初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第157話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
大腰筋は選び出すのが難しい!
~足・脚を活かすための身体操作~
ジュンコ先生と、
ユニバーサル・ダンスの会メンバー
テーマ
足・脚を活かすダンスへ
完全シフトしよう!?
前号の続き。
ジュンコ先生
「なぜ、
『カラダの中のアシを使う練習をやっていたハズが、
カラダの外のアシ使う練習をやっている』
ことになっちゃうのか。
言い換えれば、
『なぜ、カラダの中のアシが思うように使えないのか?』
ということになるんだけど、
カラダの中のアシの代表インナーマッスルは、
分かるかしら?」
紀子さん
「大腰筋・・・ですね」
ジュンコ先生
「そうね。
では、分かりやすいようにこう言い切ってしまいましょうか
『なぜ、大腰筋が思うように使えナイのか?』
コレには理由がいくつかアル。
さぁ、ナニか思い当たること、ないかな?」
ノリタケ君
「インナーマッスル自体が、
非常に鍛えにくいとはよく言いますよね。
インナーマッスルを鍛えているはずが、
実は、アウターマッスルばかりを鍛えていた・・・
ジムでマシーンを使ってヤルと、
ヤバイみたいですね。
専門のトレーナーがチャンと
指導してくれるところは良いけれど」
ジュンコ先生
「そうね。
『鍛えにくい』ことも、
大腰筋が使いにくい理由の一つでしょうね。
インナーマッスルを“選び出す”のが難しいのね。
カラダの深部にアル筋肉だから」
カナちゃん
「そんなぁ“選び出す”なんて、
できるようになるものですかぁ?」
ジュンコ先生
「ええ。
(選び出すには)鍛える以前に、
もっと“感じる”ことが大事ね。
感じて
『あぁ、コレがカラダの中の脚だ』
って識別(しきべつ)する能力をあげていくの」
平田さん
「よほど、
カラダがゆるんでナイとできませんなぁ。
リキんでカラダが固まっていたら、
無理でしょう」
ジュンコ先生
「その通り!
股関節周辺や腹部、
背中・・そう言った箇所がゆるみ、
ほぐれればほぐれるほど、
大腰筋を選び出し、使えるようになってくるわ」
紀子さん
「逆に言えば
大腰筋を使っているハズなのに、
背中が、妙に痛くなったり、
みぞおちあたりが、ものすごく力んでくるときは、
選び方が、
まちがっていると考えていいのでしょうか?」
ジュンコ先生
「そうね。
多くの場合、大腰筋ではなく
腹筋しかも表層の腹直筋
や
太ももの筋肉を使ってしまっているのが原因のようね。
腹筋や太ももは
大腰筋と同じような働きをするものだから、
混同してしまうのよ。
ちょっと
試してみましょうか。
その場で、どちらか片方の足に立って
“体重の乗っていない方の足を、
床から高く離れるよう、上げていく”
モモ上げみたいな要領で。
持ち上がったアシは、股関節が曲がっているわよね?
この、
股関節を曲げることが大腰筋の働き
なのよ。
では、一度、足を下に下ろして・・・
今度は、
カラダの中なんてまったく感じようとせずに、
さっきと同じ状態になるように
やってみて。
今は、主に太ももの力を使って上げているのよ。
次に腹筋あたりをグッと緊張させることで、
モモをカラダに引きつけるようにしながら、
足を床から上げようとしてみて」
カナちゃん
「お腹が苦しい!息ができない!」
ジュンコ先生
「コレは、腹直筋の力を使ってしまっているのよ」
紀子さん
「まぁ!私はこうしていました。
大腰筋を使ってカラダの中を吊り上げようとして、
実は、腹直筋を使っていたのですね」
ジュンコ先生
「腹直筋は、カラダを前に曲げる働きがアルから、
カラダの中を吊り上げるときに
大腰筋の代わりに選んでしまいがちなの」
ノリタケ君
「そう言えば、スクワットも
太ももの筋肉を使ってヤルときと
大腰筋の筋肉を使ってやるときは
全然、感覚が違いますよね」
ジュンコ先生
「そう。
要は、感覚の違いを知ることが大事なの。
『なぜ、大腰筋が思うように使えナイのか?』
の理由にこういうことが考えられるの。
『正しく身体操作ができていない』」
紀子さん
「まさに、私がそうでした!」
ハナコさん
「多分、私も、
正しく身体操作ができていないはずです。
あのう、
大腰筋を使って、足上げをすると、
どんな風になるのですか?」
ジュンコ先生
(やってみせている。
体重の乗っていない方の足を、
カラダの中からブラーンと吊り垂れている感じ)
「こうなるには、
大腰筋以外にも
一緒に使っているインナーマッスルが必要だったわね。
覚えているかしら?」
紀子さん
「腸骨筋、腰方形筋ですね」
ジュンコ先生
「そう!!
