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社交ダンスを始めるということ 第127話へ




社交ダンス的・プロトコールのススメvol.5 

目指す進化系・うなじは?

~社交ダンサーのための姿勢の教養・第2弾(13)~


最終回・エッセイ
前回の終わりに“とっておきの話”なぁんて書いたけど、
そんなに大したもんでもなく、
チョイ“蛇足”になっちゃうかも。
まぁ、気楽に読んでねぇ。

テーマは、

ワタシが目指す “うなじ”のイメージ

について。

「あんな風になりたいな」
というか
「あんな風になるのが、

“進化系・うなじ”だろうな」

って見本があるワケね。
さぁて、ソノ見本とは、一体?

「日本髪を結った、着物の似合う、美しい女性?」

ううン、違う。

「じゃぁ、誰か・・・首のキレイなダンサーとか?」

ん~、そうじゃなくて、
実は、“人間”じゃぁないんだ。

「人間じゃない!?動物?
進化系・うなじをもった動物って
・・・キリン?」


違うの。
実はね、今現在、存在している生き物ではないんだ。

「はぁ?
そんなのわかるわけないじゃない!?」


でも、みんなたぶん、知ってる。
そのものの名前は知らなくても、
存在は有名だもん。

「もう全然わかんない!教えてよ」

答えは、恐竜だ。

ソノ中でも草食系の首の長いもん。
例えば、プロントサウルスや、プラキオサウルスみたいな。

「うっへぇ?
だいたい、イメージはつくけど・・・
あんなん、首、長すぎるやん!?」


そうね。
長過ぎるわね。
でも、目指すのは、ソコじゃないの。
じゃぁ、
プロントサウルスや、プラキオサウルスの首のドコが、
目指すべき“進化系”なのか?

それは、
アノ“胴体からニューッと出ている”感触よ。
具体的には、

体幹部→首(頸部)→頭が、

一つの柔らかい運動体となっている


ところなんだ。
特に、フォーカスしたいのは、

“頭が、切り離されていない”ってこと

「え?
カラダの分化※が進んでくれば、
※単一なものが進歩発展するにつれて、
複雑に分かれていくこと

(第1256話参照)
頭って、切り離されるんじゃないの?
頭は、独立した存在の方が良いんじゃ?」


それがですねぇ、違うんだ。
首と頭に良いつながりがないと、
頭は「グラグラ」する。
いわゆる“首が座っていない状態”になっちゃうんだ。
“軸”が通っていない状態とも言える。

だからといって、
首と頭が癒着(ゆちゃく)して、
頭が回らないは、当然良くない。
だもんで、
カラダ矯正・初期段階では、
頭と首、
首と胴体にスペースを作る・・・コレがまず肝心なんだ。
ソレができたら、次はつながりを持つって、順番ね。
癒着がなくなった段階での、高レベルでのつながりは、
高レベルパフォーマンスを引き出してくれるんだ。

「ふーん、恐竜のうなじねぇ・・・
でも、ナァーンとなく
ソンナ首を持ったダンサーいたような気がするなぁ。
海外の選手で、
(確かに・・・誰か?はご想像に任せましょ)
でも、本人に、
『あなた、恐竜に似てますね』
なんて言ったら、怒るだろうなぁ」



       続く第1545話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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