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社交ダンスを始めるということ 第252話へ


ジュンコ先生の教室のホームページ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

3つのボディ

~踊れるカラダのコーディネート力~


ジュンコ先生とQさんの対談、
最後は、

骨盤両股関節の分離と正しい配置について


ジュンコ先生
「今回は、
骨盤、股関節辺りを
ゆるめつつ鍛えるエクササイズを後で紹介するわ」



「うれしい!
実は、私、股関節がスゴく硬いので、
気になっています。
開脚とか、スゴく痛いし・・・」


ジュンコ先生
「大丈夫。
ダンスに、まず、必要なのは、
完全開脚できるような柔軟性ではないからね。

分離感覚の方が大事なのよ」



「分離感覚、ですか?」


ジュンコ先生
「ソウ、分けて認識するの。

骨盤と股関節を分けて認知する。

そして、感じる。
例えば、
股関節を動かそうとするのではなく感じるの。
存在していることを認識するの。
カラダが柔軟でも
感じていなかったり、認識していなかったら、
ソレはまだまだ“使えない”
カラダ自体はそれほど、柔軟じゃなくても、
意識のボディがゆるんでいたら、
カラダの各部位を感じる事ができるわ。
そうすれば、カラダは結構柔らかく動かせるし、
やがては、
肉体の方も柔らかくなってくるケースが多いわ」



「あの、意識のボディ・・・ソレって?」


ジュンコ先生
「文字通り、意識が作っているボディよ。

意識といっても潜在意識だけどね。

ボディには

肉体のボディ

・・・実体のカラダのことね
それに後、2つのボディをもっているものなの。

潜在意識の作っているボディ

エネルギーのボディ

大事なのは
意識の作っている、ボディとエネルギーのボディ
肉体のボディはそれらには叶わない」



「ヒヤァ、突然、
話がついていけなくなりました(笑)」


ジュンコ先生
「要は

人間は3つのボディを持っているということね。

股関節の話でいうと
たとえ、肉体ボディの股関節は硬くてNGでも、
意識のボディ上での股関節がしっかりしていれば、
ソコにエネルギーが流れ、
エネルギー・ボディとしての股関節は優秀なものとなる。
それ2つのボディを上手く使えていれば、
やがては、
肉体ボディも影響を受けることができるのよ」



「なんだかまだよく分からないのですが、
エクササイズをやってみると、分かってきますか?」


ジュンコ先生
「そうね。
ソコで説明しましょう」


次回からいよいよ
快刀乱麻クリニック院長 ジュンコ先生発案の

カラダの主要内部パーツを分離

そして

コーディネートするエクササイズ登場だよ。


     続く第1980話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.392 ~カタチを作らずしてカタチになるように、指導する~
 
前回の続き。

「新入生の教え方を見直してみよう」

1つ目
「ホールド(主にスタンダードのフレーム)
ポイズ(踊るときの姿勢)
を“カタチ”から教えている、
または “カタチ”のみを重視していないか?」
について、取り上げてみたい。

ワタシが新入生だった頃
ホールド&ポイズを
カタチから教わり
そのカタチを美しくキープすることを教わった。
そう教わることになんの疑問も感じていなかった。
「新人戦で勝つためには
奇麗で崩れないがホールド&ポイズが必須だ」
と先輩が言えば
そんなものなのかと、思った。
果たして、
実際、ソウだった。
新人戦のみならず、どの競技会も
ホールド&ポイズがダンスの優劣の基準のようだった。
どんなに踊っても奇麗で崩れない
ホールド&ポイズを有しているカップルが、勝者。
ゆるんで、張りのないホールド&ポイズのカップルが、
勝ち残ることはなかった・・・

さて、
誤解のないように言っておこう。
ワタシは、
奇麗で崩れないホールド&ポイズが良くないとは思ってない。
ホールド&ポイズが、
競技ダンスの優劣の基準であってもOKなのだ。
競技会は、見た目のカタチ重視・・・ソレでかまわない。
大事なのは、
そのカタチの作り方であり、見た目、キープのやり方だ。

伝えたいのは、
新入生に、ホールド・ポイズを教える時
「カタチを外側から安易に作らせるな」
ということだ。
「即効、結果を出すために・・・」
という理由で、
ガチッと決めさせ、まんま固めさせるのは、論外。
絶対、ダメだ。
弊害(へいがい)があまりにもたくさんあるからだ。
感受力を失ってしまうのもその一つ。
結果、
ダンスを通して習うべき最も重要なモロモロを
学べずじまいになってしまうから。
冗談ではなく、
「中身のナイ、カタチだけの人間」
になってしまう恐れだってあることを知って欲しい。

カタチを作らずしてカタチになるように、指導する・・・
つまり、
動きからカタチ作る
エネルギーからカタチ作る
そしてまた、
それら(動きやエネルギー)によって、カタチをキープする
こういったテクニックを、先輩がホンキで学び、
新入生の頃から根気よく、教えていくべきだと思う。



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