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社交ダンスを始めるということ 第200話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

人体にはナビがある

~新・ダンス・コミュニケーション~


「結局はね・・・」
快刀乱麻クリニック院長 ジュンコ先生が話し始めた。
「なぜ、

カラダの中の変化を

“手”で相手に伝え合う


なんてできるのかというと、
カラダの中に、

ナビ機能(ナビゲーション・システム)

が備わっているからなのよ。
手はソコにチャーンとつながっている。
おまけに、
足もソコにつながっている。
手と足は、ソコを通してつながっているってこと」

「これから、そのナビについてお話するわね。
働きは
目指すアクションに向けて、
フット・トウ・フット(足と足)を
カラダの中でつなぐこと。
同時に、手と足も(カラダの中で)つなぐ。
まぁいや、前足と後ろ足
4足使いの“元締め(もとじめ)”ね」



「じゃぁ、そのナビの働きがいいときが
『“足”で踊らず、カラダの中で踊っている』
ということなのですね?」


「そう!
足から足に飛び乗らなくていいから、
バランスが良くなる。

カラダの中に“一筆書き”感覚が生まれる。

足をいつ出すか(タイミング)
ドコに出すか(場所)
歩幅はどれくらいか
も、ナビがコントロールしてくれるから、
ものすごくラクよ」



「へ~!?それは、いいですねぇ」


「まだまだあるわよ。
ナビが働いた時点で、
カラダの中が次にステップに向けて動き出すでしょ?
ソレが相手にリードとなって伝わるの。
手をごく軽く触れ合っているだけなのに伝わる
・・・くらいになったら “上等”ね」



「性能の良いナビ、欲しいです!
その中に、今まで学習してきた
前進後退8ルートが、
仕組みとして入っている訳ですよね?」


「ええそうよ。
あのルートそのものが入っているのではなく
もっと大元が入っている。
マァ言えば、
ルートの発信地ね」



「そのナビは、
訓練したら、誰でも手に入るものですか?」


「エエ。
でも、みんなすでに持っているのよ。

元からある人体の性能だから。

ただ、その働きを失っているケースがほとんどね。
ナンだってそうだけど
使わなかったら退化するでしょ」



「そのナビは、ひょっとしたら、
今まで記事に登場した
(第991話参照)
カラダの中にアル球体のことと同じモノですか?」


「そう!
いい機会だから
もっと詳しく話しておきましょうか・・・」


     続く第1796話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン353

~リア王とコーディーリア~ 

詳しくは書けないが・・・
“父”と、もめていたのだ。
この“父”とは、もちろんダンスにおいての“父”
そう、師匠のことだ。

経過はこうだ。
父から珍しく呼び出され、
頼まれごとをされたのだ。
父は“船出”をしようとしていた。
「一緒に乗り込んでくれないか」
普通に考えるなら
“親子”と言う関係上
“ノー”とは言えない内容だった。
が、
ワタシは、ノーを言った。
どうしても、協力しかねるものだったからだ。
また、こうも想った。
“一大事”の時、一緒に溺れてしまってはダメだ。
同じ船に乗っていては、救い出せないではナイか・・・。
言葉に迷ったあげく、最後に
「考えさせて下さい」
と頭を下げた。

父は怒った。
ワタシがなぜ「ノー」言うのか、
ノーを言える立場なのか理解できないという風だった。

ワタシは、
毎年2回開催される “両親”主催のホテルパーティに、
ヒデ君といつも出席していた。
協力しているという気持ちはなく、
“里帰り” 気分だった。
当然、
今までの感謝とお詫びの想いも入っていた。
が、
その“里帰り”について、父が激高してこう言った。
「(今回のことに)
ノーを言うなら、もう、来なくていい」

父と別れての帰り道。

ワタシはなぜか
シェイクスピアのリア王と、
その娘コーディーリアを想った・・・



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