初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第117話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
ルンバにおける拍?リズム?問題
~ザ・音楽トラブル~
テーマは、
ダンス音楽における
拍・リズム・メロディのお話の続き。
「音が取れません」
「音を外しちゃいます」
トラブルがもっとも表立って現れやすい種目である、
“ルンバ”
これも、
「ワタシ、リズム感、悪いんで」
というよりも、
拍とリズムとメロディのごちゃ混ぜ感から、
???になってしまっているケースが、
結構、多いんだよね。
(チャチャチャも、同じか・・)
とにかく
「カウント1を探さなきゃ」
と、必死になっているヒトにとっては、
“不親切”な曲がいっぱいあるんだな。
どんな曲が不親切か?
メロディが際立っていて、拍やリズムが薄いもの。
ヴォーカルが濃く、
やはり、
拍やリズムが薄いものは、当然だろう。
でも、
ルンバの曲として音楽CDに入っている曲は、
比較的、リズムがそれなりに、
はっきりしているモノがほとんどだ。
んじゃなぜ?
ズバリ、
リズムはハッキリしているが、
拍が分かりにくいものが、多いのだ。
と、こう書くと「???」なヒトがいるかもね。
「リズムがハッキリしていたら良いじゃないか?」
で、ワタシはこう答える。
「アナタがハッキリして欲しいのは、
リズムではなく、拍の方でしょ?」
すると、
「ちょっと待って、
リズムと拍とどう違うんだった?」
これこそが、
拍とリズムとメロディのごちゃ混ぜ感
による、困惑・・
で、もう一度言うと
ルンバで音楽トラブルに巻き込まれるヒトは、
このケースが多いんだ。
つまり、
リズムを拍だと思って“追う”ことで、
(カウント1を探そうとするなりして)
ワケが分からなくなってしまう。
思い出して欲しいのが、
「拍は、心臓の鼓動のようなもの。
変わらなく、繰り返される
ヒトの生体リズムのようなもの・・・基準
リズムは、言語(ことば)のようなもの
ある程度の基準(間合い・パターン)はアルが、
一定でナイ・・・動き」
つまり、
“リズムには変化がある”
ってこと。
それに、リズムは“いっぱい”ある曲も多い。
おおざっぱに言えば、
いっぱい、ごじゃごじゃ、
打楽器のようなもんが鳴っている部分・・・
ソンナコンナは、すべてリズム。
だから、
リズム=「1234・・」とか、
「1&2&3&4&・・」ではナイ・・・と、
心得ていないといけないんだ。
早く話、
そんな平然と並んでいる、繰り返しのリズムばっかだと、
音楽的にチョイ面白くないからね。
ラテンミュージックとしてのノリが難しいものになっちゃうよ。
声が拍の役割として、
挿入されている「カウント入り音楽」みたいなものも、
アルにはアルが、
ほとんどの曲には、
拍らしき、
つまり、
「1234・・」とか「1&2&3&4&・・」
実体として入っている訳ではない。
ソレを務めている打楽器なりは、確かになってはいるが、
「1234・・」とか「1&2&3&4&・・」
まんま入っている訳でもない。
また、
リズムを刻む楽器と見分けがつかず、
「あぁ、ややこしい!」
となってしまうんだ。
要は、
「1234・・」とか「1&2&3&4&・・」
を、
カタチとして探そうとしても無理・・・
ってケースがほとんど、だと思っておいた方が良い。
「では、
拍がハッキリしない曲だったら、
どうすれば良いのですか?」
そうだよね。
ソコにくるよね。
ってことで、次回より明らかにしていこう。
続く第1507話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン196
~パワースポット・・・全部辞めたい!でも・・・~
前号の続き。
自分の“先生”に尽くし、貢いでしまう
アル女性の話(60代前半)の話。
「ソレは、“先生”が、
最初の留学から戻ってきたアタリからだった。
急に、私に冷たくなってきたの。
レッスン中、怒られることも多くなって・・・。
難しいテクニックをたくさんさせられるようにもなったわ。
全然できないし、がんばっても、ダメ出しばかり。
さすがの私も、つらくなってきた」
「スタジオを紹介してくれた友人に相談した。
彼女は言った。
『ずっと、気になっていたのよ。
ちょっと、やり過ぎじゃないかって』
私が“先生”に入れ込みすぎている様子を、
ずっと気にかけてくれていたようなのだ」
「彼女は続けた。
『あなた “先生”しか知らないでしょ?
パーティにも行かないし・・・』
変なクセがつくと “先生”が困るだろうから
と私が言うと、
『もっと、社交ダンスって、
楽しい世界がいっぱいあるんだから、
ソッチに目を向けた方が良いと、思うけどな』」
「正直、彼女のことがうらやましく感じたわ。
彼女は“自由”だった。
他のサークルにも所属し、ソコで知り合った男性と、
“期限付き”でカップルを組んで、ミニ・コンペに出たり、
色々な種目にも挑戦、
かなり上手くなっていると評判だったから」
「それにくらべ、私は・・・
初めて靴を履いたあの日から、
それほど上達できては、いない・・・ように思う。
だって、
シャドウは、まったくできないし、
先生以外とは、まともに踊れないだろうし」
「 “しごき”“ダメ出し”続きで、
ダンスそのものも、
以前よりずっとつまらないものになっていた。
踊る悦びなど、全くなかった」
「最近、突然、
全部、放り出したくなるコトがあるの。
『ばかばかしい!