このトリプル使いの感覚が難しいのね。
だから、
大腰筋が使いにくいの」
続く第1647話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン273
~命を継ぐ意味~
「命(いのち)を継いで欲しい」
そのメッセージは、
食生活の改善のメッセージ以上にワタシの心に残るものとなった。
おじいちゃんが継いで欲しいという、
命(いのち)とは・・・
大好きだったおじいちゃんは、
家族をこよなく愛した人であったが、ソレ以上に、
“人のタメに生きた人”として記憶に残っている。
警察の大隊長・警察学校の校長先生・・を退職した後、
悠々自適な暮らしを選ばず、
社会福祉活動に力を注いだ(両親の言う)“偉人”だ。
草分け的な事業の数々、とにかく苦労が絶えなかったという。
ちなみに、
当時作った“賀光寮(がこうりょう)”という施設は、
今もなお、大阪は藤井寺に存在する。
そんなおじいちゃんの言う
命(いのち)とは?
今も尚、答えは出ていない。
が、
ダンス教師をやっていく道すがら
ぼんやりと
または、
ハッキリと
つながるときがやってくるかも知れない・・・
さて、
A子からの“おじいちゃんメッセージ”を受け取ったワタシは、
さっそく “動いた”
スーパーに立ち寄り、
人参・ジャガイモなど、根菜類をごっそり買い込んだのだ。
夕食は
“根菜カレー”
当時、
主人であった“その人”に報告するや、
想像していた以上に重く受け取ってくれた。
そして、最期に、
「とにかく、まぁ、良かった。
ボクも、ずーっと、
(食事のことは)気にはなっていたもんでね。
アナタに直接メッセージは下りていたんだろうけど、
聞く耳をもっていなかったから、ね」
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足・脚を活かすダンスへ
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ジュンコ先生
「なぜ、
『カラダの中のアシを使う練習をやっていたハズが、
カラダの外のアシ使う練習をやっている』
ことになっちゃうのか。
言い換えれば、
『なぜ、カラダの中のアシが思うように使えないのか?』
ということになるんだけど、
カラダの中のアシの代表インナーマッスルは、
分かるかしら?」
紀子さん
「大腰筋・・・ですね」
ジュンコ先生
「そうね。
では、分かりやすいようにこう言い切ってしまいましょうか
『なぜ、大腰筋が思うように使えナイのか?』
コレには理由がいくつかアル。
さぁ、ナニか思い当たること、ないかな?」
ノリタケ君
「インナーマッスル自体が、
非常に鍛えにくいとはよく言いますよね。
インナーマッスルを鍛えているはずが、
実は、アウターマッスルばかりを鍛えていた・・・
ジムでマシーンを使ってヤルと、
ヤバイみたいですね。
専門のトレーナーがチャンと
指導してくれるところは良いけれど」
ジュンコ先生
「そうね。
『鍛えにくい』ことも、
大腰筋が使いにくい理由の一つでしょうね。
インナーマッスルを“選び出す”のが難しいのね。
カラダの深部にアル筋肉だから」
カナちゃん
「そんなぁ“選び出す”なんて、
できるようになるものですかぁ?」
ジュンコ先生
「ええ。
(選び出すには)鍛える以前に、
もっと“感じる”ことが大事ね。
感じて
『あぁ、コレがカラダの中の脚だ』
って識別(しきべつ)する能力をあげていくの」
平田さん
「よほど、
カラダがゆるんでナイとできませんなぁ。
リキんでカラダが固まっていたら、
無理でしょう」
ジュンコ先生
「その通り!
