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特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.12 

戦いをやめる

“頑張る”と、ダンスは逃げる!?(13)


「どーしても、頑張っちゃって
ココロとカラダがゆるまない・・・」

アナタへのメッセージ
ようやくラストだ。
第6弾

「戦いをやめる」

「は?戦いを、やめる?
全く意味、わかんなーい」

なら、
アナタは「戦っていない」
または「戦ったことがない」のだろう。
穏やかで良い人生、おめでとう。
でも
「あぁ~、なんだか、分かる気がする。
私(僕)も、
目に見えない相手と
ずーっと戦っているように思うから。
もう、疲れたよ」

という方もいるかもね。

ワタクシ、頑張り気質全開だった頃、
ずーっと戦っているような気分だった。
戦っているって、一体、何と戦っていたのか?
相手は?
うーん・・・ありと、

あらゆるものを相手にしていたわね。

なんだか
ミョーに攻撃的で。
実際、しょっちゅう、怒っても、いた。
気持ちが、丸くなく、とんがっていて、
存在は、カリカリ、していた。
あ、そう、自分のリーダーとも戦っていた。
戦いの目的はたぶん、
(戦いに勝って)

自分のチカラを証明すること

自己否定を無理矢理、肯定に変えること・・・。

ワタシは、自分に自信がなかった。

自己嫌悪の感情を常に持っていた。

アルがまんまの自分を受け入れることができなくて、
ずっと、喘いでいたんだ。
が、
ソレを覆い隠そうとスル

自尊心も、同時に持ち合わせていた。

で、ナニカの拍子に
「自分は価値のある人間であることを証明しよう」
としていた。
周囲のみんなに
「自分のこと、認めて欲しい」
という気持ちもすごくあったんだと思う。
ソンナコンナな、ややこしい感情は、当然、
人間関係をややこしいものにしていった。

時に
「ワタシは、暗い人間ではなく
明るく、元気で、楽しい人ですよぉ」

的、うそっぽい自分を演出した。
他人を喜ばせるための、フルマイをした。
「自分の価値を上げるため」に、

頑張って、偽りの自分を創っていった

戦いの武装は、欠かさなかった。
まんまの自分でいることが怖かったんだ。
というか、
等身大の
飾らない自分が、一体、
どんな自分なのか分からなくなっていた。
とにかく

“自己嫌悪と自尊心の綱引き”

そこから生まれる張力=パワーが、
ワタシの
無茶な努力
ガムシャラな頑張りを支える
原動力になっていたように思う。

思うに、ダンスって、
“自己嫌悪と自尊心の綱引き”を繰り広げる場として
最適だったように思うんだな。
ダンスがモロモロ悪循環を助長した。
が、
ダンスに対する意識が変わると
今度は
ダンスによって、救われるようになった。

ワタシは、長年の戦いを終結できた。
“自己嫌悪と自尊心”の綱引きは、終わった。

なぜか?

カラダとココロがゆるんだから。

で、
ありのままの自分でいる
という意味と
ありのままの自分がどんな存在か、
が、理解できてきたからだろう。

アドバイスに戻ろう。
まず、終戦、する。
コレが重要。
つまり

「戦いをヤメルぞ!」

と、(自己)宣言するんだ。
“偽りの自分ポイもの”をことごとく、ヤメル。
演出として、無理にテンションを上げなくていい、
暗いまんまの自分で、全然OK、と心得る。
あ、ヤバイというときは、深呼吸して、
目を閉じ、自分を感じるよう努める。
自信をつけようと、頑張らない。
本当の自信は、ソノ先に絶対現れることを、信じる。


今日のお話は
「戦い」に参戦している、or、してきた人にしか、
分かんないかも知れないけど、ね、
参考までに・・・


      続く第1958話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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