2011.02.27 (第1496話)社交ダンス的・プロトコールのススメvol.4 ~最敬礼・曲線描き方~
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社交ダンス的・プロトコールのススメvol.4
最敬礼・曲線描き方
~社交ダンサーのための“姿勢”の教養(6)~
はいー!前回の続き。
最敬礼・曲線を解説していきますよ。
この曲線がカラダの中にできると、
ソレが必要とされるシーンにおいて、
無理なく、
ナチュラルな美的最敬礼ができるようになる。
しかも、
ソレこそが、目指す
“社交ダンス姿勢”=他者と親和関係も持って組める姿勢
ってもん
がんばって習得しましょね。
でも、まだ意味不明な点も多いと思うんで、
まずは「最敬礼・曲線についてのQ&A」で、
アタマの整理をしてみてね。
Q
最敬礼・曲線って、インナーマッスルのように、
実際カラダの中に存在しているモノなのですか?
A
うーん、それがね、ナイの。
仮想の線よ。
Q
じゃぁ、イメージってことですか?
A
いいえ。
イメージから生まれたものではあるけれども、
イメージよりも“カタチ”は持っているわ。
だから、最敬礼・曲線が、
すでにカラダの中にできあがっている人は、
いちいち、線をイメージする必要は、ナイ。
もうカタチとして存在しているからね。
無意識の中で、キレイな最敬礼・曲線が描け、
ソレに従って、
美的なお辞儀や、ダンス的姿勢ができるのよ。
言っている意味、分かるかな?
Q
はぁ、なんとなく。
今、お話を聞いていて、思い出したのが、
自己啓発本などによくあるような
「思考は現実化する」というものです。
ソレと同じように、
ずーっと同じイメージをし続ければ、
ソレは実際的なカタチを生む
という理解で良いんでしょうか?
A
そう!
ソレでOKよ。
最敬礼・曲線の場合は、
イメージとともに、
カラダを使った練習が必要ではあるけどね。
何度も何度も同じ動きを、
練習することによって、
カラダの中に、
一定の意識が練り込まれていく・・・
すると、
カラダの中に線が出来上がる」
Q
あぁ、以前、記事にあった
“インナースイングライン”と同じですね?
(第1318話参照)
A
その通り!
この最敬礼・曲線もインナースイングラインの一種ね。
さて、その作り方というか、
どういう動きを練習することで、
最敬礼・曲線が出来上がっていくか、
具体的な話に入るわよ。
その前に・・・
一度、最敬礼をやってみてくれる?
(Q=質問者が、最敬礼を試みている)
A
いま、お辞儀に入るとき、
カラダのドコを意識したかしら?
Q
え!?ドコだろう・・・腰を折って、
“アタマ”というか、“おでこ”かな?を、
下に持っていこうとしました。
A
OK、では、
今度は、ワタシの言うようにやってみて。
背中側を意識して行なう最敬礼よ。
いい?
まず、下腹部を背中の方に、すーっと、引き込んで、
カラダの中をつり上げていく。
そのまんま、柔らかく前屈していく。
背中・腰の裏・モモの裏の動きが
ユルやかな、曲線状態
になっていくような感じ・・・さぁ、できたかな?
Q
ハイ。
やりやすいです。
それに、ゆっくりで丁寧なお辞儀が、
焦らずにできますね。
A
見た目も“ただ腰を折って、
アタマを下げにいく”よりずっとキレイよ。
Q
最敬礼・曲線って、
背中・腰の裏・モモの裏あたりをつなぐ、
つまりは、
カラダの背面にアル曲線なのですね?
A
いえ、それだけではまだ完成ではないの。
最敬礼・曲線を、
手を使って描いてみましょうか。
カラダの前で大きく放物線を書く。
手前から向こうに向けて。
その放物線が、また、自分の方に戻ってくるように、
手を動かしてみて。
Q
指揮者が大げさにタクトを振るみたいな動きですね。
A
そう!
もっと、大きな放物線を作ってみましょうか・・・
下は、太もも、
上は、アタマの高さ以上まで、の大きなだ円を描く感じ。
両手を使ってやると・・・結構な運動量になるでしょ?