股関節周辺や腹部、
背中・・そう言った箇所がゆるみ、
ほぐれればほぐれるほど、
大腰筋を選び出し、使えるようになってくるわ」
紀子さん
「逆に言えば
大腰筋を使っているハズなのに、
背中が、妙に痛くなったり、
みぞおちあたりが、ものすごく力んでくるときは、
選び方が、
まちがっていると考えていいのでしょうか?」
ジュンコ先生
「そうね。
多くの場合、大腰筋ではなく
腹筋しかも表層の腹直筋
や
太ももの筋肉を使ってしまっているのが原因のようね。
腹筋や太ももは
大腰筋と同じような働きをするものだから、
混同してしまうのよ。
ちょっと
試してみましょうか。
その場で、どちらか片方の足に立って
“体重の乗っていない方の足を、
床から高く離れるよう、上げていく”
モモ上げみたいな要領で。
持ち上がったアシは、股関節が曲がっているわよね?
この、
股関節を曲げることが大腰筋の働き
なのよ。
では、一度、足を下に下ろして・・・
今度は、
カラダの中なんてまったく感じようとせずに、
さっきと同じ状態になるように
やってみて。
今は、主に太ももの力を使って上げているのよ。
次に腹筋あたりをグッと緊張させることで、
モモをカラダに引きつけるようにしながら、
足を床から上げようとしてみて」
カナちゃん
「お腹が苦しい!息ができない!」
ジュンコ先生
「コレは、腹直筋の力を使ってしまっているのよ」
紀子さん
「まぁ!私はこうしていました。
大腰筋を使ってカラダの中を吊り上げようとして、
実は、腹直筋を使っていたのですね」
ジュンコ先生
「腹直筋は、カラダを前に曲げる働きがアルから、
カラダの中を吊り上げるときに
大腰筋の代わりに選んでしまいがちなの」
ノリタケ君
「そう言えば、スクワットも
太ももの筋肉を使ってヤルときと
大腰筋の筋肉を使ってやるときは
全然、感覚が違いますよね」
ジュンコ先生
「そう。
要は、感覚の違いを知ることが大事なの。
『なぜ、大腰筋が思うように使えナイのか?』
の理由にこういうことが考えられるの。
『正しく身体操作ができていない』」
紀子さん
「まさに、私がそうでした!」
ハナコさん
「多分、私も、
正しく身体操作ができていないはずです。
あのう、
大腰筋を使って、足上げをすると、
どんな風になるのですか?」
ジュンコ先生
(やってみせている。
体重の乗っていない方の足を、
カラダの中からブラーンと吊り垂れている感じ)
「こうなるには、
大腰筋以外にも
一緒に使っているインナーマッスルが必要だったわね。
覚えているかしら?」
紀子さん
「腸骨筋、腰方形筋ですね」
ジュンコ先生
「そう!!
このトリプル使いの感覚が難しいのね。
だから、
大腰筋が使いにくいの」
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Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン273
~命を継ぐ意味~
「命(いのち)を継いで欲しい」
そのメッセージは、
食生活の改善のメッセージ以上にワタシの心に残るものとなった。
おじいちゃんが継いで欲しいという、
命(いのち)とは・・・
大好きだったおじいちゃんは、
家族をこよなく愛した人であったが、ソレ以上に、
“人のタメに生きた人”として記憶に残っている。
警察の大隊長・警察学校の校長先生・・を退職した後、
悠々自適な暮らしを選ばず、
社会福祉活動に力を注いだ(両親の言う)“偉人”だ。
草分け的な事業の数々、とにかく苦労が絶えなかったという。
ちなみに、
当時作った“賀光寮(がこうりょう)”という施設は、
今もなお、大阪は藤井寺に存在する。
そんなおじいちゃんの言う
命(いのち)とは?
今も尚、答えは出ていない。
が、
ダンス教師をやっていく道すがら
ぼんやりと
または、
ハッキリと
つながるときがやってくるかも知れない・・・
さて、
A子からの“おじいちゃんメッセージ”を受け取ったワタシは、
さっそく “動いた”
スーパーに立ち寄り、
人参・ジャガイモなど、根菜類をごっそり買い込んだのだ。
夕食は
“根菜カレー”
当時、
主人であった“その人”に報告するや、
想像していた以上に重く受け取ってくれた。
そして、最期に、
「とにかく、まぁ、良かった。
ボクも、ずーっと、
(食事のことは)気にはなっていたもんでね。
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