2011.12.30 (第1802話)社交ダンスが教えてくれたこと vol.10 ~現象リンク~
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社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.10
現象リンク
ダンスが上手くなる、もう一つのアプローチ(3)
25年にわたるダンス教師活動で得た、
最大級の発見について話そう。
「ダンス・シーンで展開されるさまざま
“現象”はまんま
その人の
日常・シーンでの“現象”とリンクする
ことが非常に多い」
「ゆえに
ダンス・シーンの“現象”が改善されれば、
日常・シーンも自動的に改善に向かう。
“逆もまた、真なり”で、
日常・シーンの“現象”が改善されれば、
ダンス・シーンも自動的に改善に向かう」
実はですねぇ、
ワタクシ、
こういう例をイーッパイ目撃してきたんだよね。
例えば、こんな風。
ダンス・シーンで
「センターが(一緒に踊っている)相手の方を向かない」
つまり
「カラダがねじれたりして、相手と向き合えない」
現象は
日常・シーンの
「相手とまっすぐに向き合えない
(または、向き合わない)」
現象にみごと、リンクしている。
そういう現象が、ダンス・シーンで直れば、
「不思議なんですねど、
家族とも、会社のモノたちとの、
チャーンと向き合って
話ができるようになってきましたよ」
てな、報告につながったりするんだな。
また
ダンスシーンで
「カラダがバラバラになってしまう」
「動きにつながりがナイ」
現象は、
日常・シーンの
「考えに統一性がナイ」
「言っていることと、
やっていることがバラバラ」
てな現象にリンクしていることがもっぱらだ。
ダンスの中で、
インナーマッスルを鍛え、
自分のカラダの中のつながりを取り戻し、
動きが矯正されるにつれ、
不思議なほど、
日頃の考え方・
生き方自体も矯正されちゃうってもん。
「なんだか、最近
落ち着いて
自分と向き合えるようになってきたんですよ。
じっくり考えてから、
行動するになってきて、
家族から
信頼を得るようになりましたよ(笑)」
“逆もまた真なり”の例では、
「日頃から、あわてもので、せかせかしている・・・
どうも、それがダンスに出ているようなので、
普段から気をつけるように心がけました。
しばらく経って、リーダーから
『タイミングが良くなったよ。
以前は、
音楽より早く動いていたのが気になっていたんだ』
と言われました」
こんな例もアル。
「ナニに対しても、
“冷めている”ところがあった私。
熱くなれない性格でした。
とういうか、
本当は『いったんやり出すとのめり込んでしまう』
自分で分かっていて、制御していたんです。
ところが、
ダンスで『エネルギーが足りない』と言われ続けて・・・
アルときから、
自分の素直な気持ちにしたがうよう、
普段の気持ちを変えました。
すると、
ダンスでもエネルギーが入るようになってきたのです。
コレには、自分でも驚きました。
周りから『やればできるんじゃない!?』と言われました」
ソンナコンナな例は、ムッチャ多い。
本人は気がついていないかも知れないモンまで拾い集めると
相当な数に上ると思うよ。
かく言うワタシも、
ダンスによって
性格・気質など、
人間としての本質部分から激変しちゃった一人。
でもって、
性格・気質が変化するたびに、ダンスの改善も進んだよ。
だから、
「ダンス・シーンおよび日常・シーンの“ダブル改善”は
意図的に行なえば
(本人がソウだと承知してわざと行なうこと)
行なうほどに、効き目がある」
ってことも、よく知っているんだ。
さて、ヒデ君の話に戻そう。
ヒデ君、日常シーン
2つの“現象”
「夜、着の身着のまま、
ごろり、ソファーなどで寝てしまう」
「朝、寝すぎてしまうことが、多い」
ソンナコンナな現象って、
マァ一般的によくアルことかも知れないけどね、
ヒデ君に特化してみれば、
「イヤなことがあると“眠る”ことで逃げようとスル」
心のクセの反映でもあるわけ、なんだな。
で、
改善に向けての“指導”
「夜、帰ったら、お風呂に入って、
ベッドでちゃんと寝ること」
「朝は、7時に必ず起きること」
破ったら罰金2万円なり・・・
の、約束
また“秩序正しい生活”も、ヒデ君の苦手とするところ。
“改善”できれば、
人間的基礎力がアップするってことは、
ヒデ君自身がよくわかっていて、
自分の方から “約束”を持ち出したんだな。
ワタシは言った。
「(上記2つの現象が)改善、克服できれば、
ダンス、上手くなるよ」
「え?
ホンマかいな?
どんな風に上手くなるの」
「寝ること、
起きることは日常生活における基礎でしょ?
