2010.12.26 (第1433話)チョット中休み エッセイvol.36 ~真の自立を目指して・・・~
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読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第96話へ
チョット中休み エッセイvol.36
真の自立を目指して・・・
~女子力・その後(2)~
実は今回、実践のしょっぱなに、
「思い切り踊りましょ~・タイム」を作ったんだ。
で、まずは、
女性が、リーダーシップをとって思い切り踊る側
ひっくり返っても、
力んでも、
ナニをヤッテもOK
自分の踊りたいように好きに踊ること・・・
このとき、
男性は、徹底してフォローに努める。
女性の動きを決して止めないよう配慮しつつ、
どんな事態になっても喜んで受けてあげること・・・
と、それぞれに指示を与え、開始。
次に
男女、役割を入れ替え。
男性が、思い切り踊る側、
女性は、ソレに理解を示しついて行く側、とした。
さぁさぁ、これがね、とってもミモノだったんだ。
みんないきなり、
生き生き輝き始め(特に、思い切って踊っている側)
スタジオ全体が、
ドドッと活気づき、ボリュームがグンと増した。
おまけにみんな、上手いじゃん!?
「なりふり構わず、
好きなように、
思い切り踊って良いよぉ~」
な状況を作るだけで、
ココまで上手くなるんだったら、かなり実力あるんでしょ!?
いつもそのように踊れば良いじゃん!?
ってヒトが、続出だ。
これには、参加者もビックリだったよな。
それに男性から女性へ
「フォローしようと、じーっとされるより、
無茶苦茶になってもイイから、
思い切って踊ってくれた方が、
コッチも気楽だし、ずーっと踊りやすい」
女性から男性へ
「少々、荒っぽくなっても、
思い切って踊ってくれた方が絶対良い。
かえって、自分がどうすれば良いかが分かってくる」
といった、
思いがけない声も飛び交ったんだな。
象徴的な声を上げておこう。
男性
「いやぁ、楽しいですな。
思い切り踊らせてもらえることなんて、
日頃、ありませんからねぇ」
女性
「初めて“踊ったぁ”って気がしました。
いつもは、こんな風に(自分が)
踊ってはイケナイと思っているので・・・」
表現は多少違っても
この「思い切り踊りましょ~・タイム」
で、上がったほとんどの声が、
上記に代表されるようなもんだったんだ。
ワタクシ思うに、
コレって問題でしょ!?
なぜって、
社交ダンスといえども、ダンスに変わりはナイハズ。
それなのに、
踊りたくても踊れない
踊ってはイケナイかのように思わされる事態が、
ズーッと続いているナンて・・・
どーいうこと!?
また、この事態がヤバいのは、
実力が出せない、
実力を出す機会が、あまりにもナイってことだ。
ナニがヤバいって、
実力が出せないと、
自分で自分の実力を知ることもない、でしょ?
そんなじゃぁ、
絶対にダンスは上手くならないんだ。
実力を知ることがなければ、
自分に対し無責任になってしまいやすい。
だから、正しく努力できない。
よって、
ダンスレベルはある程度のところで、
止まってしまうヒトが多くなっちゃうんだ。
また、
「女性が思い切り踊る側、男性が受け止める」
のときより、
「男性が思い切り踊る側、女性が受け止める」
のときのほうが、
レベルがアップ
見え方も良くなるケースがほとんどだった・・・これも、問題だ。
つまり、
「男性に比べ、女性にダンス力がないって証拠」
と受け止めた方が良いってこと。
そう、
多くの女性は、
男性のストッパー・ブレーキになっている
チョイ厳しいようだけど、コレ、現実。
さて、ワークショップが進み、
比例して
女子力復興が進むにつれ、こんな声が多くなってきたんだ。
女性
「相手のことは全く気にせず、自分だけに集中して初めて、
床に立てた気がしました。
ズーッと探していた、
自分の立ち位置ってココだったんですね!」
女性
「今まで、
こんなに音楽に集中したことがなかった。
良い音楽に聴こえてきてビックリした」
女性
「以前から『自分のダンスがしたい』と思いながらも、
突破口が見つからなかったのです。
今日、初めて自分のダンスが踊れました」
女性
「相手のボディを感じようとした途端に、
自分のことが分からなくなって、
リキんでしまっていた・・・コレには本当に驚きました。
なぜ、自分が硬くなるのかが、ようやく分かりました」
女性
「要するに・・・女性も、踊って良いのですね!?
