初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第120話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
上下シェイクのポイントはアバラ!?
~ザ・音楽トラブル~
さて、インナースイングビートのお話が続いているが、
ついて来れているかなぁ?
簡単に言えば、ダンス音楽と出合ったら、
ソレがどんな種目のモンであろうと、
とにかく音楽を感じながら、
「2ビート・上下シェイク」をしてみてねってこと。
で、
曲のビート(拍)と人体のビート(拍)の合奏によって、
新しいビート(拍)を生んでいく・・・
そのアンサンブル(合奏)ビートを、
インナースイングビートというわけ。
さて、
問題は上下シェイクをする部位。
基本的にはどこでもOKなんだけど
(第1513話参照)
その上下シェイクを、
大きな歩幅
や、
大きなスイング
といった、
ビッグパフォーマンスにつなげるためには、
かなり大きな上下シェイクが必要なんだな。
しかも、その大きな上下シェイクは、
脚部ではなく、
体幹部から生み出されるモノというのだが・・・!?
その辺りを
快刀乱麻クリニック
院長 ジュンコ先生に解説してもらおう。
「上下シェイクを生み出す部位の中で、
最もキーとなるのは、
実はアバラなの。
大きな上下シェイクのために、一番活動してもらうのも、
やはりアバラの骨なのよ」
え、アバラ?
アバラって、そんなに上下するものなの?
っていうか、
アバラって、そんなに動くものなの?
という質問に・・・
「ええ、動くわよ」
で、解剖学的な面からみたアバラの動きの説明が始まった。
アバラは、
(以下、解剖学的な言い方である肋骨=ろっこつと記す)
カラダの前面で胸骨(きょうこつ)に、
背面では胸椎(きょうつい)とくっついて、
“鳥かご状”の胸郭(きょうかく)を作っている。
では、胸郭の前面
胸骨(きょうこつ)と、
肋骨がくっついているアタリを見てみよう。
(上=鎖骨に近い方から数えて)
第1~7番目の肋骨は、胸骨に直接くっついている。
続いての
第8~10番目の肋骨は、
第7番目の肋骨から“枝分かれ”したようになっている。
胸骨に直接くっついていないため、
1~7番目の肋骨より可動性は高い。
最も下にある
第11、12番目の肋骨は、
背中側、胸椎にはくっついているが、
前面はどこもくっついていない。
未完成のようにぴらぴらしている。
ゆえに、胸椎(背骨側)の可動性が高い。
また、1~7番目の肋骨は、
胸骨に直接くっついているために、
動きには制限がかかるというものの、
胸骨・肋骨の接合アタリは軟骨でできているため
“柔らかい”
ってことで、
肋骨の動きは、胸郭(きょうかく)の変化につながり、
また、胸椎(背骨)の変化にもつながっている。
と、ココまで押さえておいて・・・
改めまして、肋骨の動きだ。
肋骨の動きは、
おおざっぱに分けると、基本・3つ。
1つ目は、上下
その上下動にともなって、
胸郭(きょうかく)の直径が変化する
ココがポイントだ。
上がると、
上部胸郭(第1〜6番目の肋骨ついているあたり)の直径が、
前方に増加。
(前に膨らむ感じ)
下部胸郭(第7~より下)の直径が側方に増加。
(横・左右に膨らむ感じ)
で、胸郭全体が膨張し、拡大するんだな。
反対に、(肋骨が)下がると
胸郭全体が、収縮、縮小するんだ。
この肋骨の上下動は、
胸を使った呼吸、
胸郭(きょうかく)呼吸とも大いに関係がアル。
胸郭呼吸では、息を吸うと、アバラは上がる
胸郭は拡大・膨張へ。
吐くと、アバラは下がる。
胸郭は収縮・縮小へ。
肋骨の動き
2つ目は、側屈
ダンスでいう、スウェイよね。
右に折れたり、左に折れたり。
右に折れる(右屈)では、
右側の肋骨が接近し、くしゃっとなり、
左側の肋骨は、引き離される。
3つ目が、回旋(かいせん)
回ることだ。
例えば、
右回旋だと、
右側の肋骨が後ろに動き、左側の肋骨が前に動く。
さて、
