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ラテン専科シリーズvol.7 

ジャイブ・エントリーはエクササイズ!?

~ジャイブ・登場!!(3)~


トウ・ヒール・スゥイブルは、

ベーシック・フィガーの中でも上級に類するもん。
でも、今回のラテン専科
グループレッスン用アマルガメーションでは、
なんと、

エントリー部分のしょっぱなに登場。

しかも、
シャドーでやってもらおうと思っている。

エントリーは、
女子が男子の左側に立つ
レフト・サイド・バイ・サイド・ポジションで・・・

ん?
ダンス用語バッカで、言っている意味、分からない?
OK
簡単に説明しておこう。

エントリーは、
入場とか入り口とかの意。
デモンストレーション・ダンスのときなどの最初の部分を飾る
チョイ、スペシャルな“振り付け”だ。
今回は全く組まず、一人で踊る=シャドーで。
サイド・バイ・サイド・ポジションとは、
男女が同じ方向に面して横に並んで立つポジション
その位置から、
踊りながら
ギャラリー(観客席)の方に、だんだん近づいていく
という感じの構成にしてアル・・・
ってことは、そう!
最初から

“ショータイム”を意識しているってわけ!
(第111話参照)

「え~!?
ジャイブ、踊ったこともないのに。
そんなぁ、難しくないですかぁ?」
ジャイブ・ビギナーさんからこんな声が上がりそうね。

でも、

ちゃんとした2つの意図(ねらい)があるんだよ。

どういう意図か?
まず1つ目。
ジャイブに対する難しい・・・・てなイメージを一新

「へぇ~、楽しいのねぇ」

を、カラダごと感じていただくこと。
まぁいや、

ショーダンスのノリから始めたいんだな。

正直、
ジャイブって、
ちゃーんと踊ろうとすれば、テクニック的にやや難解。
しかも、
2人の揺れが噛み合ないと
「なんだか、やりにくい」
ってすぐに感じてしまうところもあるんだ。
だもんで、
気分がノリにくい。
ノレナかったら、
ジャイブはもっと難しいものとなってしまう。
だもんで、
2人で組む前に
まず、一人ひとりが音楽を感じて、スキに楽しく踊って欲しい・・・
ソウいう願いが込められているんだ。

意図の2つ目は、
エントリーを踊っている間に、ジャイブを踊るための

カラダの準備をしていってもらう。

言い換えれば、

ジャイブ・ポイズ

ジャイブを踊る際の“姿勢”


を、
エントリーの間に作っていってもらおうというネライだ。

ん?
ナニナニ?
エントリーの意図はそれだけではない?
もっと深い意義があるって?
その辺りの詳しい話を、ジュンコ先生、お願いしまーす。

「エントリー部分は、
トウ・ヒール・スゥイブル以下、約7種。
それがまんま、

ジャイブ・エクササイズ

になっているという面白い試みなの。
つまり
1種類ごとの動きを取り出して、
それだけをエクササイズとしても、
十分通用するものを集めてあるということ。
簡単に言えば、
ジャイブを利用したエクササイズ、ね。
サンバのボルタに匹敵するもの」

「この“動き”を練習すれば、ダンス全般に良いでしょうね。
インナーマッスルが鍛えられる・・・
また、そのように指導していくわね」

「鍛えられるインナーマッスルは
大腰筋腸骨筋腰方形筋のトリプル吊り上げ筋。
他にも腹横筋腹斜筋・・・もうたくさん(笑)
楽しく踊りながら鍛えてイケルように工夫してあるわ」

面白そう~
んじゃ、しょっぱなの

トウ・ヒール・スゥイブル

を紹介しておこうかな。

1. 左足右足に体重を移さないでクローズ トウ(T)
2. 左足ヒール(H)で、体重を移さないで横やや前 ヒザは伸ばす
3. 左足アクロスして 右足の前に 体重を乗せかえる
4. 右足左足に体重を移さないでクローズ トウ(T)
5. 右足ヒール(H)で、体重を移さないで横やや前 ヒザは伸ばす
6. 右足アクロスして 右足の前に 体重を乗せかえる

1回1回
回転運動が入るよ。
そう、ツイストみたいなもん。
ちなみに

スゥイブル

とは、片足のボールで回転することだ。

他の動きは、
タップ
ボックス
キック
トリニティ・エクササイズ
ジャイブ・シャッセ・ ・


主なものと、その効果効用を次回紹介するね。


       続く第1622話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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