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ラテン専科シリーズvol.5 

紹介・カウンター・プロムナード・ラン

~サンバでラン・ラン・乱!?(1)~


快刀乱麻クリニック「音楽トラブル」に戻る前に、
すみませーん、
お久しぶりぃの“ラテン専科・サンバ”の記事をチョイと、
挟ませてくださいな。
(先月=2月は、実際の授業で、
今までの“復習”をやったもんで記事はお休みさせてもらいました)


さて今回は、
近年、メッチャメジャーになった

“あのフィガー”に挑戦!だ。

その名も、

カウンター・トウ・

カウンター・プロムナード・ランズ


テキストなどによる表記は色々で、
プロムナード・アンド・カウンター・プロムナード・ラン
とか、
カウンター・プロムナード・ラン
もっと簡単にプロムナード・ランとあるモノも。

ココでは、

カウンター・プロムナード・ラン

を採用しますんで、よろしく。

このフィガー、一応ベーシック。
でも、上級者向けなもんで結構難しいんだ。
競技会シーンでもよく見かける人気フィガーでもある。
そういえば、去年、
学連の競技会を観に行ったとき、
他のステップ一切なし、
このフィガーのみで(!?)
フロアーを走り続けるカップルがいて、びっくりしたよ。
後で聞いたところによると、
彼ら、普段はスタンダード選手。
そのコンペでは、ラテン&スタン両方挑戦可能ということで、
カウンター・プロムナード・ランのみを引っさげての
出場ってことだったらしい。
が、ほとんど練習してはいないみたいで、
ノーテク、ランのみ。
(テクニックはなく、走るのみ)
で、周囲の爆笑を誘っていたよ。
(たぶんソレを狙っていたのだろう)
非常に目立ってはいたが、
チェックには至らず、1次落ち・・・

さて、今回このフィガーを取り上げた理由は、
“人気があるから”
“目立つから”

だけでは、もちろん、ない。
では、一体なぜ?
ソレは、以下を体験して欲しいからだ。

(1)流れるような躍動感

(2)男女の入れ替わりの妙

(3)カラダの中の脚・足で“走る”楽しさ


ねね、面白そうでしょ!?

このフィガー、
テキスト的には“サンバ・バウンスはナシ”となっているし、
タイミングやビート・バリューも特徴的だ。
(タイミング、拍子価ってなに?という方は、
927話をご参照ください)


ベーシック・タイミングは、

「123」


変なのぉ、ワルツみたい、でしょ?
でも、ワルツのビート・バリューって、
(各ステップにおける音の長さ)
1拍、1拍、1拍・・・すべて同じ長さ。
一方、カウンター・プロムナード・ランのビート・バリューは、
は 3/4  
は 1/2 (2/4)
は 3/4  

3歩がほぼ均等、
だから、

流れるような滑らかな動き

ってことになるんだけど、
ムム? 

2歩目(の時間)が少し短い・・・!?!?

このあたり、
実際に踊ってみて、初めて納得!でしょね。
つまりは、このフィガー

男女の絡み、

入れ替わりのときのテクニックが

非常に大事
で、

このチョイヘンテコ、ビート・バリューも、
その辺りを学習する事で、身に付くってもんなんだな。

早い話、
男女が絡み、入れ替わり、
プロムナードに開きながら、一緒に走るフィガーが、
カウンター・プロムナード・ランなのだ。
成功すれば
気持ち良いよぉ!
楽しいよぉ!

え?
気持ちよくも楽しくもない?
忙しいし、
ちっとも滑らかに踊れない?
(入れ替わりのとき)ぶつかりそうになるし、
キレイに決めてラインをしようとすると、
脚がストップして、間に合わない・・
すごく、
乱れまくるフィガーなんだけど・・・

アラアラ、いっぱい問題あるようね。
ってあたりを、解決していきましょかね。

解決のキーは、
上記(3)にあるように、

カラダの中の脚・足を使う事。

それから・・・

おっと、この続きは次回!


       続く第1499話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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