2011.03.05 (第1502話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫るCLⅩⅢ~イントロの変化に注目~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第116話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
イントロの変化に注目
~ザ・音楽トラブル~
前回の続き。
「イントロは大事よ。
踊る気持ちを高めていく大切な時間なのよ」
と、ジュンコ先生。
そして、
「これはね、
イントロの変化に注目する訓練なのよ。
実際は変化に注目し、
ソレによって自分がどう感じ、
どんな影響を受けたのかを観察しつつ、
イントロの部分で、
踊りのイメージを作っていくものなの。
競技選手だったら、このあたり、とっても大事ね」
Q
「ソンナこと、思ってもいなかったです。
イントロのときなんて、音楽を聴いていませんものね。
以前は一緒に踊る相手のことに、
ほとんど気持ちが向いていたと思います。
“女子力の定義”のところで、
『相手ではなく自分の内部を感じなさい』
と習ってからは、
(第1399話参照)
自分を感じるようにしているのですが、
一体、自分のナニを感じれば
良いのかと思っていました。
でも、今回、どうしたら良いのかが、
ちょっと見えてきました。
音楽を感じ、反応している、
自分を感じていたら良いのですね」
ジュンコ先生
「そうなのよ。
音楽がキーなのよ。
音楽によって、
カラダ内部の動きが生まれるのだからね。
ソレを踊っている間中、感じている・・・
もちろん、イントロのときから大事よ」
Q
「あの、さっきの曲、
イントロ部分を何度も聴いているうちに、
カラダが動き出したくなってきたのですが、
ソレは良いことなのですか?」
ジュンコ先生
「もちろんよ!
カラダが動き出したくなる・・・
コレは、イントロでの過ごし方が上手く行った証拠ね。
でも、さっきの発見の中で、
『打楽器だけが鳴っている間は、
どんな曲か分からなかった』
と言ったわね。
それに打楽器が色々加わってきて、
音楽が膨らんでいったとも。
この辺りを少し解説しておきましょうか。
そうすれば、
イントロでの過ごし方がもっと楽しく、
有意義になるかもよ」
そう言ってジュンコ先生は、白板に、
3つの文字を書いた。
メロディ
リズム
拍
ジュンコ先生
「打楽器だけが鳴っている間は、
どんな曲か分からなかったのは、
メロディがなかったからなのよ。
そして、
最初の打楽器は、
拍を刻み、
その拍の上にリズムが乗ってきたの。
そして、さらに、違うリズムの楽器が加わって、
最後に、ヒトの声が加わった・・・そういう構成だったの」
Q
「確かにソンナ感じでした。
でも、あの、拍とリズムは違うのですか?」
ジュンコ先生
「違うものよ。
拍は変わらない。
リズムは変わる。
さぁ、この辺りがややこしいの。
音楽トラブルに悩む人たちは、
この辺でのつまずきが多いかもしれないので、
少し解説するわね」
続く第1503話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン192
~パワースポット・・・憑くと饒舌になる!?~
アル男性(40代後半)のお話だ。
「社交ダンスをやるようになってから
自分の中で鬱積(うっせき)していた何かが、はじけたようなんだ。
ナンだか、急に、楽しくなってきた」
「ソレは、踊りが少し調子に乗ってきて、
『オレって意外とイケてるんじゃないか?』
と思い始めたのがきっかけだったと思う。
急に“女性”という存在が異常に気になり始めたんだ」
「対象は、年齢が自分より若いか、同じくらいの女性。
自分を表現できていない空しさと“同居”しているような人を見ると、
声をかけてあげたくなる。
大丈夫だよ、元気出しなよ・・・って」
「ソウいうとき、
自分でも不思議なくらい、
“饒舌”(じょうぜつ=おしゃべり)なるんだ。
言葉が次々に浮かんでくる。
その女性にとって、
耳障りの良い、
うれしい言葉がドンドン口から滑り出していく。
ソンナ自分の様子を見ながら、
いい気分に浸る・・・
『あぁ、こんなオレでも、人を喜ばすことができるんだ。
人の役に立っている』
ってね」
「相手の女性がココロを許してくるのが、分かる。
『あぁ、この人は、自分のことを理解しようとしてくれている。
今まで閉ざしていた
扉を開けても大丈夫じゃないかしら?』
そんな気持ちを抱いてくれているのが、伝わってくる。
これも、いい気分だ」
「でも、ときどき
とんでもないことをしているんじゃぁないか?