もっと自由に、好きに踊って良いんですね!?
自分で責任を取る気持ちさえあれば、解放して良いのですね!?
うれしい!」
(こう語った女性は涙ぐんでいた・・・)
ワークショップ終了後もこういった、
お喜びの“声”は、後を経たなかった。
中には、
コレを機会に女子力を本格的に鍛えて行こうと、
勇気を持って自分のダンス人生をシフトさせた方も現れ・・・
「リーダーにワークショップでやったことをすべて話しました。
カップルとして成長するために、
自分に集中させて欲しいとお願いしました」
リーダーは納得。
その後、2人の関係は急速に変わったようだ。
女性は、真の自立を目指し歩き始めた。
ただちに、女性の筋肉は“変化”を開始。
好転。
なんとカラダは正直なのだろう!?
また、
男性
「シナジーというものが、
社交ダンスの男女の目指す関係であることに驚き、
大変うれしくなりました。
ハッキリとした目標が持てるようになり、幸せです」
女性
「主人に、合わせなくて良いって分かって、
ものすごく気楽になりました。
自分で踊ることが楽しくなってきました」
男性
「彼女がようやく自分で踊ってくれそうです。
依存していたことに、気づいたみたいです。
これで、ボクもやっと、
自分のダンスのことに集中できそうです(笑)」
パートナーシップ観を見直す、カップルも多かったよう。
めでたし、めでたし・・・
しかし、
さらなる高みへの「めでたし、めでたし・・・」
にレベルアップしていくには、
「コレが、
やっぱ全体的に弱いねぇ。
特別にコノ部分を
取り出して鍛えていかないと、
女子力(男子力も)の自立が、
難しくなっちゃう」
ってもんが、
今回のワークショップで、浮き彫りになったんだな。
さぁて、コノ部分ってナニでしょうねぇ?
チョイ、考えてくださいな。
すると、
次なるワークショップのテーマが見えてきますぞ。
続く第1434話へ
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~女子力・その後(2)~
実は今回、実践のしょっぱなに、
「思い切り踊りましょ~・タイム」を作ったんだ。
で、まずは、
女性が、リーダーシップをとって思い切り踊る側
ひっくり返っても、
力んでも、
ナニをヤッテもOK
自分の踊りたいように好きに踊ること・・・
このとき、
男性は、徹底してフォローに努める。
女性の動きを決して止めないよう配慮しつつ、
どんな事態になっても喜んで受けてあげること・・・
と、それぞれに指示を与え、開始。
次に
男女、役割を入れ替え。
男性が、思い切り踊る側、
女性は、ソレに理解を示しついて行く側、とした。
さぁさぁ、これがね、とってもミモノだったんだ。
みんないきなり、
生き生き輝き始め(特に、思い切って踊っている側)
スタジオ全体が、
ドドッと活気づき、ボリュームがグンと増した。
おまけにみんな、上手いじゃん!?
「なりふり構わず、
好きなように、
思い切り踊って良いよぉ~」
な状況を作るだけで、
ココまで上手くなるんだったら、かなり実力あるんでしょ!?
いつもそのように踊れば良いじゃん!?
ってヒトが、続出だ。
これには、参加者もビックリだったよな。
それに男性から女性へ
「フォローしようと、じーっとされるより、
無茶苦茶になってもイイから、
思い切って踊ってくれた方が、
コッチも気楽だし、ずーっと踊りやすい」
女性から男性へ
「少々、荒っぽくなっても、
思い切って踊ってくれた方が絶対良い。
かえって、自分がどうすれば良いかが分かってくる」
といった、
思いがけない声も飛び交ったんだな。
象徴的な声を上げておこう。
男性
「いやぁ、楽しいですな。
思い切り踊らせてもらえることなんて、
日頃、ありませんからねぇ」
女性
「初めて“踊ったぁ”って気がしました。
いつもは、こんな風に(自分が)
踊ってはイケナイと思っているので・・・」
表現は多少違っても
この「思い切り踊りましょ~・タイム」
で、上がったほとんどの声が、
上記に代表されるようなもんだったんだ。
ワタクシ思うに、
コレって問題でしょ!?