話は戻って、上下シェイクだ。
上記を読んでもらって分かるように、
アバラは上下し、
その度に胸郭の大きさや背骨にも変化がアルようで・・・
ジュンコ先生はいう。
「アバラの上下は
カラダのかなりの大きな変化につながるってわけ。
そして、
その他のアバラの動き
“側屈”
“回旋”
も、上下シェイクに加えることで、多彩な動きが生まれるわ。
それらすべて、
ダンスに活かすことができる・・・」
続く第1518話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン206
~パワースポット・・・“HSP”かも知れません~
「子供」という存在は、往々にして感受性が強いものだという。
が、
中には、特別強い子供もいる。
親から見て「育てにくい」「難しい」と思われるタイプ・・・
もしかしたらそういうタイプの子供は、
“HSP”かもしれない。
子供だけではない。
「感受性が強く、いろいろなことを感じすぎてしまって、
人間関係に困難を感じるほどだ」
「非常に傷つきやすいため、生きていきにくい」
という人は“HSP”の可能性が高い。
“HSP”の人は、
“非HSP(HSPではない人)”からすれば、
単なる
繊細・デリケートを通り越し、
「気にし過ぎ。クヨクヨし過ぎ」
「言っている意味が分からない」
家族からも、理解されにくい場合が多い。
HSPの人は、
ふさぎこみ、自分独特の世界観を形成、
ソコに逃げ込むようになりがちだ。
当然、悪い憑依体質になりやすい。
ところで・・・
HSPは、聞いたことあるだろうか?
HSPとは、
Highly Sensitive Person
高度に感受性が高い人の意味だと言う。
人口の15~20%の人が、HSPだそう。
約5~6人に1人の割合・・・
それほど、珍しいわけではなさそうだ。
ここで、大事なのは、
自分が“HSP”のカテゴリーに属するかどうかではない。
意外にも多くの人が、
“感じ過ぎてしまうことで、悩んでいる”という実態を知ること、
そして、
「HSPの長所と短所を知り、
自分を客観視できるようになること」だ。
(正しい懺悔・反省のタメには、この辺りがキモとなる)
その結果、
「精神的バランスを取る訓練をすれば、
HSPの短所は潜み、長所が表面化してくる」からだ。
読者の中にも
「心当たりがアル」
という人が多いかも知れない。
次回、
もう少しHSPについて、話そう。
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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
上下シェイクのポイントはアバラ!?
~ザ・音楽トラブル~
さて、インナースイングビートのお話が続いているが、
ついて来れているかなぁ?
簡単に言えば、ダンス音楽と出合ったら、
ソレがどんな種目のモンであろうと、
とにかく音楽を感じながら、
「2ビート・上下シェイク」をしてみてねってこと。
で、
曲のビート(拍)と人体のビート(拍)の合奏によって、
新しいビート(拍)を生んでいく・・・
そのアンサンブル(合奏)ビートを、
インナースイングビートというわけ。
さて、
問題は上下シェイクをする部位。
基本的にはどこでもOKなんだけど
(第1513話参照)
その上下シェイクを、
大きな歩幅
や、
大きなスイング
といった、
ビッグパフォーマンスにつなげるためには、
かなり大きな上下シェイクが必要なんだな。
しかも、その大きな上下シェイクは、
脚部ではなく、
体幹部から生み出されるモノというのだが・・・!?
その辺りを
快刀乱麻クリニック
院長 ジュンコ先生に解説してもらおう。
「上下シェイクを生み出す部位の中で、
最もキーとなるのは、
実はアバラなの。
大きな上下シェイクのために、一番活動してもらうのも、
やはりアバラの骨なのよ」
え、アバラ?
アバラって、そんなに上下するものなの?
っていうか、
アバラって、そんなに動くものなの?
