2012.06.24 (第1979話)ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る ~3つのボディ~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第252話へ
ジュンコ先生の教室のホームページ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
3つのボディ
~踊れるカラダのコーディネート力~
ジュンコ先生とQさんの対談、
最後は、
骨盤と両股関節の分離と正しい配置について
ジュンコ先生
「今回は、
骨盤、股関節辺りを
ゆるめつつ鍛えるエクササイズを後で紹介するわ」
Q
「うれしい!
実は、私、股関節がスゴく硬いので、
気になっています。
開脚とか、スゴく痛いし・・・」
ジュンコ先生
「大丈夫。
ダンスに、まず、必要なのは、
完全開脚できるような柔軟性ではないからね。
分離感覚の方が大事なのよ」
Q
「分離感覚、ですか?」
ジュンコ先生
「ソウ、分けて認識するの。
骨盤と股関節を分けて認知する。
そして、感じる。
例えば、
股関節を動かそうとするのではなく感じるの。
存在していることを認識するの。
カラダが柔軟でも
感じていなかったり、認識していなかったら、
ソレはまだまだ“使えない”
カラダ自体はそれほど、柔軟じゃなくても、
意識のボディがゆるんでいたら、
カラダの各部位を感じる事ができるわ。
そうすれば、カラダは結構柔らかく動かせるし、
やがては、
肉体の方も柔らかくなってくるケースが多いわ」
Q
「あの、意識のボディ・・・ソレって?」
ジュンコ先生
「文字通り、意識が作っているボディよ。
意識といっても潜在意識だけどね。
ボディには
肉体のボディ
・・・実体のカラダのことね
それに後、2つのボディをもっているものなの。
潜在意識の作っているボディと
エネルギーのボディ
大事なのは
意識の作っている、ボディとエネルギーのボディ
肉体のボディはそれらには叶わない」
Q
「ヒヤァ、突然、
話がついていけなくなりました(笑)」
ジュンコ先生
「要は
人間は3つのボディを持っているということね。
股関節の話でいうと
たとえ、肉体ボディの股関節は硬くてNGでも、
意識のボディ上での股関節がしっかりしていれば、
ソコにエネルギーが流れ、
エネルギー・ボディとしての股関節は優秀なものとなる。
それ2つのボディを上手く使えていれば、
やがては、
肉体ボディも影響を受けることができるのよ」
Q
「なんだかまだよく分からないのですが、
エクササイズをやってみると、分かってきますか?」
ジュンコ先生
「そうね。
ソコで説明しましょう」
次回からいよいよ
快刀乱麻クリニック院長 ジュンコ先生発案の
カラダの主要内部パーツを分離
そして
コーディネートするエクササイズ登場だよ。
続く第1980話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.392 ~カタチを作らずしてカタチになるように、指導する~
前回の続き。
「新入生の教え方を見直してみよう」
1つ目
「ホールド(主にスタンダードのフレーム)
ポイズ(踊るときの姿勢)
を“カタチ”から教えている、
または “カタチ”のみを重視していないか?」
について、取り上げてみたい。
ワタシが新入生だった頃
ホールド&ポイズを
カタチから教わり
そのカタチを美しくキープすることを教わった。
そう教わることになんの疑問も感じていなかった。
「新人戦で勝つためには
奇麗で崩れないがホールド&ポイズが必須だ」
と先輩が言えば
そんなものなのかと、思った。
果たして、
実際、ソウだった。
新人戦のみならず、どの競技会も
ホールド&ポイズがダンスの優劣の基準のようだった。
どんなに踊っても奇麗で崩れない
ホールド&ポイズを有しているカップルが、勝者。
ゆるんで、張りのないホールド&ポイズのカップルが、
勝ち残ることはなかった・・・
さて、
誤解のないように言っておこう。
ワタシは、
奇麗で崩れないホールド&ポイズが良くないとは思ってない。
ホールド&ポイズが、
競技ダンスの優劣の基準であってもOKなのだ。
競技会は、見た目のカタチ重視・・・ソレでかまわない。
大事なのは、
そのカタチの作り方であり、見た目、キープのやり方だ。
伝えたいのは、
新入生に、ホールド・ポイズを教える時
「カタチを外側から安易に作らせるな」
ということだ。
「即効、結果を出すために・・・」
という理由で、
ガチッと決めさせ、まんま固めさせるのは、論外。
絶対、ダメだ。
弊害(へいがい)があまりにもたくさんあるからだ。
感受力を失ってしまうのもその一つ。
結果、
ダンスを通して習うべき最も重要なモロモロを
学べずじまいになってしまうから。
冗談ではなく、
「中身のナイ、カタチだけの人間」
になってしまう恐れだってあることを知って欲しい。
カタチを作らずしてカタチになるように、指導する・・・
つまり、
動きからカタチ作る
エネルギーからカタチ作る
そしてまた、
それら(動きやエネルギー)によって、カタチをキープする
こういったテクニックを、先輩がホンキで学び、
新入生の頃から根気よく、教えていくべきだと思う。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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骨盤、股関節辺りを
ゆるめつつ鍛えるエクササイズを後で紹介するわ」
Q
「うれしい!
