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特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.12 

頑張るパワーは悪くない

“頑張る”と、ダンスは逃げる!?(6)


さて
「どーしても、頑張っちゃって
ココロとカラダがゆるまない・・・」

アナタへのメッセージ開始だ。

まずは、コレ。

「頑張るパワーは悪くないと知る」

頑張り気質の人にすれば、
「頑張ってはダメよ」
と、言われるほど辛いものはない。
「頑張ってはダメよ。
そうやってココロが固まると、
カラダもまた固くなるでしょ?」

てな、
正論をつきつけられたところで、無理なのだ。
根本的な解決に到ることはまず、ない。
ワタシの体験から言えば、
だいたい2種類のパターンのどちらかに陥ってしまう。
1つ目
「あ~ぁ、また、やっちゃった・・・」
シューンとめげてしまい、
「頑張らないで、おこう」
“ふぬけ”のようになってしまう。
頑張るパワーも、一種のエネルギーだ。
頑張り気質の人から、
頑張るエネルギーを奪うってことは
大げさに言えば
「生きる活力」を奪うようなものだ。
つまりは、
頑張るエネルギーと一緒に良いモンエネルギーまで
失ってしまうのだ。

2つ目
「頑張ってはダメだ。
よーし、頑張らないぞ」

と、頑張らないようにやたら頑張ってしまう。
頑張るエネルギーを“頑張って”抑圧する訳だが、
これは、長く続かない。
すぐに
「あ、また、頑張って、力んでいる」
てな、自分を発見。
というか、
別の意味で、
ずーっと頑張っているのだ。

さぁ、言いたいこと分かるかな?
つまりは、頑張り気質の人に
「頑張ってはダメよ」
は、あまり意味がないと言うことなのだ。

で、アドバイスを変える。
「大いに頑張って良し。
ただし、

何に対して頑張るかが大事

自分にとってプラスになる頑張り

になるように、
よーく見定めようじゃないか」

コレ、ダンスのレッスンでも良くあることなんだけど、
手・肩がムッチャリキんでしまう人に
「力ませてはダメよ」
と言っても、アル意味、ムダ。
手や肩のリキミを抜くと、
踊れないくらいの
ふぬけ状態になっちゃうことがもっぱらだ。
または、
「力ませてはダメだ」
と、意識し、余計にチカラが入ってしまう。
で、
その際、手・肩のリキミを特に指摘しなくても
「お腹にチカラを入れてごらん」
「音楽をカラダの奥でよーく聞いてごらん」

というふうに、
アドバイスし、その実践法を教えると、
手や肩に使っていたチカラを
カラダの内側に使うことができるようになる人も多い。
コレって上記
頑張る人へのアドバイスと一緒なんだ。

要は
生まれたエネルギー
(頑張るエネルギー・
手や肩のリキミも一種のエネルギーだ)
は、停滞させることなく、使う方が良いんだな。
ってことで、

頑張るエネルギーも上手く転用し、

例えば、
「頑張るエネルギーを
“ダンスが上手くなるエクササイズ”に向ける」

というのも良いだろう。
その際、
大事なのは、

“頑張って、

力んでも、OK”
ってこと。

ん?
それじゃぁ、
スクワットや腕立てみたいなものでもいいの?
アレって“やった感=やりがい”があるから
頑張り気質の人には、アル意味もってこいだけど、
アウターマッスルを
バリバリ鍛えることになってもいいの?

大丈夫、だ。
実はこの辺り、体験済みにつき・・・


      続く第1951話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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