2011.05.05 (第1563話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫るCCⅠ~走運動は難しい!?~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 更新しました
報告!桜まつり(2)
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
走運動は難しい!?
~足・脚を活かすための身体操作~
ジュンコ先生と、
ユニバーサル・ダンスの会のメンバーによる座談会
テーマは、
足・脚を活かすダンスへ
完全シフトしよう!?
「タンゴを“歩く”アクションだとすれば
スイング・ダンスである
ワルツ&スローは“走る”
クイック&ウインナワルツは“飛ぶ”アクション」
というジュンコ先生の発言に対し、意見が飛びかっている。
さて、ジュンコ先生の見解だ。
「まず、
“走る”や“飛ぶ”の基本は “歩く”
だから、ダンスの基本は『歩く』でOK
・・・というカナちゃんの意見、
とても良いと思うわ。
“歩く”と“走る”の違いについては、
平田さんの意見が大正解。
走る運動には、
両足とも地面に着いていない“空中期”がアルのに対し、
歩く運動には、それがナイの。
だから、
“走る”ことは、
“歩く”ことよりずーっと難しいわけ。
言い換えれば、
走る運動は、歩く運動を、より高度にしたもの。
そして、飛ぶ運動は、走る運動の変化・・・
でも、飛ぶ運動は、
走る運動を理解すれば、見えてくるものがアルし、
いっそ飛んじゃえば、
かえって“楽”になるって部分もアル。
ソウいう意味においては
走る運動がもっとも難しいのではないかしら?」
紀子さん
「ということは、
ワルツやスローフォックストロットが、
非常に難しいと・・・?」
ジュンコ先生
「そうね。
“走る”のどういったところが、ソンナに難しいのか
の、説明に入る前に、
佐藤さんやハナコさんが疑問に思っている点を解説しないとね」
「ワルツ・スローのアクションが“走る”だというのは、
速く動くこと・・・を意味するのではナイの。
この辺り、紀子さんの意見もGOODなんだけど。
整理すると・・・
ココでいう“走る”とは、
以下のようなコトを意味するのよ。
① 重心を高くして、スイングをかける
② そのスイングとは、
ボディを空中に投げ出すようにすることを意味する
③ 下半身のスイングより上半身のスイングが大事
④ 体感としての“空中期”があり、
実際に床から足が上がることはないが、
上がっているようなところまでボディは運ばれる」
ハナコさん
「ボディを空中に投げ出すようにする
感覚がスイング?
そんな風に踊れるのは、
かなりの上級者だけでしょ?」
ジュンコ先生
「そうではなくて、
ボディを空中に投げ出すようにすることが、
スイングの基本なの」
佐藤さん
「ボディを空中に投げ出すような歩き方なんて
フツーしないでしょ」
ジュンコ先生
「だから、スイング・ダンスのアクションは、
“歩く”ではなく“走る”なのよ」
ハナコさん
「でも、やっぱりそんな“立てないバランス” で
踊っている人ってあまり見たことがありません」
ジュンコ先生
「そうでしょう・・・ね。
実は、スイング・ダンスを踊るとき、
純粋なスイングのみを活用して
踊っている人は非常に少ないの。
なぜって、非常に難しいものだからね、
“走る”運動、つまり、スイング運動って。
一人でヤッテも難しいのに、
2人で組んで、
おまけにキレイなカタチを保持し、
音楽に乗って・・・
あぁ、気の遠くなるような難しさ、のハズなのよ」
カナちゃん
「でも、みんな、ワルツとかフツーに踊っているし、
スイングしているように見えるけど」
ジュンコ先生
「競技会会場やパーティ会場で、
純粋なスイングのみを活用して
踊っているのではないでしょうね。
実は・・・
タンゴのようなワルツ、
スローフォックストロットを
踊っている人がほとんどなのよ」
一同・・・???
続く第1564話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン229
~パワースポット・・・代理講師のプレッシャー~
当時のリーダーが、
(リアル・ジュンコ・ボイス風に言うと、“その人”)
“師匠代理”で、いくつかのグループレッスンを受け持っていた。
そのほとんどが、出張レッスンだった。
師匠代理・・・とは、
本来は、
「師匠に講師を務めて欲しい」
とスタジオに依頼があったレッスンを、
弟子が代理で出向いていたということ。
実際に師匠がレッスンをするのは、1~2回だけ
後は、
「代理で、弟子に行かせる」
が、常だったというわけだ。
それで、文句が出たことは、ない。
「かえって、気楽だし、しっかり習えるから、いいわ」
の声が上がるところは、
“その人”の実力によるものだった、と思っている。
“その人”も、ストレスにより発症する“持病”を持っていた。
背中が痛む、肋間神経痛
朝、
「うっ」
と言ったきり、固まってしまい、起き上がることができないほど、
ひどい時もあった。
病院での診断は、こうだ。
「背骨に軟骨ができ、ソレが神経に触れて痛む」
“その人”の“肋間神経痛・発症”と、
グループレッスンが重なると、大変だった。
なぜなら、
ワタシに出番が回ってくるから、だ。
代理講師・・・当時のワタシにとっては、プレッシャーだった。
もともとは師匠が行くはずになっていた“場”である。
生徒サンのレベルも高く、
アマチュア・サークルの指導者クラスが何人もそろっていた。
その日の、レッスンは“タンゴ”
ワタシは、がんばった。
“飲み込み”が早い生徒サンの力に助けられ、
なんとか踏ん張った。
1時間半のレッスンで、
気力も体力も使い果たしたように、疲れてしまった。
その晩、興奮して眠れなかった。
朝起きると、
顔面に電撃痛が・・・
肋間神経痛の“その人”のとなりで、
三叉神経痛で、苦しむこととなったのだ。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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ジュンコ先生と、
ユニバーサル・ダンスの会のメンバーによる座談会
テーマは、
足・脚を活かすダンスへ
完全シフトしよう!?
