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社交ダンスを始めるということ 更新しました

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特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.14 

明解な指示を出し、確認をとる

ビギナー・レッスン考(3)


前回の続き。

ビギナーさんは、
ダンス・テクニックの基礎を知らないし、
応用も利かない・・・コレ、当然だ。
だもんで
良い意味で
「コッチが出した指示に、至極忠実に、従う」
ことになるわけ。
「右手を上げて下さい」
と言えば、ちゃーんと右手を上げる。
「ひょっとして、左手も上げるってことかな?」
とか
「カタチでやっては、ダメ。
カラダの中から、あげなきゃ」

なぁんて、考えない。
ホンマに、
コッチが言った通りのことをスルものなんだ。

だもんで、

教師側の指示が“まずい”と、

とんでもないことになる


これも、ビギナー・レッスン特有だ。

例えば
「はい、カップルで組んでやってみましょう」
コレだけで、
フツーのレッスンだと、
男女が向かい合い、ホールドをして・・・が、
当たり前にように展開される。が、
ビギナー・レッスンではそうはいかない。
組み方など、知らない、からだ。

「ナニをどうするべきか」を明確にして、

指示を出さないと、できっこないんだよね。

手のつなぎ方、置く場所
立つ位置・・
など
“フツーだと当たり前でしょみたいなエリア”まで、
メチャクチャになってしまう。
男性ホールドと女性ホールドが逆さまのまんま、
平気で踊っているなぁんて、ザラなんだな。

また、

指示が多いとすぐさま大混乱に陥る

指示はできるだけ、1個のみ。
それも、
できる限り、分かりやすく与え、
しかも、
興味をそそるような方向で・・・が、苦心するべき点だ。

また、
明解に指示を与えたからといって、
ホッと一息・・・も許されない。
ビギナーさん側からしたら、
指示を受け取ったつもりで、
実は、外れているケースも多いからだ。
つまり
「右手を上げて下さい」
という指示に対し、
左手を上げていて、
全く、気がついていないケースも大いにアリってこと。
もちろん、
ビギナーさんは責められるべき対象では、ナイ。

指示を出しただけで、

その指示通りちゃんとできているか

確認をとっていないコッチが悪い
んだ。

ってことで、
気づき・その2
「指示を明確にし、
今、ナニをやっているのかを
ハッキリ分かるようにすること。
指示をした時は、
指示通りにやっているかを必ず確認することが大切」


これも、教育実習でサンザン注意を受けた点だ。
(第433話参照)

通常のレッスンでも、怠ってしまいがち。
指示が曖昧で、
目標が見えない、レッスンは、活性が低くなる。
要注意だ。


      続く第1767話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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