と、ハッと、我に返ることがアルんだ。
イヤなやつだなぁと、自分に、失望する」
彼には長年つきあっている女性がいた。
ほとんど夫婦のような関係。
でも、上手くは行っていなかった。
マンネリ化。
すでに、お互いが必要なのかドウなのかも分からなくなっていた。
そんな彼に“魔が差した”というわけだ。
ポイントは、
「言葉が次々に浮かんでくる」というアタリだ。
饒舌にしゃべっていたのは、彼ではなく“慈悲魔”だ。
慈悲魔だから対象の女性の弱さが分かる、
どういう言葉を喜ぶかも、ちゃんと、知っている。
なぜなら、
悪い存在たちは、“見抜く力”を持っているからだ。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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~ザ・音楽トラブル~
前回の続き。
「イントロは大事よ。
踊る気持ちを高めていく大切な時間なのよ」
と、ジュンコ先生。
そして、
「これはね、
イントロの変化に注目する訓練なのよ。
実際は変化に注目し、
ソレによって自分がどう感じ、
どんな影響を受けたのかを観察しつつ、
イントロの部分で、
踊りのイメージを作っていくものなの。
競技選手だったら、このあたり、とっても大事ね」
Q
「ソンナこと、思ってもいなかったです。
イントロのときなんて、音楽を聴いていませんものね。
以前は一緒に踊る相手のことに、
ほとんど気持ちが向いていたと思います。
“女子力の定義”のところで、
『相手ではなく自分の内部を感じなさい』
と習ってからは、
(第1399話参照)
自分を感じるようにしているのですが、
一体、自分のナニを感じれば
良いのかと思っていました。
でも、今回、どうしたら良いのかが、
ちょっと見えてきました。
音楽を感じ、反応している、
自分を感じていたら良いのですね」
ジュンコ先生
「そうなのよ。
音楽がキーなのよ。
音楽によって、
カラダ内部の動きが生まれるのだからね。
ソレを踊っている間中、感じている・・・
もちろん、イントロのときから大事よ」
Q
「あの、さっきの曲、
イントロ部分を何度も聴いているうちに、
カラダが動き出したくなってきたのですが、
ソレは良いことなのですか?」
ジュンコ先生
「もちろんよ!
カラダが動き出したくなる・・・
コレは、イントロでの過ごし方が上手く行った証拠ね。
でも、さっきの発見の中で、
『打楽器だけが鳴っている間は、
どんな曲か分からなかった』
と言ったわね。
それに打楽器が色々加わってきて、
音楽が膨らんでいったとも。
この辺りを少し解説しておきましょうか。
そうすれば、
イントロでの過ごし方がもっと楽しく、
有意義になるかもよ」
そう言ってジュンコ先生は、白板に、
3つの文字を書いた。
メロディ
リズム
拍
ジュンコ先生
「打楽器だけが鳴っている間は、
どんな曲か分からなかったのは、
メロディがなかったからなのよ。
そして、
最初の打楽器は、
拍を刻み、
その拍の上にリズムが乗ってきたの。
そして、さらに、違うリズムの楽器が加わって、
最後に、ヒトの声が加わった・・・そういう構成だったの」
Q
「確かにソンナ感じでした。
でも、あの、拍とリズムは違うのですか?」
ジュンコ先生
「違うものよ。
拍は変わらない。
リズムは変わる。
さぁ、この辺りがややこしいの。
音楽トラブルに悩む人たちは、
この辺でのつまずきが多いかもしれないので、
少し解説するわね」
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~パワースポット・・・憑くと饒舌になる!?~
アル男性(40代後半)のお話だ。
「社交ダンスをやるようになってから
自分の中で鬱積(うっせき)していた何かが、はじけたようなんだ。
ナンだか、急に、楽しくなってきた」
「ソレは、踊りが少し調子に乗ってきて、
『オレって意外とイケてるんじゃないか?』
と思い始めたのがきっかけだったと思う。
急に“女性”という存在が異常に気になり始めたんだ」
「対象は、年齢が自分より若いか、同じくらいの女性。
自分を表現できていない空しさと“同居”しているような人を見ると、
声をかけてあげたくなる。
大丈夫だよ、元気出しなよ・・・って」
「ソウいうとき、
自分でも不思議なくらい、
“饒舌”(じょうぜつ=おしゃべり)なるんだ。
言葉が次々に浮かんでくる。
その女性にとって、
耳障りの良い、
うれしい言葉がドンドン口から滑り出していく。
ソンナ自分の様子を見ながら、
いい気分に浸る・・・
『あぁ、こんなオレでも、人を喜ばすことができるんだ。
人の役に立っている』
ってね」
「相手の女性がココロを許してくるのが、分かる。
『あぁ、この人は、自分のことを理解しようとしてくれている。
今まで閉ざしていた
扉を開けても大丈夫じゃないかしら?』
そんな気持ちを抱いてくれているのが、伝わってくる。
これも、いい気分だ」
「でも、ときどき
とんでもないことをしているんじゃぁないか?
と、ハッと、我に返ることがアルんだ。
イヤなやつだなぁと、自分に、失望する」
彼には長年つきあっている女性がいた。
ほとんど夫婦のような関係。
でも、上手くは行っていなかった。
マンネリ化。
すでに、お互いが必要なのかドウなのかも分からなくなっていた。
そんな彼に“魔が差した”というわけだ。
ポイントは、
「言葉が次々に浮かんでくる」というアタリだ。
饒舌にしゃべっていたのは、彼ではなく“慈悲魔”だ。
慈悲魔だから対象の女性の弱さが分かる、
どういう言葉を喜ぶかも、ちゃんと、知っている。
なぜなら、
悪い存在たちは、“見抜く力”を持っているからだ。
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