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社交ダンスを始めるということ 第192話へ




特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.14 

ビギナー・レッスンで気をつけていること

ビギナー・レッスン考(6)


では、
前号までで見てきた
ビギナー・レッスンにおける気づきをまとめると・・・
その1
「生徒は何も知らないと言う前提でレッスンを行うことが大事」
その2
「指示を明確にし、
今、ナニをやっているのかをハッキリ分かるようにすること。
指示をした時は、
指示通りにやっているかを必ず確認することが大切」

その3
「生徒サンにできる限り
リキみを与えず、カタチを作らせず、
心身ともに構えささないレッスンが重要」

その4
「刷り込みは強力だ。
良い刷り込みはダンス生涯においての大いなる味方になる」


以上。

んじゃ、次、
コノ気づきを得た現在、どんなことに気をつけて、

ビギナー・レッスンをしているか、

チョイ紹介しようかな。

正直、
ビギナーさんのレッスンは、大変だ。
通常レッスンより、体力&エネルギーの消耗がスゴいんよね(笑)
カラダの中をフツー以上に、
かなりキツく(締める感じで)使ってもいる。
なぜなら、
ビギナーさんのカラダの中は、
ホヤホヤ
ぷよぷよ
フニフニがもっぱらだが、
(第1767話参照)
外側は“緊張”から固まっていることが多いからだ。
その、
カラダの外の緊張とバッティングを起さぬよう、
注意を払いながら、
ぐぐっとカラダの中にエネルギーを送り込む・・・
つまりは
インナーに影響を与えていかなくてはならないからだ。

理屈ではなく、
カラダを使って教授することに主眼をおきながらも、

知的好奇心、および、理解も促したい。

特に、

自分のカラダってもんに

興味持って欲しい
と願っている。

「人体って、スゴいなぁ。
面白いなぁ。
よくできているなぁ」

そんな声を引き出すことができれば成功ね。

さて、
ビギナー・レッスンの一番のネライは
なんといっても

踊れるカラダ&ココロを作っていくことだ。

カラダほぐし&ゆるめは必須。

音楽に対応できるカラダになってもらうため、
厳選音楽もジャンジャンかけまくる。
で、
ダンス・ダンス・ダンス・・
とにかく、踊るという体験を積んでもらうよう心がけている。

んで、
もっとも大切にしているのは、

楽しんでもらうことだ。

言い換えれば、

「ダンスって楽しいねぇ」

を、絶対に外さない
ということ。

また、その楽しみは
外からやってくる、つまり、
他者からあてがってもらうのではなく

自分で創り出していくものだということも、

学んでもらえるようにしたいなと思っているよ。

他にも色々アル・・・
とにもかくにも
ビギナー・レッスンは、大変だ。
ビギナー教師がやる(担当する)ものではなく
ベテラン教師がやるべきものであることは、確かだよね。
しかも、
その“ベテラン教師”の質も高めるべき。

ムムッ・・・ベテラン教師の質!?!?
この辺りの話、微妙・・・

次回、ビギナー・レッスン考
チョイ本音でのお話をしよう。


      続く第1770話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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