という質問に・・・
「ええ、動くわよ」
で、解剖学的な面からみたアバラの動きの説明が始まった。
アバラは、
(以下、解剖学的な言い方である肋骨=ろっこつと記す)
カラダの前面で胸骨(きょうこつ)に、
背面では胸椎(きょうつい)とくっついて、
“鳥かご状”の胸郭(きょうかく)を作っている。
では、胸郭の前面
胸骨(きょうこつ)と、
肋骨がくっついているアタリを見てみよう。
(上=鎖骨に近い方から数えて)
第1~7番目の肋骨は、胸骨に直接くっついている。
続いての
第8~10番目の肋骨は、
第7番目の肋骨から“枝分かれ”したようになっている。
胸骨に直接くっついていないため、
1~7番目の肋骨より可動性は高い。
最も下にある
第11、12番目の肋骨は、
背中側、胸椎にはくっついているが、
前面はどこもくっついていない。
未完成のようにぴらぴらしている。
ゆえに、胸椎(背骨側)の可動性が高い。
また、1~7番目の肋骨は、
胸骨に直接くっついているために、
動きには制限がかかるというものの、
胸骨・肋骨の接合アタリは軟骨でできているため
“柔らかい”
ってことで、
肋骨の動きは、胸郭(きょうかく)の変化につながり、
また、胸椎(背骨)の変化にもつながっている。
と、ココまで押さえておいて・・・
改めまして、肋骨の動きだ。
肋骨の動きは、
おおざっぱに分けると、基本・3つ。
1つ目は、上下
その上下動にともなって、
胸郭(きょうかく)の直径が変化する
ココがポイントだ。
上がると、
上部胸郭(第1〜6番目の肋骨ついているあたり)の直径が、
前方に増加。
(前に膨らむ感じ)
下部胸郭(第7~より下)の直径が側方に増加。
(横・左右に膨らむ感じ)
で、胸郭全体が膨張し、拡大するんだな。
反対に、(肋骨が)下がると
胸郭全体が、収縮、縮小するんだ。
この肋骨の上下動は、
胸を使った呼吸、
胸郭(きょうかく)呼吸とも大いに関係がアル。
胸郭呼吸では、息を吸うと、アバラは上がる
胸郭は拡大・膨張へ。
吐くと、アバラは下がる。
胸郭は収縮・縮小へ。
肋骨の動き
2つ目は、側屈
ダンスでいう、スウェイよね。
右に折れたり、左に折れたり。
右に折れる(右屈)では、
右側の肋骨が接近し、くしゃっとなり、
左側の肋骨は、引き離される。
3つ目が、回旋(かいせん)
回ることだ。
例えば、
右回旋だと、
右側の肋骨が後ろに動き、左側の肋骨が前に動く。
さて、
話は戻って、上下シェイクだ。
上記を読んでもらって分かるように、
アバラは上下し、
その度に胸郭の大きさや背骨にも変化がアルようで・・・
ジュンコ先生はいう。
「アバラの上下は
カラダのかなりの大きな変化につながるってわけ。
そして、
その他のアバラの動き
“側屈”
“回旋”
も、上下シェイクに加えることで、多彩な動きが生まれるわ。
それらすべて、
ダンスに活かすことができる・・・」
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Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン206
~パワースポット・・・“HSP”かも知れません~
「子供」という存在は、往々にして感受性が強いものだという。
が、
中には、特別強い子供もいる。
親から見て「育てにくい」「難しい」と思われるタイプ・・・
もしかしたらそういうタイプの子供は、
“HSP”かもしれない。
子供だけではない。
「感受性が強く、いろいろなことを感じすぎてしまって、
人間関係に困難を感じるほどだ」
「非常に傷つきやすいため、生きていきにくい」
という人は“HSP”の可能性が高い。
“HSP”の人は、
“非HSP(HSPではない人)”からすれば、
単なる
繊細・デリケートを通り越し、
「気にし過ぎ。クヨクヨし過ぎ」
「言っている意味が分からない」
家族からも、理解されにくい場合が多い。
HSPの人は、
ふさぎこみ、自分独特の世界観を形成、
ソコに逃げ込むようになりがちだ。
当然、悪い憑依体質になりやすい。
ところで・・・
HSPは、聞いたことあるだろうか?
HSPとは、
Highly Sensitive Person
高度に感受性が高い人の意味だと言う。
人口の15~20%の人が、HSPだそう。
約5~6人に1人の割合・・・
それほど、珍しいわけではなさそうだ。
ここで、大事なのは、
自分が“HSP”のカテゴリーに属するかどうかではない。
意外にも多くの人が、
“感じ過ぎてしまうことで、悩んでいる”という実態を知ること、
そして、
「HSPの長所と短所を知り、
自分を客観視できるようになること」だ。
(正しい懺悔・反省のタメには、この辺りがキモとなる)
その結果、
「精神的バランスを取る訓練をすれば、
HSPの短所は潜み、長所が表面化してくる」からだ。
読者の中にも
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