2011.11.26 (第1768話)社交ダンスを教えるということ vol.14 ~刷り込みの重要性~
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社交ダンスを教えるということvol.14
刷り込みの重要性
ビギナー・レッスン考(5)
ビギナーさんにとっては、何もかもが新しい。
ゆえに
ビギナー・レッスンで行なわれているモロモロ、即、
ダンス人生における
大前提となってしまう可能性アリなんだよね。
つまり
「ダンスってね
○○するものなんですよ」
と、コッチが言えば
「ふーん、
そういうもの、なんだ・・・」
と、受け入れる。
で、○○が “当然のこと”となるわけ。
コレ、いわゆる“刷り込み”ね。
(ココから使う“刷り込み”は、
初期の頃に当然として受け入れさせたもの
という意味に思ってね)
パートナーワークも刷り込むべく、
最初から取り入れている。
だから
ジュンコ・メソッドを学ぶビギナーさんにとっては、
リーダー役とフォロー役、
どちらもヤルことが当然となっている。
まったくもって、ためらいが、ない。
ワルツで
女性が男性のホールドをすることも、
男性が女性のホールドをすることも
ジルバで
女性が男性を回転させることも
男性がクルクルすることも・・・
このパートナー・ワーク、ずーっとやり続けていると、
リーダー側とフォロー側の
切り替えが、だんだん早くなってくる。
そして、一定のレベルに達すると
脳みそに
“パートナーワーク・システム”なるものができちゃって、
一つのステップを両面から見ることが、
“習慣化”されてしまうんだ。
そして、その習慣は年月とともに、
深く潜在化され、
その人のダンス人生に大きな支配力を持つようになる。
将来の“習慣化”を目指し、
ビギナー・レッスンでは、
パートナー・ワーク以外の“刷り込み”も行なっているよ。
音楽がかかったら
自ら聴きにいく。
音楽に乗ってカラダを揺らす。
楽に、重心を移動させる。
相手と感じ合って動く・・などなど
ね、
「難解・ダンステクニック」
につながるものばっかりでしょ。
ビギナー時期に刷り込んでおくと、
後々大いに役に立つだろうってもん。
反対に
刷り込んじゃだめよ、なもんを刷り込んじゃうと、
大変なことになるだろうけどね。
通常レッスンでは、
すべての人が
すでに刷り込みを終えてしまっているため、
新たな刷り込みをすることが容易ではない。
しかも、
ソノ刷り込まれたものが、良いモノばかりとは限らない。
ダンスの成長の妨げになるような悪いものであったら、
取り除いたほうが良いのは言うまでもない。
でも
習慣化された刷り込みを取り除く作業って、
超難しいんよね。
さぁて、どうしたらいいか?・・・は、
ダンス教師として大いに悩むところであるとともに
腕の見せ所でもある。
ちなみに
ワタクシ的には、こう思っている。
例え、
ホンモノのビギナーではなくても、
意識では、
“初心に戻る”ことが可能なため、
ソコで新たな良いスリコミを果たすこともできるし、
悪い刷り込みを
取り除く事も可能だ・・・
気づき・その4
刷り込みは強力だ。
良い刷り込みは、
ダンス生涯においての大いなる味方になる。
続く第1769話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
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ビギナーさんにとっては、何もかもが新しい。
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ダンス人生における
大前提となってしまう可能性アリなんだよね。
つまり
「ダンスってね
○○するものなんですよ」
と、コッチが言えば
「ふーん、
そういうもの、なんだ・・・」
と、受け入れる。
で、○○が “当然のこと”となるわけ。
コレ、いわゆる“刷り込み”ね。
(ココから使う“刷り込み”は、
初期の頃に当然として受け入れさせたもの
という意味に思ってね)
パートナーワークも刷り込むべく、
最初から取り入れている。
だから
ジュンコ・メソッドを学ぶビギナーさんにとっては、
リーダー役とフォロー役、
どちらもヤルことが当然となっている。
まったくもって、ためらいが、ない。
ワルツで
女性が男性のホールドをすることも、
男性が女性のホールドをすることも
ジルバで
女性が男性を回転させることも
男性がクルクルすることも・・・
このパートナー・ワーク、ずーっとやり続けていると、
リーダー側とフォロー側の
切り替えが、だんだん早くなってくる。
そして、一定のレベルに達すると
脳みそに
“パートナーワーク・システム”なるものができちゃって、
一つのステップを両面から見ることが、
“習慣化”されてしまうんだ。
そして、その習慣は年月とともに、
深く潜在化され、
その人のダンス人生に大きな支配力を持つようになる。
将来の“習慣化”を目指し、
ビギナー・レッスンでは、
パートナー・ワーク以外の“刷り込み”も行なっているよ。
音楽がかかったら
自ら聴きにいく。
音楽に乗ってカラダを揺らす。
楽に、重心を移動させる。
相手と感じ合って動く・・などなど
ね、
「難解・ダンステクニック」
につながるものばっかりでしょ。
ビギナー時期に刷り込んでおくと、
後々大いに役に立つだろうってもん。
反対に
刷り込んじゃだめよ、なもんを刷り込んじゃうと、
大変なことになるだろうけどね。
通常レッスンでは、
すべての人が
すでに刷り込みを終えてしまっているため、
新たな刷り込みをすることが容易ではない。
しかも、
ソノ刷り込まれたものが、良いモノばかりとは限らない。
ダンスの成長の妨げになるような悪いものであったら、
取り除いたほうが良いのは言うまでもない。
でも
習慣化された刷り込みを取り除く作業って、
超難しいんよね。
さぁて、どうしたらいいか?・・・は、
ダンス教師として大いに悩むところであるとともに
腕の見せ所でもある。
ちなみに
ワタクシ的には、こう思っている。
例え、
ホンモノのビギナーではなくても、
意識では、
“初心に戻る”ことが可能なため、
ソコで新たな良いスリコミを果たすこともできるし、
悪い刷り込みを
取り除く事も可能だ・・・
気づき・その4
刷り込みは強力だ。
良い刷り込みは、
ダンス生涯においての大いなる味方になる。
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