実は、私、股関節がスゴく硬いので、
気になっています。
開脚とか、スゴく痛いし・・・」
ジュンコ先生
「大丈夫。
ダンスに、まず、必要なのは、
完全開脚できるような柔軟性ではないからね。
分離感覚の方が大事なのよ」
Q
「分離感覚、ですか?」
ジュンコ先生
「ソウ、分けて認識するの。
骨盤と股関節を分けて認知する。
そして、感じる。
例えば、
股関節を動かそうとするのではなく感じるの。
存在していることを認識するの。
カラダが柔軟でも
感じていなかったり、認識していなかったら、
ソレはまだまだ“使えない”
カラダ自体はそれほど、柔軟じゃなくても、
意識のボディがゆるんでいたら、
カラダの各部位を感じる事ができるわ。
そうすれば、カラダは結構柔らかく動かせるし、
やがては、
肉体の方も柔らかくなってくるケースが多いわ」
Q
「あの、意識のボディ・・・ソレって?」
ジュンコ先生
「文字通り、意識が作っているボディよ。
意識といっても潜在意識だけどね。
ボディには
肉体のボディ
・・・実体のカラダのことね
それに後、2つのボディをもっているものなの。
潜在意識の作っているボディと
エネルギーのボディ
大事なのは
意識の作っている、ボディとエネルギーのボディ
肉体のボディはそれらには叶わない」
Q
「ヒヤァ、突然、
話がついていけなくなりました(笑)」
ジュンコ先生
「要は
人間は3つのボディを持っているということね。
股関節の話でいうと
たとえ、肉体ボディの股関節は硬くてNGでも、
意識のボディ上での股関節がしっかりしていれば、
ソコにエネルギーが流れ、
エネルギー・ボディとしての股関節は優秀なものとなる。
それ2つのボディを上手く使えていれば、
やがては、
肉体ボディも影響を受けることができるのよ」
Q
「なんだかまだよく分からないのですが、
エクササイズをやってみると、分かってきますか?」
ジュンコ先生
「そうね。
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そして
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vol.392 ~カタチを作らずしてカタチになるように、指導する~
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「新入生の教え方を見直してみよう」
1つ目
「ホールド(主にスタンダードのフレーム)
ポイズ(踊るときの姿勢)
を“カタチ”から教えている、
または “カタチ”のみを重視していないか?」
について、取り上げてみたい。
ワタシが新入生だった頃
ホールド&ポイズを
カタチから教わり
そのカタチを美しくキープすることを教わった。
そう教わることになんの疑問も感じていなかった。
「新人戦で勝つためには
奇麗で崩れないがホールド&ポイズが必須だ」
と先輩が言えば
そんなものなのかと、思った。
果たして、
実際、ソウだった。
新人戦のみならず、どの競技会も
ホールド&ポイズがダンスの優劣の基準のようだった。
どんなに踊っても奇麗で崩れない
ホールド&ポイズを有しているカップルが、勝者。
ゆるんで、張りのないホールド&ポイズのカップルが、
勝ち残ることはなかった・・・
さて、
誤解のないように言っておこう。
ワタシは、
奇麗で崩れないホールド&ポイズが良くないとは思ってない。
ホールド&ポイズが、
競技ダンスの優劣の基準であってもOKなのだ。
競技会は、見た目のカタチ重視・・・ソレでかまわない。
大事なのは、
そのカタチの作り方であり、見た目、キープのやり方だ。
伝えたいのは、
新入生に、ホールド・ポイズを教える時
「カタチを外側から安易に作らせるな」
ということだ。
「即効、結果を出すために・・・」
という理由で、
ガチッと決めさせ、まんま固めさせるのは、論外。
絶対、ダメだ。
弊害(へいがい)があまりにもたくさんあるからだ。
感受力を失ってしまうのもその一つ。
結果、
ダンスを通して習うべき最も重要なモロモロを
学べずじまいになってしまうから。
冗談ではなく、
「中身のナイ、カタチだけの人間」
になってしまう恐れだってあることを知って欲しい。
カタチを作らずしてカタチになるように、指導する・・・
つまり、
動きからカタチ作る
エネルギーからカタチ作る
そしてまた、
それら(動きやエネルギー)によって、カタチをキープする
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