慣れたら、ポース変化してみたら良いよ。

ポーズ変化その1
例えば、左スウェイから左腕を前方へ、
右腕を横から上へ上げる。
頭部は上へ

ポーズ変化その2
上記より発展させ、右脚ヒザを伸ばす。
アバラを右に回旋。
左足つま先ポイント。

他にも
まだまだアリそうでしょ。
マァイヤ
カラダの中から生まれた縦横無尽のスウェイが
ラテンポーズの基本な訳ね・・・

あぁっ
ラテン的スウェイ
だけで、時間が尽きてしまった・・・

スタンダード的スウェイは、次回!


     続く第1998話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.401 ~ウーン・・・な、フォーメーション~
 
前回の続きだ。

学連フォーメーション競技会の様子をテレビで観ていて
ワタシは、カラダの異変に気づいた。
硬直している!?
肩にチカラが入り、息がしにくい状態なのだ。
胸もザワザワしてきた。

と、その時
一緒に観ていたヒデ君が、ボソッと言った。
「なんや、肩、コッテくるなぁ」
一緒だ。

画面では、某大学のラテン・フォーメーションの真っ最中。
成績は良かったようだが、
「ウーン・・・」

ただし、その大学だけではない。
ほぼすべての大学が、
「ウーン・・・」なのだ。
思うに、スタンダードよりもラテンの方が
「ウーン・・・」だ。

「ウーン・・・」の理由
“気”が感じられない。
“気”は、
気配の“気”でもあるし
空気の“気”でもある。
厳しい言葉になるが
「“呼吸”をしていないような動き」
「リキミによる、ストップ&ゴーを繰り返す動き」
に終始している。

呼吸は“伝染”する。
リキミも同じく“伝染”する。
だから、
観ているものも
息が詰まってくるし、
リキんできてしまう・・・
とは言え、
すべてのヒトに伝染するわけではないのだが。

決めるところはビシッと決め、
ラインをカタチとして
揃えなければならないフォーメーション。
皆の“表情”まで、同じだ。
一様に、
楽しそう
元気いっぱい・・
だが、それらは ホントウの表情だろうか。



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