初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第133話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
タンゴはフツーに歩くことから
~足・脚を活かすための身体操作~
さて、ジュンコ先生と、
ユニバーサル・ダンスの会のメンバーによる座談会に戻ろう。
テーマは、
足・脚を活かすダンスへ
完全シフトしよう!?
「高重心のタンゴを手に入れない限り、
(低く踊る)タンゴは、踊りこなせない」
ジュンコ先生の発言にびっくりのメンバーだが・・・
ノリタケ君
「すごくタンゴのイメージが変わってしまいました。
ここにいるメンバー全員がそうかも知れませんが、
みなさん、どうですか?」
平田さん
「結局、タンゴもボディの高いところから、
脚がブラブラして踊ることから始めたら良い、
ということですな?
それで、変に上から押しつぶすことなく、
フツーに歩けばイイと・・・」
ジュンコ先生
「そう。
“フツーに歩く”で、いいの、まずは。
ソウいう意味では、タンゴが最も、
日頃フツーに歩く感覚に近いわね」
紀子さん
「あぁ、だから、ユニプラでは、
非常に早い時期にタンゴを教えるのですね?」
ジュンコ先生
「エエ。
ビギナーさんには、
ワルツやフォックストロットよりも早い時期に教える。
タンゴ・プラクティスの要領で、ね。
(第292話参照)
もちろん、
『スタッカートに』とか
『中間ウエイト』でとか、何も言わない。
音楽に乗って、
ごくフツーにムーブする感覚を身につけてもらうわ。
それでも、初級の方は大変よ。
普段は、人と向かいあって歩いたりしないし、
後ろ向きにも歩かないでしょ?
だから、前進する人も後退する人も、
怖がって“腰を引いちゃう人”が多い」
平田さん
「ソンナ人に、
“タンゴは低く踊る”って教えると、
本当に“落っこちてしまう”ということですな」
ジュンコ先生
「そうね。
それに『フツーにムーブする感覚』を身につけた上で、
『スタッカート』に転じていかないと、
“キレ”ではなく、
まさに“切れ切れ”になっちゃうし」
カナちゃん
「タンゴって、切れているようで、
切れていない動きがカッコイイもんね!
ここまでで、分かったこと・・・
脚で踊ったら、本当に切れちゃうけど、
正しい“高重心”を手に入れて、
“胸から脚”や“首から脚”が、できるようになったら、
(第1552話参照)
足元は“切れた表現”をしても、動きは止まらなくなる。
コレこそが『足・脚を活かすタンゴへ完全シフト』
ソウいうことでしょ?」
ノリタケ君
「おぉっ!
カナちゃん、スゴい。
まとめちゃいましたね(笑)
じゃぁ、終わりましょうか・・
あ、失礼、紀子さん、どうぞ」
紀子さん
「(ジュンコ先生の方に向いて)
以前に『タンゴウォークは二等辺三角形で』
と習いましたね?
(第359話参照)
タンゴは他のスイング・ダンスと違って、
ウエイトが両足の中間にある、と。
聞いたときは、
『なるほど。コレは分かりやすい』と思ったのですが、
実際にやってみると、上手く行きませんでした。
カクカクした動きになったり
バランスが後ろになってしまったり・・。
でも、今回聞いた、
『タンゴは“高重心”から始める』ことで、
解決の糸口が見つかったように思います」
カナちゃん
「ええっ?どういうこと?」
紀子さん
「“みぞおちから脚”のつもりで、
実際には、
“股関節から脚”の使い方しかできていなかったようです。
『タンゴだから、低く踊らなきゃ』
そう、思っていたもので。
次から“胸から脚”に挑戦しますわ。
ソノくらいでようやく、
“みぞおちから脚”になるのでしょうから」
ジュンコ先生
「いいことね。
タンゴは、
ウエイトは中間
でも、
バランスは前
コレを体得することが難しい。
“胸から脚”感覚を手に入れないと、
頭では理解できても、実際は、できない。
でも、反対に、
“胸から脚”になっちゃえば、
タンゴって、それほど難しくはないの」
カナちゃん
「スイング・ダンスの方が難しいんですか?」
ジュンコ先生
「ええ、そうね。
タンゴを、
“歩く”アクションだとすれば、
スイング・ダンスは、
“走る”または“飛ぶ”アクション・・・かな」
続く第1562話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン227
~パワースポット・・・ストレスかかる仕事やなぁ~
考えてみれば、
「全くの赤の他人と触れ合い、踊る・・・」
などと言う行為は、
非常なストレスなハズだ。
踊りは“内面の現れ”でアリ、
本来、プライベートな世界にあるものだ。
ソレを他者、しかも異性と一緒に“やり取りする”
が、基本パターンなのだから、
実際、踊ると、すぐに分かることだが、
表面で見ているよりも、ずーっと大変だ。
相性が良い相手だと、良いストレスとなる。
悪い相手だと、その反対。
非常にハッキリしているものも、このダンスの特徴だ。
昔、知り合いだったジャズダンサーが、
社交ダンス(ちまたパーティ)を初体験後、
こんな風に言ったことが思い出される。
「よく、こんなの、やってられるわね!?
