2011.09.16 (第1697話)社交ダンスを教えるということ vol.13 ~易経との出会い~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第172話へ
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.13
易経との出会い
潜在能力を引き出す(3)
このブログで何度も告白してきたように、
競技現役の頃のワタクシ
ホンマ「踊れなかった」んよね。
ズバリ、ダンスが下手、だった。
だって、フツーの人が簡単にできるような動きが、
まず、できないんだもの。
ナニをやっても、ムッチャ不自然になる。
才能のかけら、も、ナイ。
それなのに、
ダンスの競技選手、
しかも“プロ”になんて、なってしまって・・・
ものすごーく、苦しんだよ。
もう、毎日が“どん底気分”だった。
そんな時、書店をフラフラしていて、
ある本がフト目に入ったんだ。
その本は
「コレ、読んでごらん」
ワタシを誘っているようだった。
思わず、買った。
必死になって読んだ。
で、その夜
寝る前に、その本に従って、
ワタシは“儀式”をした。
で、はまった。
毎晩、儀式をするようになった。
儀式をやっている間だけ、
ワタシはどん底気分から解放された。
儀式はいたって簡単だ。
コイン(ワタシは百円玉を使用)3枚を用意し、
6回、振る(サイコロを振るように、ね)
で、その、裏、表から “答え”を読み取る。
「あ、ソレ、ひょっとして
『易経』(えききょう)でしょ!?」
ピンポーン!
そう、易経・・・五千年前に東洋で生まれた “占い”だ。
易で占うのは、未来だ。
ワタシは、毎夜、コインを振り、
「明日は、どーなるのか?」を占っていたというわけだ。
「なーんだ、コイン占いか」
なぁんて、バカにしちゃダメよ。
モチ、易経の本格版は、
シロートにはとてもできそうもくらい高度なもんで、
コイン使用はその簡易版みたいなんだけど、
それでも、スゴい。
メッチャ、当たるというか、
不気味なまでに“正確”なんだ。
やり方
コインを振る時、簡単な、質問をする。
例えば、
「明日の競技会、上手く踊れるでしょうか?」
コインが教えてくれるのは、
結果というより、現時点での、
ワタシ自身の心の奥底にアル気持ち、だ。
つまり、潜在意識。
易をすることによって、
潜在されている意識が、
表面に浮かび上がってくるってわけなのだ。
それが、どーして占いになるのか?
「潜在意識は、
未来を引き寄せてくる働きをする
だから、現時点での潜在意識を知れば、
この先どうなるのかが、予測がつく」
ということなのだ。
その辺り、本にはこう書かれてあった。
「易は単なる『推論』とは違います。
易によって語られる未来は、
人間の知恵の集積であり、心理学的根拠があるのです。
易は、
疑問に対して
潜在意識が回答を示すものなのです」
「その回答は、
ときにカメラで撮ったように、
未来を写しだすことがあります。
それは潜在意識によって移しだされたものであり、
易はあくまで
潜在意識をより鋭敏にさせるものなのです」
ちなみに、ワタシが手に入れた本は、
「マーフィーの易占い」だ。
マーフィーとは、
ジョセフ・マーフィー博士
潜在意識の重要性を世間に知らしめた第一人者とのこと。
さて、
その本との出会いによって易経(えききょう)を知り、
潜在意識・潜在能力
について、
新たな興味を持つようになったとワタシであったが
それらに対する理解度、知識レベルはメッチャ低く、
自分の都合の良いようにしか
解釈していなかったとは、思う。
が、ワタシにとって、
「人間には、無意識の世界にアル
潜在化された意識・能力と言うものがある」
を知ったことは、
“衝撃”だったし、
“ときめき”であったし、
“救い”だった。
「ワタシには、
ダンス的能力など全くナイ、と思い込んでいたが
ひょっとしたら、アル・・・・!?!?
けど、使ったことがないだけじゃないのか?」
ソレは、まだ、
ハッキリとは言葉にならない
想念レベルの悶々(もんもん)に過ぎないが、
たぶん、こう感じ始めていたのだろう。
「自分が今現在、
実際に使用している意識・力は、
ほんのわずか、だ。
ほとんど、使えていない。
ってことは、潜在化されたまんま、ってこと」
で、
「潜在意識や潜在能力を引き出し
使えるようになったら、
もっともっと、踊れるようになる!?」
その後、ワタシは、
マーフィーの他の著書も自然と手に取るようになった。
そこには、
魅惑的な言葉が並んでいた。
「人生にはある偉大な法則が働いています。
それは、
『あなたの人生はあなたの心に思い描いた通りになる』
という法則です」
「あなたが習慣的に考えることは、
何でも、あなたの潜在意識の中に入り込み、
その潜在意識が現実を創造するのです。
『自分の望みは必ずかなえられる』
と思うようにしましょう。
そう思った人の多くが、
本当に思い描いた通りの現実を手に入れるでしょう」
オイオイ、ほんまかよ!?
と、思う箇所もたくさんあった。
でも、読み進むにつれ、
「書いてあることは本当だ」と信じることができた。
いや、たぶん
「信じたかった」のだろうと思う。
次なる語りが最もココロに響いた。
「奇跡とは
ソレまで自分が知っていたことよりもさらに
高いレベルの自然の法則です。
決して神秘的出来事ではありません」
“自然の法則”という言葉に、引きつけられた。
コレだ!
