2011.04.19 (第1547話)社交ダンスを教えるということ vol.12 ~超・初心者ホールドへ~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
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読者限定ワークショップ
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特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.12
超・初心者ホールドへ
超・初心者ホールド考(3)
初心者に対する
「ユニプラ的リラックスホールドから、
イングリッシュスタイル・ホールドへの転向」
をどう導くか?
最終回。
前回は、
「良いホールドのための良い姿勢」
のお話だった。
そして、
「カナメとなる背骨を楽にしつつ、
いわゆる
『まっすぐ立つ』感覚を味わうための参考エクササイズ」
の伝授となったわけね。
ン、何々?
コレって、以前に習った、アレですよね?
ですって?
アレって・・・
骨格ホールド・プラクティス!?
(第954話)
ピンポーン!
実は、そうなんだ。
もっとも、初心者向けには、
もっと簡単・アバウトな解説を行なうけどね。
(できるだけ、脳みそを使わず、
カラダで感じてもらう配慮が必要だ)
前回、エクササイズで、
「前屈状態から、ゆっくり、カラダを起す」
トコロまでやったと思うけど、
中上級者とは違い、初級者へは、
「ハイ、ココから手ゆっくりをあげて、
ホールドの体勢に・・・」
とやってもダメ。
なぜなら
「本当に何も知らないから・・・だ」
言い換えれば、
ホールドというイメージがないってもん。
だからといって、
「こんなカタチよ」
と、やってみせることは、もっと危険かもしれないんだな。
なぜか?
「あぁ、あんなに上を見るのか」
とか
「腕を大きく広げ、ヒジをはるんだ」
など、見たまんまを、
自分なりに強調してマネをしまうものだからだ。
で、以下のようなレクチャーでもって、導くのがもっぱらだ。
エクササイズの6が終了した段階で、
「ソノまんまで両足を閉じてみましょうか。
頭を感じますか?
ソコからズーッと下っていって・・・
足の裏を感じますか?
ね、
こうやってみると、
ずいぶん狭いところに(足裏のこと)
カラダが乗っていることに気がつくでしょう?」
「頭と足の裏に、
あぁ、距離があるなぁと感じてみましょうか。
すると、背骨がスーッと楽になって、
背が少し伸びたように感じられたら、いいですね」
「頭から下にあるものは、
肩も、胴体も、腰も、脚も、
下に離れていくように感じましょうか。
でも、脚も楽にね。
踏ん張らなくて良いんですよ。
じっとしよう、と思わないこと。
フラフラ揺れている感覚で良いですからね」
もちろん、コレは、
出来上がりではナイ・・・ことは、
ブログ読者ならきっとお分かりだろう。
でも、初心者にとっては
「なんか、いつもと景色が違う」
「姿勢が良くなったみたい」
などと、新鮮な感覚なはずだ。
胸の位置や腰の位置、肩の位置、
さまざまなところに矯正の必要性アリと思っても、
あえて伝えない・・・で、良い。
“この先”は、マダマダ長いのだ。
さて、ココからようやくホールド体勢へ導くんだ。
エクササイズの6の後
男性
7. そのまんま、軽く“前にならえ”の状態を作り、
ヒジから先だけ外にやや返す
やや小さめのドラム缶を抱えた感じの両手にする
両手がだいたい対称であればOK
8.楽な感じで、ややヒジを広げ、フレームのカッコウへ
「女性も基本的には、男性と同じです」
女性
7. 8.とも男性と一緒。
9.フレームのカッコウを作る際、
ほんの少しだけ、左ヒザをゆるませて、
右足をわずかに開く。
すると“傾斜”がつく。
フッと、左側に頭を置く。
頭の位置は決して無理しないこと。
以上だ。
中上級者の女性に試してみて欲しいのは、
『まっすぐ立った時点』から、
フレームを作る動作をすれば
(わざとしようとはしなくても)
自動的に
「ほんの少しだけ、左ヒザがゆるみ、
右足をわずかに開きたくなり、
傾斜がつき、
フッと、左側に頭を置きたくなるか?」
なのだ。
ってことは、今回公開した
超・初級者向けイングリッシュスタイル・ホールドの作り方も、
実は、「結果、そうなる」部類のものなのだ。
つまり、
すでに難しいことなのだ。
より自然に近い感覚でできるようになるには、時間がかかる
ということを知っておこう。
続く第1548話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
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「良いホールドのための良い姿勢」
のお話だった。
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「カナメとなる背骨を楽にしつつ、
いわゆる
『まっすぐ立つ』感覚を味わうための参考エクササイズ」
の伝授となったわけね。
ン、何々?
