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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

たくさんのメンバーの再教育

~魅せる!!ハンド&アーム・テクニック~


ジュンコ先生のグループレッスン

リズミック・アームズ・ポジション

の授業が続いている。

第4番スパニッシュまで進んだところで、


坂田さんが質問だ。
「あのう、
1番を練習しているときから、
ずーっと気になっていることなんですけど、
どうしても、
手を動かすと、

肩が上がってしまうのです。

センターにつなげて、とか
インナーマッスルから動かす、とか
背中を引き下ろして、とかやっているのですが、
フト、気を抜くと、
また、肩が浮いてるというか、
動きすぎているというか」



すると、ケイコさん
「私も、肩の動きが気になっています。
肩は、まずは目一杯動いてイイと、
コチラのグループレッスンでは習ってきて、
ずっとそうやって来ましたが、
鏡をみると、変な動きがいっぱい見えてしまって。
だからといって、
肩を押さえたり、背中を押さえたりすると、
やっぱり、動きにくいですし・・・」



ジュンコ先生はうなずきながら聞いていたが、
「その辺りのことも
今やっている
リズミック・アームズ・ポジションの練習の中で、
解決できるのよ」

そう言ってから
みんなの方に向き直り、
「なにも“解放期”の頃だけでなく、
カラダの各部分は、すべて、動かしていい!
が、ジュンコ・メソッドの基本。
ゆるめて、ほぐして、固めない
そうすることで、

カラダが細分化されていくわ。

言うなれば、
カラダの中の“癒着”がとれて自由になり、

本来の構成メンバーが現れる訳ね。

メンバーは多ければ多いほど良い。
だから、この先も増やしていくことは必要ね。
と同時に、
アル程度のメンバーが出そろった時点で、
メンバーたちを

再教育していく・・・コレも重要なの」

「ナニについての再教育か?
それはね、

動き・運動について、なの。

リズミック・アームズ・ポジション
は、手・腕に関するメンバーたちの
再教育システムでもあるのよ」


「じゃぁ、その教育が上手くいけば、
肩の動きもキレイになるということですか?」

ケイコさんだ。


「エエ」


と、トシ子さんが静かに尋ねる。
「動きに対する再教育とは、
例えば、本来、
肩の正しい動き方とはどんなものか?
といった教育ですか?」



「まぁ、そうね。
その前に

『運動とは?』

という概念から見直すわけ。
あぁ、そうだ
みんなにも質問してみようかな。
『運動とは〇〇の連続である』
〇〇にナニが入ると思う?」


みんな静まりかえって考えているが、
和夫が手を上げた。

姿勢だと思います」


「正解!!」
ジュンコ先生、驚いている。


「じゃぁ、続いて、コレも分かるかしら?

『姿勢とは、

〇〇を崩すことと

整えることの連続である』



今度は、
平田さんの手が上がった。

重心ですな」


「正解!!」


トシ子さんが声を上げた。
「再教育の意味が少し分かりましたわ」


     続く第1732話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン314

~気に入っていただけましたか?~ 

こぢんまりとしたロビー。
若いカップルが目につく。
年配客は少ないようだ。

と、
チェックインの手続きをしているヒデ君が、手招きだ。
そばに行ってみると、
「女性客へのプレゼントあり。
5つの中から、選択して欲しい」とのこと。
どれも、ハイブランド・コスメばかり。
いかにも、女性好み・・・ではあるが、
ワタシは特に欲しいものが、ない。
仕方なく“高級石けん”を指す。

ホテル・スタッフは、
意気揚々(いきようよう 得意げなサマ)で、
石けんとともに “練り香水”も手渡した。
「こちらも、プレゼントです」
そして、
「いかがです?気に入っていただけましたか?」

部屋へ。
壁も天井もソファもベットカバーも、
すべて“白”統一だ。
なんだか、落ち着かない。
シャンデリアと大きなベッドが、目に飛び込んでくる。
ゴージャス感はあるが、
反面、非常にチープに感じる。

なぜ、だ?

ヒデ君、ゆっくりと部屋を見渡している。
が、何も言わない。

部屋を案内した男性スタッフ
「ドウですか? 
気に入っていただけましたか?」

ヒデ君は
返答に困っているようだ。

少し間があって
「ホームページの写真で見たときは、
もっと、
重厚な色の部屋だったのですが、
ソウいう色の部屋もアルのですか?」

やはり、部屋の色が落ち着かないのだろう。

男性スタッフは言った。
「では、次回のご予約の際には、
重厚な色の方を申し付けてみて下さい」

そして、もう一度
「他の点は・・・
気に入っていただけましたか?」



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