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社交ダンスを始めるということ 第225話へ


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社交ダンス的・プロトコールのススメvol.6 

お一人サマ意識の必要性

~お一人サマへ・・・贈る言葉(11)~


ジュンコ先生とQさんの対談
「固定カップルで練習をしているヒトたちに見る、
モロモロ問題点」

についてみてきたが、
その問題の解決に、
“お一人サマ”行動は良いということなのだが・・・



「でも、
『自分には“自立”が必要だ。
“お一人サマ”になってみよう』
という気持ちになっても
決まった相手がいたら、
なかなか行動に移せないのではナイでしょうか。
社交ダンス界は狭いし、
色々ウワサになるのもイヤだし、
“お一人サマ”行動がやりにくい
というのもあると思います。
私の友人でカップル歴14年の人がいます。
結構カップルとして有名なんで、
(ダンスに関わるところ)どこへ行っても、
『○○組』として見られると言っていました。
パーティに行っても、
みんな気を遣ってなかなか誘ってくれない、と。
それに、
相手の方に悪いから、
また、相手が嫌がるから
“お一人サマ”行動ができないと
いうケースもあるようです」


ジュンコ先生
「そうね。
色々あるわね。
考え、悩み始めると、大変ね。
でも、そう言ったモロモロは、さておいても、

とにかく、変わらなきゃイケナイ!

とココロの深いところが動いたときに、
“お一人サマ”行動を実行する、となるのでしょうね」



「あぁ、そうか。
ホンキで変わるためには
周りがどう見るんだろうとか、
相手が嫌がらないかとか、
いった意識も超えていかないと
いけない場合もあるんですね」


ジュンコ先生
「そう。
ジュンコ先生の教室には、
『この方、ホンキで変わろうとしているわ』
という人がたくさんやってくるわ。
その人たちに共通しているのが、

“お一人サマ”意識なの。

前に取り上げたその1~3以外にも、
(第1877話参照)
以下のような症状が出て来ると
“お一人サマ”意識が活発化してきたな、
と見ているわ」

・フロアーの隅や鏡の前で、
シャドウを試みるようになった
(以前は組んでの練習しかしなかった)

・新しいフィガーを習うと、パートナーワーク
(男性側も女性側も知りたくなる)
を欲するようになった

・レッスン時の色々なシーンで、
目を閉じて自分を感じる世界に入るようになった




「へぇ~
『目を閉じて自分を感じる世界に入るようになった』
これも、お一人サマ意識の現れなんですか!?
実は、私も最近、
踊っていて、すぐに目を閉じたくなるんです。
その方が、音楽が良く聴こえるから」


ジュンコ先生
「ソレは良いことよ。
自分自身の中をよーく味わいたいとき、
目からの情報を遮断したくなるもの。
目を閉じると
“お一人サマ”の世界が広がるからね」



「お一人サマの世界・・・か。
今、思ったのですが、
社交・競技ダンスってカップルで組む世界ですが、
それぞれはいつも、
“お一人サマ”の世界を持っているものナンですよね?
実は、ユニプラで、
初めてパートナーワークをやったときに驚いたのです。
『男性の世界って、
女性に伝えなきゃって意識する世界って、
こんな感じなの?』

初めて知った感覚でした。
反対の立場にならないと、
決して分からなかった感覚だとも。
つまり
みんなそれぞれ結局は、

“お一人サマ”感覚でしか

モノが見えていない、感じていない


んだなって」


ジュンコ先生
「いいところに気がついたわ。
実は、そうなの。
だから、
本当にカップルとして上手くなるには、
それぞれが、
“お一人サマ”意識を育て、
感覚を極め、
正しい自立をして行くことが、
最善の方法なのよ」


       続く第1887話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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