ワタシには、無理だわ。
ストレス溜まって、しゃーないわ(仕方ないわ)」
かなり以前の話だが、
一つ違いの姉に、ダンスを勧めたこともアル。
ワタシのレッスンの見学に誘った。
「いつでも良いから、一回、見に来てよ」
これが、失敗だった。
たまたま、古くからの生徒サンの個人レッスンの時だった。
姉は、10分くらい居ただけで、
「もう、イイ、悪いけど、帰るわ」
と言い残し、スタスタいなくなった。
この理由は
後で、電話で、母から聞くこととなる。
「ジュンコ、あんな、おじさんとよく踊ってるね。
ストレスかかる仕事やなぁ。
病気せんように、言うといて」
これが、母に託された姉からの伝言だった。
そう言えば、
ワタシ自身、ダンスによる
“悪もんストレス”を“良もんストレス”に、
変換でき始めたのは、まだ近年だ。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第133話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
タンゴはフツーに歩くことから
~足・脚を活かすための身体操作~
さて、ジュンコ先生と、
ユニバーサル・ダンスの会のメンバーによる座談会に戻ろう。
テーマは、
足・脚を活かすダンスへ
完全シフトしよう!?
「高重心のタンゴを手に入れない限り、
(低く踊る)タンゴは、踊りこなせない」
ジュンコ先生の発言にびっくりのメンバーだが・・・
ノリタケ君
「すごくタンゴのイメージが変わってしまいました。
ここにいるメンバー全員がそうかも知れませんが、
みなさん、どうですか?」
平田さん
「結局、タンゴもボディの高いところから、
脚がブラブラして踊ることから始めたら良い、
ということですな?
それで、変に上から押しつぶすことなく、
フツーに歩けばイイと・・・」
ジュンコ先生
「そう。
“フツーに歩く”で、いいの、まずは。
ソウいう意味では、タンゴが最も、
日頃フツーに歩く感覚に近いわね」
紀子さん
「あぁ、だから、ユニプラでは、
非常に早い時期にタンゴを教えるのですね?」
ジュンコ先生
「エエ。
ビギナーさんには、
ワルツやフォックストロットよりも早い時期に教える。
タンゴ・プラクティスの要領で、ね。
(第292話参照)
もちろん、
『スタッカートに』とか
『中間ウエイト』でとか、何も言わない。
音楽に乗って、
ごくフツーにムーブする感覚を身につけてもらうわ。
それでも、初級の方は大変よ。
普段は、人と向かいあって歩いたりしないし、
後ろ向きにも歩かないでしょ?
だから、前進する人も後退する人も、
怖がって“腰を引いちゃう人”が多い」
平田さん
「ソンナ人に、
“タンゴは低く踊る”って教えると、
本当に“落っこちてしまう”ということですな」
ジュンコ先生
「そうね。
それに『フツーにムーブする感覚』を身につけた上で、
『スタッカート』に転じていかないと、
“キレ”ではなく、
まさに“切れ切れ”になっちゃうし」
カナちゃん
「タンゴって、切れているようで、
切れていない動きがカッコイイもんね!