Q
ハイ・・・
コレが、最敬礼・曲線なのですか?
A
そうなの。
続く第1497話へ
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この曲線がカラダの中にできると、
ソレが必要とされるシーンにおいて、
無理なく、
ナチュラルな美的最敬礼ができるようになる。
しかも、
ソレこそが、目指す
“社交ダンス姿勢”=他者と親和関係も持って組める姿勢
ってもん
がんばって習得しましょね。
でも、まだ意味不明な点も多いと思うんで、
まずは「最敬礼・曲線についてのQ&A」で、
アタマの整理をしてみてね。
Q
最敬礼・曲線って、インナーマッスルのように、
実際カラダの中に存在しているモノなのですか?
A
うーん、それがね、ナイの。
仮想の線よ。
Q
じゃぁ、イメージってことですか?
A
いいえ。
イメージから生まれたものではあるけれども、
イメージよりも“カタチ”は持っているわ。
だから、最敬礼・曲線が、
すでにカラダの中にできあがっている人は、
いちいち、線をイメージする必要は、ナイ。
もうカタチとして存在しているからね。
無意識の中で、キレイな最敬礼・曲線が描け、
ソレに従って、
美的なお辞儀や、ダンス的姿勢ができるのよ。
言っている意味、分かるかな?
Q
はぁ、なんとなく。
今、お話を聞いていて、思い出したのが、
自己啓発本などによくあるような
「思考は現実化する」というものです。
ソレと同じように、
ずーっと同じイメージをし続ければ、
ソレは実際的なカタチを生む
という理解で良いんでしょうか?
A
そう!
ソレでOKよ。
最敬礼・曲線の場合は、
イメージとともに、
カラダを使った練習が必要ではあるけどね。
何度も何度も同じ動きを、
練習することによって、
カラダの中に、
一定の意識が練り込まれていく・・・
すると、
カラダの中に線が出来上がる」
Q
あぁ、以前、記事にあった
“インナースイングライン”と同じですね?
(第1318話参照)
A
その通り!
この最敬礼・曲線もインナースイングラインの一種ね。
さて、その作り方というか、
どういう動きを練習することで、
最敬礼・曲線が出来上がっていくか、
具体的な話に入るわよ。
その前に・・・
一度、最敬礼をやってみてくれる?
(Q=質問者が、最敬礼を試みている)
A
いま、お辞儀に入るとき、
カラダのドコを意識したかしら?
Q
え!?ドコだろう・・・腰を折って、
“アタマ”というか、“おでこ”かな?を、
下に持っていこうとしました。
A
OK、では、
今度は、ワタシの言うようにやってみて。
背中側を意識して行なう最敬礼よ。
いい?
まず、下腹部を背中の方に、すーっと、引き込んで、
カラダの中をつり上げていく。
そのまんま、柔らかく前屈していく。
背中・腰の裏・モモの裏の動きが
ユルやかな、曲線状態
になっていくような感じ・・・さぁ、できたかな?
Q
ハイ。
やりやすいです。
それに、ゆっくりで丁寧なお辞儀が、
焦らずにできますね。
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見た目も“ただ腰を折って、
アタマを下げにいく”よりずっとキレイよ。
Q
最敬礼・曲線って、
背中・腰の裏・モモの裏あたりをつなぐ、
つまりは、
カラダの背面にアル曲線なのですね?
A
いえ、それだけではまだ完成ではないの。
最敬礼・曲線を、
手を使って描いてみましょうか。
カラダの前で大きく放物線を書く。
手前から向こうに向けて。
その放物線が、また、自分の方に戻ってくるように、
手を動かしてみて。
Q
指揮者が大げさにタクトを振るみたいな動きですね。
A
そう!
もっと、大きな放物線を作ってみましょうか・・・
下は、太もも、
上は、アタマの高さ以上まで、の大きなだ円を描く感じ。
両手を使ってやると・・・結構な運動量になるでしょ?
Q
ハイ・・・
コレが、最敬礼・曲線なのですか?
A
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