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女子力向上・プラクティスシリーズvol.4 

教えるというリスクを背負う

シスター・シナジー(2)


おなじみ、
ユニプラ(第1136話参照)には、

「注・教・注」というルールがある。

意味は、
「一緒に踊る相手に向かって
注意したり教えたりすることに、注意しよう」


ユニプラ中、いわゆる

“教え魔行為はダメ!”というもん。

最近は、

「注・教・禁」

つまり、
「注意したり教えたりすることは、禁止!」
てなふうに、バージョンアップ・ムードである。

それにしてもなぜに、
それほど厳しく“取り締まる”のか?
色んな理由があるが、
まとめて言えば、こうなるかな。

「各自、自分に集中するべきエネルギーが、
散漫(さんまん)になるから」

言い換えれば、
「教えると言う行為とは、相手に向かう行為である」
となっている間は、
どんだけ良いことを教えたとしてもNGなのだ。

「教えると言う行為とは、
相手ではなく、
まずは自分自身に向かう行為である」

が、心身ともに分かって初めて、GOODなわけ。

ゆえに
「“自分のダンスが、ホンマに上手くなるスキル”として、
“教えるスキル”を習得している人以外のモンが
(教える行為を)やっちゃったら、
教える側も
教わる側も両方が
ダンスが上手くならない事態に陥ってしまいやすい」


って、言っている意味、分かるかなぁ?
もっと簡単にしようか。

「人に教えているときの
自分の気持ちや
ソコからくる
言葉遣い
態度をよーく見たら
分かるでしょ?」


つまりは
教えている内容もさることながら
教えている時の気持ち
教えている時の態度

にも、問題アリなことが多いわけ。

実は自分が“できていないところ”を是正するかわりに、
相手を変えようとしているだけ、だったり
自分の身勝手な解釈を押し付けているだけ、だったり、
“教えること”が好きで、
快楽行為にハマっているだけ、だったり
“教えること”で、エエカッコしたり、
優越感に浸っているだけ、だったり・・

コレら、すべて“教え魔”なりぃ~

なぁんか、頭痛くなってきた?(笑)

まぁ、とにかく、
「ダンスを伝える・教える」
という行為って、とんでもなく、難しいわけよ。
ダンスというものの深さ
人間というものの深さ
を、
知れば知るほどに、
その難しさが分かってくるものでしょ。
その難しさと崇高さが、分かっているもののみ、
「教える」資格がある・・・ナァンて言ったら、
ダァレもできなくなっちゃうかもね。

さて、それにもかかわらず、
「なぜに
女子プラにシスター制を導入したのか?」

が、次の論点。
大失敗したら、どーすんねん?
エーライこっちゃなのに!?

導入の決め手
「参加者の
“ダンスが上手くなりたい”
という想いがホンモノであることを信じた」


この想いがホンモノであるなら、
“教え魔”を選択することは、ナイ。
もし、そうなりかかっていると気がついたときは、
一目散に是正するだろう。
そして、
前出
「教えると言う行為とは、
相手ではなく、
まずは自分自身に向かう行為である」

の意味を、必ずや知っていこうとするだろう。

ワタクシ思うに、
「ダンスが“本当に”上手くなりたい」
という人には、

「伝える・教える行為の体験」は最適なんだ。

簡単に言えば、
教えることで、早く上手くなる。
精神的にも肉体的にも“しっかり”するんだな。
もっと言えば、

自立が、早期に、叶う。

伝えてもらうのみ、教わるのみとは、
全く違ったレベルに自分をおくことになるからだ。
人に教えてみることで、
自らの未熟さを知り
新たな責任を持ち
自分を振り返る行為が可能になるからだ。

ジュンコ先生談
「人は、

リスクを背負うことでのみ、

より大きくなることができる。
“自分も十分にできていないことを、人に教えること”
は非常にリスキーね。
でも、ソコに、
意外や、飛躍できるチャンスもあるのよ。
女子プラのシスター制を活用し、
そんなチャンスに目覚めて欲しいわ」

「ただし、
女子プラ・シスター制の

シスターは2種類アル。

自分は先輩としてしっかりしなければならないと、
心構えを持ち、
率先して行動をしていく

自主的シスターと、

もう一つが、

認定シスターよ」

ムム?認定シスターとは!?


       続く第1653話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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