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チョット中休み エッセイvol.52 

ビギナー・恐るべし!

~東京が近くなった日(6)~


前回の続き。

ジュンコ先生とヒデ君の
東京お帰り!インタビューが続いている。

最終日のイベントに、

ダンス経験、ゼロの参加者が2名

「アノお二人によって、
ダンスに対する意識が変わった、って参加者、
たくさんいたんじゃないかな?」
というヒデ君に、リポーターが興味津々だが・・・


ヒデ君
「僕らはユニプラ・ビギナーで、

“ビギナー・恐るべし”の実態を、

すでに何度も体験済みですが、
みんなビックリしたと思いますよ。
『たった今、ダンスを知ったばかりなのに、
なんて、上手いんだろう!?』

って」


リポーター
「その上手さって?
テクニックなんて、全然、ないわけですよね?
それなのに、上手いとはどういうことなのですか?」


ジュンコ先生
“カラダを固めていない、カタチを作っていない”
コレが“上手さ”につながるのです。
固め方もカタチも知らない、
知らないからヤロウとしない。

ただ、素直に音楽に反応し、

習った通りのステップをする
だけ。

でもそれで、
カラダの中に何らかの“揺れ”が起こる。
揺れがあると、カラダはリラックスに傾く。
こういう状況だと、カラダが勝手に色々と
“今”にふさわしいことをやってくれるのです。
音楽にノルにはどうしたらいいか?
相手に伝えるにはどうしたらいいか?
カラダが教えてくれる、それに任せればいいのです」


リポーター
「それって、
スゴいベテランさんのダンスみたいじゃないですか?」


ジュンコ先生
「だから、周囲が驚くのです。
『たった今、ダンスを知ったばかりなのに、
なんて、上手いんだろう!?』

誉められた本人は
なぜ、誉められたのか分からないでしょうね。
夢中なだけ、ですから。
でも、とても楽しかったと思いますよ。
音楽や相手と触れ合うことに
トキメキを感じながら・・・」


リポーター
「あの、私が参加しても
そういう風に楽しめたでしょうか?」


ジュンコ先生
「エエ、もちろん!
ただ、今回のダンス初体験のお二人は、
普段から、リラックス・フィーリングの方かも。
先入観がない上に、気楽に受けていただけたので、
潜在的なチカラが、
ズバッと引っ張り出せたようにも思います。
特に
女性の方・・・若い世代の方でしたが、
『競技会には興味なし。
映画で観た楽しそうなダンスをやってみたい』

という希望でしたので、
念願がかなったのではないでしょうか」


ヒデ君
「あの彼女もいきなり競技スタイルから入ると、
あんな潜在的チカラは、出なかったろうな。
競技スタイルって、カッコウはいいけれど、
楽しさより、難しさがオモテだってしまう。
才能の有る無しが、気になったり、」
見かけのこだわりを生んだり・・・
初心者には、リスクあり過ぎでしょ」


ジュンコ先生
「そう言えば、

何をカッコいいと感じるのか

についても、

もっと考え直さないとイケナイ


と感じました。
イベント終了後、
参加者にフォックストロットを少し教えたのですが、
その様子を見ていた、例のビギナーの彼女が
『カッコイイダンスですね』
と言ったのです。
『憧れる~』
という感じの、ココロからの声でした。
決して、競技スタイルダンスが
カッコいいばかりではない・・・
と思った瞬間でした。
今回のイベントを通して
初心者へのアプローチが以前に増してクリアになりました」


リポーター
「興味深い話がゾクゾクですが。
さて、この先の“東京”について、
発表可能な予定はあるのですか?」


      続く第1975話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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