「タンゴを“歩く”アクションだとすれば
スイング・ダンスである
ワルツ&スローは“走る”
クイック&ウインナワルツは“飛ぶ”アクション」
というジュンコ先生の発言に対し、意見が飛びかっている。
さて、ジュンコ先生の見解だ。
「まず、
“走る”や“飛ぶ”の基本は “歩く”
だから、ダンスの基本は『歩く』でOK
・・・というカナちゃんの意見、
とても良いと思うわ。
“歩く”と“走る”の違いについては、
平田さんの意見が大正解。
走る運動には、
両足とも地面に着いていない“空中期”がアルのに対し、
歩く運動には、それがナイの。
だから、
“走る”ことは、
“歩く”ことよりずーっと難しいわけ。
言い換えれば、
走る運動は、歩く運動を、より高度にしたもの。
そして、飛ぶ運動は、走る運動の変化・・・
でも、飛ぶ運動は、
走る運動を理解すれば、見えてくるものがアルし、
いっそ飛んじゃえば、
かえって“楽”になるって部分もアル。
ソウいう意味においては
走る運動がもっとも難しいのではないかしら?」
紀子さん
「ということは、
ワルツやスローフォックストロットが、
非常に難しいと・・・?」
ジュンコ先生
「そうね。
“走る”のどういったところが、ソンナに難しいのか
の、説明に入る前に、
佐藤さんやハナコさんが疑問に思っている点を解説しないとね」
「ワルツ・スローのアクションが“走る”だというのは、
速く動くこと・・・を意味するのではナイの。
この辺り、紀子さんの意見もGOODなんだけど。
整理すると・・・
ココでいう“走る”とは、
以下のようなコトを意味するのよ。
① 重心を高くして、スイングをかける
② そのスイングとは、
ボディを空中に投げ出すようにすることを意味する
③ 下半身のスイングより上半身のスイングが大事
④ 体感としての“空中期”があり、
実際に床から足が上がることはないが、
上がっているようなところまでボディは運ばれる」
ハナコさん
「ボディを空中に投げ出すようにする
感覚がスイング?
そんな風に踊れるのは、
かなりの上級者だけでしょ?」
ジュンコ先生
「そうではなくて、
ボディを空中に投げ出すようにすることが、
スイングの基本なの」
佐藤さん
「ボディを空中に投げ出すような歩き方なんて
フツーしないでしょ」
ジュンコ先生
「だから、スイング・ダンスのアクションは、
“歩く”ではなく“走る”なのよ」
ハナコさん
「でも、やっぱりそんな“立てないバランス” で
踊っている人ってあまり見たことがありません」
ジュンコ先生
「そうでしょう・・・ね。
実は、スイング・ダンスを踊るとき、
純粋なスイングのみを活用して
踊っている人は非常に少ないの。
なぜって、非常に難しいものだからね、
“走る”運動、つまり、スイング運動って。
一人でヤッテも難しいのに、
2人で組んで、
おまけにキレイなカタチを保持し、
音楽に乗って・・・
あぁ、気の遠くなるような難しさ、のハズなのよ」
カナちゃん
「でも、みんな、ワルツとかフツーに踊っているし、
スイングしているように見えるけど」
ジュンコ先生
「競技会会場やパーティ会場で、
純粋なスイングのみを活用して
踊っているのではないでしょうね。
実は・・・
タンゴのようなワルツ、
スローフォックストロットを
踊っている人がほとんどなのよ」
一同・・・???
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~パワースポット・・・代理講師のプレッシャー~
当時のリーダーが、
(リアル・ジュンコ・ボイス風に言うと、“その人”)
“師匠代理”で、いくつかのグループレッスンを受け持っていた。
そのほとんどが、出張レッスンだった。
師匠代理・・・とは、
本来は、
「師匠に講師を務めて欲しい」
とスタジオに依頼があったレッスンを、
弟子が代理で出向いていたということ。
実際に師匠がレッスンをするのは、1~2回だけ
後は、
「代理で、弟子に行かせる」
が、常だったというわけだ。
それで、文句が出たことは、ない。
「かえって、気楽だし、しっかり習えるから、いいわ」
の声が上がるところは、
“その人”の実力によるものだった、と思っている。
“その人”も、ストレスにより発症する“持病”を持っていた。
背中が痛む、肋間神経痛
朝、
「うっ」
と言ったきり、固まってしまい、起き上がることができないほど、
ひどい時もあった。
病院での診断は、こうだ。
「背骨に軟骨ができ、ソレが神経に触れて痛む」
“その人”の“肋間神経痛・発症”と、
グループレッスンが重なると、大変だった。
なぜなら、
ワタシに出番が回ってくるから、だ。
代理講師・・・当時のワタシにとっては、プレッシャーだった。
もともとは師匠が行くはずになっていた“場”である。
生徒サンのレベルも高く、
アマチュア・サークルの指導者クラスが何人もそろっていた。
その日の、レッスンは“タンゴ”
ワタシは、がんばった。
“飲み込み”が早い生徒サンの力に助けられ、
なんとか踏ん張った。
1時間半のレッスンで、
気力も体力も使い果たしたように、疲れてしまった。
その晩、興奮して眠れなかった。
朝起きると、
顔面に電撃痛が・・・
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