なぜって、
社交ダンスといえども、ダンスに変わりはナイハズ。
それなのに、
踊りたくても踊れない
踊ってはイケナイかのように思わされる事態が、
ズーッと続いているナンて・・・
どーいうこと!?
また、この事態がヤバいのは、
実力が出せない、
実力を出す機会が、あまりにもナイってことだ。
ナニがヤバいって、
実力が出せないと、
自分で自分の実力を知ることもない、でしょ?
そんなじゃぁ、
絶対にダンスは上手くならないんだ。
実力を知ることがなければ、
自分に対し無責任になってしまいやすい。
だから、正しく努力できない。
よって、
ダンスレベルはある程度のところで、
止まってしまうヒトが多くなっちゃうんだ。
また、
「女性が思い切り踊る側、男性が受け止める」
のときより、
「男性が思い切り踊る側、女性が受け止める」
のときのほうが、
レベルがアップ
見え方も良くなるケースがほとんどだった・・・これも、問題だ。
つまり、
「男性に比べ、女性にダンス力がないって証拠」
と受け止めた方が良いってこと。
そう、
多くの女性は、
男性のストッパー・ブレーキになっている
チョイ厳しいようだけど、コレ、現実。
さて、ワークショップが進み、
比例して
女子力復興が進むにつれ、こんな声が多くなってきたんだ。
女性
「相手のことは全く気にせず、自分だけに集中して初めて、
床に立てた気がしました。
ズーッと探していた、
自分の立ち位置ってココだったんですね!」
女性
「今まで、
こんなに音楽に集中したことがなかった。
良い音楽に聴こえてきてビックリした」
女性
「以前から『自分のダンスがしたい』と思いながらも、
突破口が見つからなかったのです。
今日、初めて自分のダンスが踊れました」
女性
「相手のボディを感じようとした途端に、
自分のことが分からなくなって、
リキんでしまっていた・・・コレには本当に驚きました。
なぜ、自分が硬くなるのかが、ようやく分かりました」
女性
「要するに・・・女性も、踊って良いのですね!?
もっと自由に、好きに踊って良いんですね!?
自分で責任を取る気持ちさえあれば、解放して良いのですね!?
うれしい!」
(こう語った女性は涙ぐんでいた・・・)
ワークショップ終了後もこういった、
お喜びの“声”は、後を経たなかった。
中には、
コレを機会に女子力を本格的に鍛えて行こうと、
勇気を持って自分のダンス人生をシフトさせた方も現れ・・・
「リーダーにワークショップでやったことをすべて話しました。
カップルとして成長するために、
自分に集中させて欲しいとお願いしました」
リーダーは納得。
その後、2人の関係は急速に変わったようだ。
女性は、真の自立を目指し歩き始めた。
ただちに、女性の筋肉は“変化”を開始。
好転。
なんとカラダは正直なのだろう!?
また、
男性
「シナジーというものが、
社交ダンスの男女の目指す関係であることに驚き、
大変うれしくなりました。
ハッキリとした目標が持てるようになり、幸せです」
女性
「主人に、合わせなくて良いって分かって、
ものすごく気楽になりました。
自分で踊ることが楽しくなってきました」
男性
「彼女がようやく自分で踊ってくれそうです。
依存していたことに、気づいたみたいです。
これで、ボクもやっと、
自分のダンスのことに集中できそうです(笑)」
パートナーシップ観を見直す、カップルも多かったよう。
めでたし、めでたし・・・
しかし、
さらなる高みへの「めでたし、めでたし・・・」
にレベルアップしていくには、
「コレが、
やっぱ全体的に弱いねぇ。
特別にコノ部分を
取り出して鍛えていかないと、
女子力(男子力も)の自立が、
難しくなっちゃう」
ってもんが、
今回のワークショップで、浮き彫りになったんだな。
さぁて、コノ部分ってナニでしょうねぇ?
チョイ、考えてくださいな。
すると、
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