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社交ダンスを始めるということ 第90話へ




ラテン専科シリーズvol.3 

ロールはカラダの中のテクニックで

~驚・サンバ効果(5)~


そういや、競技ダンス現役時代のワタクシ
「サンバなんて大嫌いだぁ!」
だったよなぁ。
アウターマッスルのみ使用、
しかも、ソレさえも固めてマス!な、当時のワタシにとって、
サンバはメッチャ難しい種目だった。

中でも、

ロールには苦しんだ・・・

たくさんのコーチャーに、色んな指導を受けたけど、ダメ。
腰を痛めたこともあったなぁ。
最後はリーダー頼み
ワラワは、勢いのみでやっていた感がある。

でもね、今から思えば、

「そりゃぁ、できなくって当然よ」

なわけでアリ・・・
ソノ辺り、現ジュンコ先生と、
当時のジュンコちゃんとの会話を通してみてみよう。


「先生、

ナチュラルロールができません」



「やってみせて・・・」


(リーダーと組んで踊るジュンコ)


「アララ、大丈夫?」


「へ?」


「自分で、ナニをやっているか分かっているかしら?」


「ナニって・・・
ナチュラルロールのつもりですけど」



「では、質問を変えましょう。
ジュンコさん、
自分のカラダのドコを感じで踊っていたかな?」


「リーダーのカラダのコンタクト面に、
がんばってフォローしようとしていました」



「リーダーではなく、自分のことは?」


「自分のこと?
うーん。

上向いたり、下向いたり、

サイドを使おう
としたり・・は、

一応していたのですが」



「自分のカラダの中の感覚はあったかな?」


「カラダの中は、感じていません。
そんな余裕もありません。
それにそのぉ、カラダの中って、
意味がよくわからないのですが」



「カラダの中っていうのはね、
そのものズバリ、
ジュンコさんのカラダの内部のことよ。
ソコはたくさんのダンステクニックが生まれる場所・・・。
サンバはそこから生まれるテクニックを
たくさん要する種目なのよ。
特に、
ナチュラルロールやリバースロールなどの、
ロールアクションは、
“カラダの外のテクニック”しかナイ状態だと、
異常に難解
なものとなってしまうわ。
イイ?

真のテクニックはカラダの中にある

ものなの」


「“カラダの外のテクニック”って、
ナニのことを指すのですか?」



相手とのコンタクト面をフォローすること。
ナチュラルロールは、
相手とタイトに(きつく)組む、
コンタクト・ホールドでスルものだけど、
これも、言わば外のテクニックね。
相手は、ジュンコさんの外にいるからね。
それから、
インクリネーションを使用すること。
コレは、上を向いたり下を向いたりするテクニックのこと。
コレも外のテクニック。
スウェイをかけること。
傾きね。
コレも外のテクニック・・」


「じゃぁ、
ワタシがヤロウとがんばっていたのは、
みんな外のテクニックということなんだ。
ソレは、必要ないということですか?」



「必要なくはないわ。
要るテクニックよ。
でも、ソレをホントウの意味でできるようになるためには、
カラダの中を目覚めさせないと、無理ということ。
カラダの中のテクニックを使えるようになれば、
コンタクト面のフォローも、
インクリネーションも、
スウェイも、

今感じているものとは、

全く違った感覚でよみがえる
わよ」

そう言いながら、ジュンコ先生は、
白板になにやら書き始めた。
「ナチュラルロールのポイントは大きく3つよ・・・」


       続く第1413話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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