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社交ダンスを始めるということ 第116話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

イントロの変化に注目

~ザ・音楽トラブル~


前回の続き。

「イントロは大事よ。

踊る気持ちを高めていく大切な時間なのよ」

と、ジュンコ先生。

そして、
「これはね、

イントロの変化に注目する訓練なのよ。

実際は変化に注目し、
ソレによって自分がどう感じ、
どんな影響を受けたのかを観察しつつ、

イントロの部分で、

踊りのイメージを作っていく
ものなの。

競技選手だったら、このあたり、とっても大事ね」



「ソンナこと、思ってもいなかったです。
イントロのときなんて、音楽を聴いていませんものね。
以前は一緒に踊る相手のことに、
ほとんど気持ちが向いていたと思います。
“女子力の定義”のところで、
『相手ではなく自分の内部を感じなさい』
と習ってからは、
(第1399話参照)
自分を感じるようにしているのですが、
一体、自分のナニを感じれば
良いのかと思っていました。
でも、今回、どうしたら良いのかが、
ちょっと見えてきました。

音楽を感じ、反応している、

自分を感じていたら良い
のですね」


ジュンコ先生
「そうなのよ。
音楽がキーなのよ。
音楽によって、
カラダ内部の動きが生まれるのだからね。
ソレを踊っている間中、感じている・・・
もちろん、イントロのときから大事よ」



「あの、さっきの曲、
イントロ部分を何度も聴いているうちに、
カラダが動き出したくなってきたのですが、
ソレは良いことなのですか?」


ジュンコ先生
「もちろんよ!
カラダが動き出したくなる・・・
コレは、イントロでの過ごし方が上手く行った証拠ね。
でも、さっきの発見の中で、
『打楽器だけが鳴っている間は、
どんな曲か分からなかった』

と言ったわね。
それに打楽器が色々加わってきて、
音楽が膨らんでいったとも。
この辺りを少し解説しておきましょうか。
そうすれば、
イントロでの過ごし方がもっと楽しく、
有意義になるかもよ」


そう言ってジュンコ先生は、白板に、
3つの文字を書いた。

メロディ

リズム




ジュンコ先生
「打楽器だけが鳴っている間は、
どんな曲か分からなかったのは、
メロディがなかったからなのよ。
そして、
最初の打楽器は、
拍を刻み、
その拍の上にリズムが乗ってきたの。
そして、さらに、違うリズムの楽器が加わって、
最後に、ヒトの声が加わった・・・そういう構成だったの」



「確かにソンナ感じでした。
でも、あの、拍とリズムは違うのですか?」


ジュンコ先生
「違うものよ。

拍は変わらない。

リズムは変わる。


さぁ、この辺りがややこしいの。
音楽トラブルに悩む人たちは、
この辺でのつまずきが多いかもしれないので、
少し解説するわね」


       続く第1503話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン192

~パワースポット・・・憑くと饒舌になる!?~ 

アル男性(40代後半)のお話だ。

「社交ダンスをやるようになってから
自分の中で鬱積(うっせき)していた何かが、はじけたようなんだ。
ナンだか、急に、楽しくなってきた」

「ソレは、踊りが少し調子に乗ってきて、
『オレって意外とイケてるんじゃないか?』
と思い始めたのがきっかけだったと思う。
急に“女性”という存在が異常に気になり始めたんだ」

「対象は、年齢が自分より若いか、同じくらいの女性。
自分を表現できていない空しさと“同居”しているような人を見ると、
声をかけてあげたくなる。
大丈夫だよ、元気出しなよ・・・って」

「ソウいうとき、
自分でも不思議なくらい、
“饒舌”(じょうぜつ=おしゃべり)なるんだ。
言葉が次々に浮かんでくる。
その女性にとって、
耳障りの良い、
うれしい言葉がドンドン口から滑り出していく。
ソンナ自分の様子を見ながら、

いい気分に浸る・・・

『あぁ、こんなオレでも、人を喜ばすことができるんだ。
人の役に立っている』

ってね」

「相手の女性がココロを許してくるのが、分かる。
『あぁ、この人は、自分のことを理解しようとしてくれている。
今まで閉ざしていた
扉を開けても大丈夫じゃないかしら?』

そんな気持ちを抱いてくれているのが、伝わってくる。
これも、いい気分だ」

「でも、ときどき
とんでもないことをしているんじゃぁないか?
と、ハッと、我に返ることがアルんだ。
イヤなやつだなぁと、自分に、失望する」

彼には長年つきあっている女性がいた。
ほとんど夫婦のような関係。
でも、上手くは行っていなかった。
マンネリ化。
すでに、お互いが必要なのかドウなのかも分からなくなっていた。

そんな彼に“魔が差した”というわけだ。

ポイントは、
「言葉が次々に浮かんでくる」というアタリだ。
饒舌にしゃべっていたのは、彼ではなく“慈悲魔”だ。
慈悲魔だから対象の女性の弱さが分かる、
どういう言葉を喜ぶかも、ちゃんと、知っている。
なぜなら、
悪い存在たちは、“見抜く力”を持っているからだ。



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