2012.04.22 (第1916話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る ~吊り下げ9カ所~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
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ジュンコ先生の教室のホームページ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
吊り下げ9カ所
~新・音楽テクニックを学ぶ~
前回の続き。
高重心を保つには、
カラダが高いところから吊り下げられている
意識・感覚が重要という。
吊り下げ点は、なんと
9カ所!?
「天井から吊り下げられているように、とは、
ダンスでもよく言われますが、
頭と天井を結ぶ、
1カ所のことかな?と思っていたのですが、
9カ所もあるのですね?」
トシ子さんは、声を上げた。
ジュンコ先生はうなずきながら、
「ドコのことかイメージできる人いるかな?」
紀子さんが、
「以前、最敬礼曲線を習った時
(第1497話参照)
確か・・・
第7頚椎(けいつい)
みぞおち裏(背中側)
仙骨の裏
の、3カ所が吊っていると伺ったのですが・・・」
「よく覚えているわね!
その3つに頭部を加えて、
コレで4カ所ね。
あと、5カ所・・・」
「股関節、じゃないですか?」
真理だ。
「そう!よくわかったわね。
左右の股関節も
吊り下げられている意識を持つ箇所なのよ。
ブラブラしてできる限りのチカラを抜く。
これで、6カ所。
後2カ所は?」
ウ~ンどこだろうという雰囲気に包まれ・・・
しばらく間があって、
ノリタケ君が手を上げた。
「股関節と来るなら
肩甲骨かなと思ったんですが。
でも、コレは上手くヤラナイと
肩が上がって見えるかなぁとも思うんだけど」
ジュンコ先生は、
「肩甲骨で、正解よ。
ただし、今ノリタケ君が言ってくれたように、
吊り下げるは、吊り上がるデモアルから、
一歩間違うと、
リキんで吊り上がり、肩が上がってしまうわね。
だから、
肩・腕周辺の脱力は進ませなければいけない。
でも、ちゃんとソレができれば、
肩甲骨が肋骨から遊離して、
スキマが開く感覚がして、
おまけに脇の下にエネルギーが入ってきて
素晴らしく高い重心が保てるようになるわ。
さぁ、後一カ所は・・・
これは難しいから
コチラで言うわね。
肩甲骨と肩甲骨の間あたりなの」
ジュンコ先生は白板に書き始めた。
吊り下げる箇所 9点
頭部
第7頚椎(けいつい)
左右肩甲骨
両肩甲骨の間
みぞおち裏(背中側)
仙骨の裏
左右股関節
続く第1917話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.368 ~第2話・絵コンテ・上出来~
ROOTS(ルーツ)第2話
先日
絵コンテに目を通した時のこと。
(=設計図 第1835話参照)
途中で、
ヤバイ・・・
が、こらえた。
作品の下絵であるデッサンのような
絵コンテ段階で泣くなんて、と、動揺した。
が、とうとう
ダム・決壊
ワーワー泣いてしまったのだ。
いつもなら
驚きと困惑が入り交じり、心配そうに声をかけてくるヒデ君、
静かな口調でこう言った。
「な、ようできてるやろ?」
(よくできているでしょ?)
そうなのだ。
漫画が上手くできているのだ。
オカゲでワタシは色々な過去を思い出してしまったのだ。
ワタシは言った。
「さすが、T氏ね。
引き込まれていくわ」
精神の内側の描写がみごとだ。
「ドキドキしながら読む人がいるんじゃない?」
人の心の中を一緒に体験しているようなスリリングさ・・・
「でもなぁ『君(きみ)』がイヤやわ」
漫画の中のヒデ君が、
ワタシのことを「君」と呼んでいることを指している。
ワタシは全く気にならない。
漫画内ヒデ君は、非常にGOODキャラだ。
カッコ良いし、ワタシよりも主役級の貫禄だ。
「オイオイ、ホンモノを目の前にして・・・」
ホンモノヒデ君も
最近、みんなから
「やや、男っぷりが上がりましたねぇ」
と言われているではないか。
その辺りの話を少しだけ・・・
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吊り下げ点は、なんと
9カ所!?
「天井から吊り下げられているように、とは、
ダンスでもよく言われますが、
頭と天井を結ぶ、
1カ所のことかな?と思っていたのですが、
9カ所もあるのですね?」
トシ子さんは、声を上げた。
ジュンコ先生はうなずきながら、
「ドコのことかイメージできる人いるかな?」
紀子さんが、
「以前、最敬礼曲線を習った時
(第1497話参照)
確か・・・
第7頚椎(けいつい)
みぞおち裏(背中側)
仙骨の裏
の、3カ所が吊っていると伺ったのですが・・・」
「よく覚えているわね!
その3つに頭部を加えて、
コレで4カ所ね。
あと、5カ所・・・」
「股関節、じゃないですか?」
真理だ。
「そう!よくわかったわね。
左右の股関節も
吊り下げられている意識を持つ箇所なのよ。
ブラブラしてできる限りのチカラを抜く。
これで、6カ所。
後2カ所は?」
ウ~ンどこだろうという雰囲気に包まれ・・・
しばらく間があって、
ノリタケ君が手を上げた。
「股関節と来るなら
肩甲骨かなと思ったんですが。
でも、コレは上手くヤラナイと
肩が上がって見えるかなぁとも思うんだけど」
ジュンコ先生は、
「肩甲骨で、正解よ。
ただし、今ノリタケ君が言ってくれたように、
吊り下げるは、吊り上がるデモアルから、
一歩間違うと、
リキんで吊り上がり、肩が上がってしまうわね。
だから、
肩・腕周辺の脱力は進ませなければいけない。
でも、ちゃんとソレができれば、
肩甲骨が肋骨から遊離して、
スキマが開く感覚がして、
おまけに脇の下にエネルギーが入ってきて
素晴らしく高い重心が保てるようになるわ。
さぁ、後一カ所は・・・
これは難しいから
コチラで言うわね。
肩甲骨と肩甲骨の間あたりなの」
ジュンコ先生は白板に書き始めた。
吊り下げる箇所 9点
頭部
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両肩甲骨の間
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絵コンテに目を通した時のこと。
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途中で、
ヤバイ・・・
が、こらえた。
作品の下絵であるデッサンのような
絵コンテ段階で泣くなんて、と、動揺した。
が、とうとう
ダム・決壊
ワーワー泣いてしまったのだ。
いつもなら
驚きと困惑が入り交じり、心配そうに声をかけてくるヒデ君、
静かな口調でこう言った。
「な、ようできてるやろ?」
(よくできているでしょ?)
そうなのだ。
漫画が上手くできているのだ。
オカゲでワタシは色々な過去を思い出してしまったのだ。
ワタシは言った。
「さすが、T氏ね。
引き込まれていくわ」
精神の内側の描写がみごとだ。
「ドキドキしながら読む人がいるんじゃない?」
人の心の中を一緒に体験しているようなスリリングさ・・・
「でもなぁ『君(きみ)』がイヤやわ」
漫画の中のヒデ君が、
ワタシのことを「君」と呼んでいることを指している。
ワタシは全く気にならない。
漫画内ヒデ君は、非常にGOODキャラだ。
カッコ良いし、ワタシよりも主役級の貫禄だ。
「オイオイ、ホンモノを目の前にして・・・」
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