と思った。
自分のダンスが上手くなるには
マーフィーのいう、
奇跡を起こすしか・・・ない。
そう、直感した。
コレが
「もう、こうなったら、
いまだ使ったことのない、
自分の潜在能力を引き出すしか、
道はない」
(第1696話参照)
当時のワタシだったのだ。
続く第1698話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第172話へ
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.13
易経との出会い
潜在能力を引き出す(3)
このブログで何度も告白してきたように、
競技現役の頃のワタクシ
ホンマ「踊れなかった」んよね。
ズバリ、ダンスが下手、だった。
だって、フツーの人が簡単にできるような動きが、
まず、できないんだもの。
ナニをやっても、ムッチャ不自然になる。
才能のかけら、も、ナイ。
それなのに、
ダンスの競技選手、
しかも“プロ”になんて、なってしまって・・・
ものすごーく、苦しんだよ。
もう、毎日が“どん底気分”だった。
そんな時、書店をフラフラしていて、
ある本がフト目に入ったんだ。
その本は
「コレ、読んでごらん」
ワタシを誘っているようだった。
思わず、買った。
必死になって読んだ。
で、その夜
寝る前に、その本に従って、
ワタシは“儀式”をした。
で、はまった。
毎晩、儀式をするようになった。
儀式をやっている間だけ、
ワタシはどん底気分から解放された。
儀式はいたって簡単だ。
コイン(ワタシは百円玉を使用)3枚を用意し、
6回、振る(サイコロを振るように、ね)
で、その、裏、表から “答え”を読み取る。
「あ、ソレ、ひょっとして
『易経』(えききょう)でしょ!?」
ピンポーン!
そう、易経・・・五千年前に東洋で生まれた “占い”だ。
易で占うのは、未来だ。
ワタシは、毎夜、コインを振り、
「明日は、どーなるのか?」を占っていたというわけだ。
「なーんだ、コイン占いか」
なぁんて、バカにしちゃダメよ。
モチ、易経の本格版は、
シロートにはとてもできそうもくらい高度なもんで、
コイン使用はその簡易版みたいなんだけど、
それでも、スゴい。
メッチャ、当たるというか、
不気味なまでに“正確”なんだ。
やり方
コインを振る時、簡単な、質問をする。
例えば、
「明日の競技会、上手く踊れるでしょうか?」
コインが教えてくれるのは、
結果というより、現時点での、
ワタシ自身の心の奥底にアル気持ち、だ。
つまり、潜在意識。
易をすることによって、
潜在されている意識が、
表面に浮かび上がってくるってわけなのだ。
それが、どーして占いになるのか?
「潜在意識は、
未来を引き寄せてくる働きをする
だから、現時点での潜在意識を知れば、
この先どうなるのかが、予測がつく」
ということなのだ。
その辺り、本にはこう書かれてあった。
「易は単なる『推論』とは違います。
易によって語られる未来は、
人間の知恵の集積であり、心理学的根拠があるのです。
易は、
疑問に対して
潜在意識が回答を示すものなのです」
「その回答は、
ときにカメラで撮ったように、
未来を写しだすことがあります。
それは潜在意識によって移しだされたものであり、
易はあくまで
潜在意識をより鋭敏にさせるものなのです」
ちなみに、ワタシが手に入れた本は、
「マーフィーの易占い」だ。
マーフィーとは、
ジョセフ・マーフィー博士
潜在意識の重要性を世間に知らしめた第一人者とのこと。
さて、
その本との出会いによって易経(えききょう)を知り、
潜在意識・潜在能力
について、
新たな興味を持つようになったとワタシであったが
それらに対する理解度、知識レベルはメッチャ低く、
自分の都合の良いようにしか
解釈していなかったとは、思う。
が、ワタシにとって、
「人間には、無意識の世界にアル
潜在化された意識・能力と言うものがある」
を知ったことは、
“衝撃”だったし、
“ときめき”であったし、
“救い”だった。
「ワタシには、
ダンス的能力など全くナイ、と思い込んでいたが
ひょっとしたら、アル・・・・!?!?
けど、使ったことがないだけじゃないのか?」
ソレは、まだ、
ハッキリとは言葉にならない
想念レベルの悶々(もんもん)に過ぎないが、
たぶん、こう感じ始めていたのだろう。
「自分が今現在、
実際に使用している意識・力は、
ほんのわずか、だ。
ほとんど、使えていない。
ってことは、潜在化されたまんま、ってこと」
で、
「潜在意識や潜在能力を引き出し
使えるようになったら、
もっともっと、踊れるようになる!?」
その後、ワタシは、
マーフィーの他の著書も自然と手に取るようになった。
そこには、
魅惑的な言葉が並んでいた。
「人生にはある偉大な法則が働いています。
それは、
『あなたの人生はあなたの心に思い描いた通りになる』
という法則です」
「あなたが習慣的に考えることは、
何でも、あなたの潜在意識の中に入り込み、
その潜在意識が現実を創造するのです。
『自分の望みは必ずかなえられる』
と思うようにしましょう。
そう思った人の多くが、
本当に思い描いた通りの現実を手に入れるでしょう」
オイオイ、ほんまかよ!?
と、思う箇所もたくさんあった。
でも、読み進むにつれ、
「書いてあることは本当だ」と信じることができた。
いや、たぶん
「信じたかった」のだろうと思う。
次なる語りが最もココロに響いた。
「奇跡とは
ソレまで自分が知っていたことよりもさらに
高いレベルの自然の法則です。
決して神秘的出来事ではありません」
“自然の法則”という言葉に、引きつけられた。
コレだ!
と思った。
自分のダンスが上手くなるには
マーフィーのいう、
奇跡を起こすしか・・・ない。
そう、直感した。
コレが
「もう、こうなったら、
いまだ使ったことのない、
自分の潜在能力を引き出すしか、
道はない」
(第1696話参照)
当時のワタシだったのだ。
続く第1698話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
| Home |