ダンスなんて、辞めてしまえ!』
ソンナ声が聞こえる
でもその後に、
猛烈な“寂しさ”に襲われる。
『今、辞めたら、すべてを失ってしまうかもしれない』
それに、
“先生”のことを考えると、
やっぱり私がいないと、困るでしょうし・・・
ソウいえば、
もうすぐ“先生”からデモ依頼があるはず。
あぁどうしよう」
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「音が取れません」
「音を外しちゃいます」
トラブルがもっとも表立って現れやすい種目である、
“ルンバ”
これも、
「ワタシ、リズム感、悪いんで」
というよりも、
拍とリズムとメロディのごちゃ混ぜ感から、
???になってしまっているケースが、
結構、多いんだよね。
(チャチャチャも、同じか・・)
とにかく
「カウント1を探さなきゃ」
と、必死になっているヒトにとっては、
“不親切”な曲がいっぱいあるんだな。
どんな曲が不親切か?
メロディが際立っていて、拍やリズムが薄いもの。
ヴォーカルが濃く、
やはり、
拍やリズムが薄いものは、当然だろう。
でも、
ルンバの曲として音楽CDに入っている曲は、
比較的、リズムがそれなりに、
はっきりしているモノがほとんどだ。
んじゃなぜ?
ズバリ、
リズムはハッキリしているが、
拍が分かりにくいものが、多いのだ。
と、こう書くと「???」なヒトがいるかもね。
「リズムがハッキリしていたら良いじゃないか?」
で、ワタシはこう答える。
「アナタがハッキリして欲しいのは、
リズムではなく、拍の方でしょ?」
すると、
「ちょっと待って、
リズムと拍とどう違うんだった?」
これこそが、
拍とリズムとメロディのごちゃ混ぜ感
による、困惑・・
で、もう一度言うと
ルンバで音楽トラブルに巻き込まれるヒトは、
このケースが多いんだ。
つまり、
リズムを拍だと思って“追う”ことで、
(カウント1を探そうとするなりして)
ワケが分からなくなってしまう。
思い出して欲しいのが、
「拍は、心臓の鼓動のようなもの。
変わらなく、繰り返される
ヒトの生体リズムのようなもの・・・基準
リズムは、言語(ことば)のようなもの
ある程度の基準(間合い・パターン)はアルが、
一定でナイ・・・動き」
つまり、
“リズムには変化がある”
ってこと。
それに、リズムは“いっぱい”ある曲も多い。
おおざっぱに言えば、
いっぱい、ごじゃごじゃ、
打楽器のようなもんが鳴っている部分・・・
ソンナコンナは、すべてリズム。
だから、
リズム=「1234・・」とか、
「1&2&3&4&・・」ではナイ・・・と、
心得ていないといけないんだ。
早く話、
そんな平然と並んでいる、繰り返しのリズムばっかだと、
音楽的にチョイ面白くないからね。
ラテンミュージックとしてのノリが難しいものになっちゃうよ。
声が拍の役割として、
挿入されている「カウント入り音楽」みたいなものも、
アルにはアルが、
ほとんどの曲には、
拍らしき、
つまり、
「1234・・」とか「1&2&3&4&・・」
実体として入っている訳ではない。
ソレを務めている打楽器なりは、確かになってはいるが、
「1234・・」とか「1&2&3&4&・・」
まんま入っている訳でもない。
また、
リズムを刻む楽器と見分けがつかず、
「あぁ、ややこしい!」
となってしまうんだ。
要は、
「1234・・」とか「1&2&3&4&・・」
を、
カタチとして探そうとしても無理・・・
ってケースがほとんど、だと思っておいた方が良い。
「では、
拍がハッキリしない曲だったら、
どうすれば良いのですか?」
そうだよね。
ソコにくるよね。
ってことで、次回より明らかにしていこう。
続く第1507話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン196
~パワースポット・・・全部辞めたい!でも・・・~
前号の続き。
自分の“先生”に尽くし、貢いでしまう
アル女性の話(60代前半)の話。
「ソレは、“先生”が、
最初の留学から戻ってきたアタリからだった。
急に、私に冷たくなってきたの。
レッスン中、怒られることも多くなって・・・。
難しいテクニックをたくさんさせられるようにもなったわ。
全然できないし、がんばっても、ダメ出しばかり。
さすがの私も、つらくなってきた」
「スタジオを紹介してくれた友人に相談した。
彼女は言った。
『ずっと、気になっていたのよ。
ちょっと、やり過ぎじゃないかって』
私が“先生”に入れ込みすぎている様子を、
ずっと気にかけてくれていたようなのだ」
「彼女は続けた。
『あなた “先生”しか知らないでしょ?
パーティにも行かないし・・・』
変なクセがつくと “先生”が困るだろうから
と私が言うと、
『もっと、社交ダンスって、
楽しい世界がいっぱいあるんだから、
ソッチに目を向けた方が良いと、思うけどな』」
「正直、彼女のことがうらやましく感じたわ。
彼女は“自由”だった。
他のサークルにも所属し、ソコで知り合った男性と、
“期限付き”でカップルを組んで、ミニ・コンペに出たり、
色々な種目にも挑戦、
かなり上手くなっていると評判だったから」
「それにくらべ、私は・・・
初めて靴を履いたあの日から、
それほど上達できては、いない・・・ように思う。
だって、
シャドウは、まったくできないし、
先生以外とは、まともに踊れないだろうし」
「 “しごき”“ダメ出し”続きで、
ダンスそのものも、
以前よりずっとつまらないものになっていた。
踊る悦びなど、全くなかった」
「最近、突然、
全部、放り出したくなるコトがあるの。
『ばかばかしい!
ダンスなんて、辞めてしまえ!』
ソンナ声が聞こえる
でもその後に、
猛烈な“寂しさ”に襲われる。
『今、辞めたら、すべてを失ってしまうかもしれない』
それに、
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やっぱり私がいないと、困るでしょうし・・・
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