コレって、以前に習った、アレですよね?
ですって?
アレって・・・
骨格ホールド・プラクティス!?
(第954話)
ピンポーン!
実は、そうなんだ。
もっとも、初心者向けには、
もっと簡単・アバウトな解説を行なうけどね。
(できるだけ、脳みそを使わず、
カラダで感じてもらう配慮が必要だ)
前回、エクササイズで、
「前屈状態から、ゆっくり、カラダを起す」
トコロまでやったと思うけど、
中上級者とは違い、初級者へは、
「ハイ、ココから手ゆっくりをあげて、
ホールドの体勢に・・・」
とやってもダメ。
なぜなら
「本当に何も知らないから・・・だ」
言い換えれば、
ホールドというイメージがないってもん。
だからといって、
「こんなカタチよ」
と、やってみせることは、もっと危険かもしれないんだな。
なぜか?
「あぁ、あんなに上を見るのか」
とか
「腕を大きく広げ、ヒジをはるんだ」
など、見たまんまを、
自分なりに強調してマネをしまうものだからだ。
で、以下のようなレクチャーでもって、導くのがもっぱらだ。
エクササイズの6が終了した段階で、
「ソノまんまで両足を閉じてみましょうか。
頭を感じますか?
ソコからズーッと下っていって・・・
足の裏を感じますか?
ね、
こうやってみると、
ずいぶん狭いところに(足裏のこと)
カラダが乗っていることに気がつくでしょう?」
「頭と足の裏に、
あぁ、距離があるなぁと感じてみましょうか。
すると、背骨がスーッと楽になって、
背が少し伸びたように感じられたら、いいですね」
「頭から下にあるものは、
肩も、胴体も、腰も、脚も、
下に離れていくように感じましょうか。
でも、脚も楽にね。
踏ん張らなくて良いんですよ。
じっとしよう、と思わないこと。
フラフラ揺れている感覚で良いですからね」
もちろん、コレは、
出来上がりではナイ・・・ことは、
ブログ読者ならきっとお分かりだろう。
でも、初心者にとっては
「なんか、いつもと景色が違う」
「姿勢が良くなったみたい」
などと、新鮮な感覚なはずだ。
胸の位置や腰の位置、肩の位置、
さまざまなところに矯正の必要性アリと思っても、
あえて伝えない・・・で、良い。
“この先”は、マダマダ長いのだ。
さて、ココからようやくホールド体勢へ導くんだ。
エクササイズの6の後
男性
7. そのまんま、軽く“前にならえ”の状態を作り、
ヒジから先だけ外にやや返す
やや小さめのドラム缶を抱えた感じの両手にする
両手がだいたい対称であればOK
8.楽な感じで、ややヒジを広げ、フレームのカッコウへ
「女性も基本的には、男性と同じです」
女性
7. 8.とも男性と一緒。
9.フレームのカッコウを作る際、
ほんの少しだけ、左ヒザをゆるませて、
右足をわずかに開く。
すると“傾斜”がつく。
フッと、左側に頭を置く。
頭の位置は決して無理しないこと。
以上だ。
中上級者の女性に試してみて欲しいのは、
『まっすぐ立った時点』から、
フレームを作る動作をすれば
(わざとしようとはしなくても)
自動的に
「ほんの少しだけ、左ヒザがゆるみ、
右足をわずかに開きたくなり、
傾斜がつき、
フッと、左側に頭を置きたくなるか?」
なのだ。
ってことは、今回公開した
超・初級者向けイングリッシュスタイル・ホールドの作り方も、
実は、「結果、そうなる」部類のものなのだ。
つまり、
すでに難しいことなのだ。
より自然に近い感覚でできるようになるには、時間がかかる
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