ソレが改善に向かえば、
ダンスの基礎がアップするわ」
「へぇ~、具体的には?」
「そうね・・・感情だけで動かず、
どんなときも秩序正しく、
アル一定の水準を守って
踊れるようになる」
ヒデ君話続く・・・
続く第1803話へ
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ダンス・シーンの“現象”が改善されれば、
日常・シーンも自動的に改善に向かう。
“逆もまた、真なり”で、
日常・シーンの“現象”が改善されれば、
ダンス・シーンも自動的に改善に向かう」
実はですねぇ、
ワタクシ、
こういう例をイーッパイ目撃してきたんだよね。
例えば、こんな風。
ダンス・シーンで
「センターが(一緒に踊っている)相手の方を向かない」
つまり
「カラダがねじれたりして、相手と向き合えない」
現象は
日常・シーンの
「相手とまっすぐに向き合えない
(または、向き合わない)」
現象にみごと、リンクしている。
そういう現象が、ダンス・シーンで直れば、
「不思議なんですねど、
家族とも、会社のモノたちとの、
チャーンと向き合って
話ができるようになってきましたよ」
てな、報告につながったりするんだな。
また
ダンスシーンで
「カラダがバラバラになってしまう」
「動きにつながりがナイ」
現象は、
日常・シーンの
「考えに統一性がナイ」
「言っていることと、
やっていることがバラバラ」
てな現象にリンクしていることがもっぱらだ。
ダンスの中で、
インナーマッスルを鍛え、
自分のカラダの中のつながりを取り戻し、
動きが矯正されるにつれ、
不思議なほど、
日頃の考え方・
生き方自体も矯正されちゃうってもん。
「なんだか、最近
落ち着いて
自分と向き合えるようになってきたんですよ。
じっくり考えてから、
行動するになってきて、
家族から
信頼を得るようになりましたよ(笑)」
“逆もまた真なり”の例では、
「日頃から、あわてもので、せかせかしている・・・
どうも、それがダンスに出ているようなので、
普段から気をつけるように心がけました。
しばらく経って、リーダーから
『タイミングが良くなったよ。
以前は、
音楽より早く動いていたのが気になっていたんだ』
と言われました」
こんな例もアル。
「ナニに対しても、
“冷めている”ところがあった私。
熱くなれない性格でした。
とういうか、
本当は『いったんやり出すとのめり込んでしまう』
自分で分かっていて、制御していたんです。
ところが、
ダンスで『エネルギーが足りない』と言われ続けて・・・
アルときから、
自分の素直な気持ちにしたがうよう、
普段の気持ちを変えました。
すると、
ダンスでもエネルギーが入るようになってきたのです。
コレには、自分でも驚きました。
周りから『やればできるんじゃない!?』と言われました」
ソンナコンナな例は、ムッチャ多い。
本人は気がついていないかも知れないモンまで拾い集めると
相当な数に上ると思うよ。
かく言うワタシも、
ダンスによって
性格・気質など、
人間としての本質部分から激変しちゃった一人。
でもって、
性格・気質が変化するたびに、ダンスの改善も進んだよ。
だから、
「ダンス・シーンおよび日常・シーンの“ダブル改善”は
意図的に行なえば
(本人がソウだと承知してわざと行なうこと)
行なうほどに、効き目がある」
ってことも、よく知っているんだ。
さて、ヒデ君の話に戻そう。
ヒデ君、日常シーン
2つの“現象”
「夜、着の身着のまま、
ごろり、ソファーなどで寝てしまう」
「朝、寝すぎてしまうことが、多い」
ソンナコンナな現象って、
マァ一般的によくアルことかも知れないけどね、
ヒデ君に特化してみれば、
「イヤなことがあると“眠る”ことで逃げようとスル」
心のクセの反映でもあるわけ、なんだな。
で、
改善に向けての“指導”
「夜、帰ったら、お風呂に入って、
ベッドでちゃんと寝ること」
「朝は、7時に必ず起きること」
破ったら罰金2万円なり・・・
の、約束
また“秩序正しい生活”も、ヒデ君の苦手とするところ。
“改善”できれば、
人間的基礎力がアップするってことは、
ヒデ君自身がよくわかっていて、
自分の方から “約束”を持ち出したんだな。
ワタシは言った。
「(上記2つの現象が)改善、克服できれば、
ダンス、上手くなるよ」
「え?
ホンマかいな?
どんな風に上手くなるの」
「寝ること、
起きることは日常生活における基礎でしょ?
ソレが改善に向かえば、
ダンスの基礎がアップするわ」
「へぇ~、具体的には?」
「そうね・・・感情だけで動かず、
どんなときも秩序正しく、
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踊れるようになる」
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