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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

ポーズ1 フェニックス

~踊れるカラダのコーディネート力~


エクササイズ B・I・C

ポーズ1の名前は、

“フェニックス”不死鳥だ。

鳥が羽を広げたようなポーズだから、だ。
が、その最終ポーズを決めることだけではなく、
フェニックスのカタチ作って行く途中の行程もメッチャ重要!
しっかり学習しよう。

肩幅に立つ。
両手はダラリチカラを抜いて、垂らす。
首の後ろを伸ばすように頭を下にする。
その頭で背中を引っ張るようにしながら、下へ。
背骨が丸まり、骨盤も丸まる感じをつかむ。
重心はカカトよりへ。
コレをスタートとスル。

ココからゆっくり頭を上げていく訳だが、
まずは、頭をほんの少し、
前へ動かすことがアクションのきっかけとなる。
しばらく、前へ動かし続ける。
重心が前に移動し、足裏のつま先アタリに来たら、
頭は止め、
アバラを前に持っていくよう動かし始める。
胸椎(背中)を前に、胸骨も前に。
アバラの中にエネルギーを入れるような感じで、
アバラを膨らまし続ける。
胸の前面を開き、両手を開き始める。
骨盤は動かさない。
しばらくすると、
かかとが床から上がるきっかけを感じるだろう。
そうしたら、

アバラ・リード(アバラを起点として)で、

かかとを高く上げていていく。
トウ・バランスまで。

脇の下のくぼみに、

エネルギーが入ってくる感じ
をイメージ。

両手を横斜め下でいっぱいに広げる。
鳥が羽を広げるような感じだね。
二の腕が外側に回旋し、
親指側はカラダの方に、
ウチに(カラダの方にむけて)上がってくる感じ。
小指側は反対に、
外へ(カラダから離れていく方にむけて)
伸びていく感じを味わう。
ポーズができた時点では、目線は前。
顔は、無理矢理上げるのではなく
アバラが上がることで、上がっていく感覚をつかむ。
ポーズができたなら、
1・2・3・4・5・6・7・8とカウントするくらい、
ジーッとポージング。
見た目にはじーっとしていても、

中身は動いているコトがキモ。

伸ばすところをずーっと伸ばし続けている感覚であり、
なにより
エネルギーが、豊かな実感があれば良し。

さて、コノポーズで
どういった部位の分離ができるのかわかるかな?

主に

アバラと骨盤の分離だ。

上下と前後方向への分離・・・
特に前後の分離が重要。
アバラが前で骨盤が後ろってアレだ。
また、
“頭は、前上方で首は上”
この感覚も難しいが、トライしよう。
フェニックスって
まぁいえば、

正しいポイズの作り方の基礎になるんだ。

ってことは
そう、メッチャ重要ポーズよね。

このフェニックスが
後の7つの基礎となる。


注意するべき点
アップしていくとき、トウ・バランスに、
脚で無理矢理なるべく持ち上げようとしないこと!
アバラリードで行なうことだ。
また、
ただ単にアバラを膨らましつつ前に・・・ではなく、
カラダの中にエネルギーが
入って来ている実感があるようにすること。


     続く第1985話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.395 ~競技に向かない部員の選択!?~
 
学連サンへのメッセージ
「新入生の教え方を見直してみよう」
に続いて、これだ。
「ダンスの可能性を問い直してみよう」

ダンスには・・・スゴい可能性がある!?
と、
気がついている賢明な学連サンは、多いはずだ。
ただ、その可能性についてホンキで考え、
独自のアイデアに基づいて、
何らかのチャレンジをするヒトは、皆無に近いだろう。
なぜなら
学連時代は4年間しかなく、
その間は競技としてのダンスに追われることになるからだ。

競技を通し、
自らの可能性を追求し、
開花していける者もいるにはいるだろう。
おそらくその人たちは
競技で勝つことのできているヒトだ。
または、
勝負事にひかれる、魅力を感じることのできるヒトだ。
いわゆる
競技に向いているヒト・・・
が、中には
どうころんでも、競技で勝てないものもイル。
または
さまざまな理由で入部し
競技選手になってみたものの
心の中では疑問や言い知れぬストレスが募る一方、といった
いわゆる
競技には向いていないヒト・・・もいるハズだ。
が、この辺り、
なかなか客観的に自分を見ることは難しいだろう。
先輩方や仲間も、適切な判断は下せない。
「自分は、ダンスが好きだし、続けたいと思う。
が、競技会にはどうも向いていないようだ」
と、自らを冷静に観察し、
部内で違う選択をスルというケースは、ほんどないだろう。

違う選択
とはどういった選択なのだ?
競技ダンス部で
競技選手を早々に辞め、それから後、一体、何をするのだ?
という声が上がるかも知れない。

選択は、ある。
新しい役割を部内で作るのだ。
ソレが
ダンスの可能性を問い直してみることにつながって来る・・・



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