ここまでで、分かったこと・・・
脚で踊ったら、本当に切れちゃうけど、
正しい“高重心”を手に入れて、
“胸から脚”や“首から脚”が、できるようになったら、
(第1552話参照)
足元は“切れた表現”をしても、動きは止まらなくなる。
コレこそが『足・脚を活かすタンゴへ完全シフト』
ソウいうことでしょ?」
ノリタケ君
「おぉっ!
カナちゃん、スゴい。
まとめちゃいましたね(笑)
じゃぁ、終わりましょうか・・
あ、失礼、紀子さん、どうぞ」
紀子さん
「(ジュンコ先生の方に向いて)
以前に『タンゴウォークは二等辺三角形で』
と習いましたね?
(第359話参照)
タンゴは他のスイング・ダンスと違って、
ウエイトが両足の中間にある、と。
聞いたときは、
『なるほど。コレは分かりやすい』と思ったのですが、
実際にやってみると、上手く行きませんでした。
カクカクした動きになったり
バランスが後ろになってしまったり・・。
でも、今回聞いた、
『タンゴは“高重心”から始める』ことで、
解決の糸口が見つかったように思います」
カナちゃん
「ええっ?どういうこと?」
紀子さん
「“みぞおちから脚”のつもりで、
実際には、
“股関節から脚”の使い方しかできていなかったようです。
『タンゴだから、低く踊らなきゃ』
そう、思っていたもので。
次から“胸から脚”に挑戦しますわ。
ソノくらいでようやく、
“みぞおちから脚”になるのでしょうから」
ジュンコ先生
「いいことね。
タンゴは、
ウエイトは中間
でも、
バランスは前
コレを体得することが難しい。
“胸から脚”感覚を手に入れないと、
頭では理解できても、実際は、できない。
でも、反対に、
“胸から脚”になっちゃえば、
タンゴって、それほど難しくはないの」
カナちゃん
「スイング・ダンスの方が難しいんですか?」
ジュンコ先生
「ええ、そうね。
タンゴを、
“歩く”アクションだとすれば、
スイング・ダンスは、
“走る”または“飛ぶ”アクション・・・かな」
続く第1562話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン227
~パワースポット・・・ストレスかかる仕事やなぁ~
考えてみれば、
「全くの赤の他人と触れ合い、踊る・・・」
などと言う行為は、
非常なストレスなハズだ。
踊りは“内面の現れ”でアリ、
本来、プライベートな世界にあるものだ。
ソレを他者、しかも異性と一緒に“やり取りする”
が、基本パターンなのだから、
実際、踊ると、すぐに分かることだが、
表面で見ているよりも、ずーっと大変だ。
相性が良い相手だと、良いストレスとなる。
悪い相手だと、その反対。
非常にハッキリしているものも、このダンスの特徴だ。
昔、知り合いだったジャズダンサーが、
社交ダンス(ちまたパーティ)を初体験後、
こんな風に言ったことが思い出される。
「よく、こんなの、やってられるわね!?
ワタシには、無理だわ。
ストレス溜まって、しゃーないわ(仕方ないわ)」
かなり以前の話だが、
一つ違いの姉に、ダンスを勧めたこともアル。
ワタシのレッスンの見学に誘った。
「いつでも良いから、一回、見に来てよ」
これが、失敗だった。
たまたま、古くからの生徒サンの個人レッスンの時だった。
姉は、10分くらい居ただけで、
「もう、イイ、悪いけど、帰るわ」
と言い残し、スタスタいなくなった。
この理由は
後で、電話で、母から聞くこととなる。
「ジュンコ、あんな、おじさんとよく踊ってるね。
ストレスかかる仕事やなぁ。
病気せんように、言うといて」
これが、母に託された姉からの伝言だった。
そう言えば、
ワタシ自身、ダンスによる
“悪もんストレス”を“良もんストレス”に、
変換でき始めたのは、まだ近年だ。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
| Home |