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社交ダンスを始めるということ 第88話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

“シナジー”を見据えた“自立”を

~社交ダンスにおける女子力の定義~


早速だが、前回の続きだ。


「真の意味での“自立”ができていないうちから

“シナジー”は、無理というのなら、

『自分一人で踊れないうちは、
男性と組んでも上手くいかない』
ということでしょ?
それだったら、そもそも、
社交ダンスなんていうシステム、
成り立たないんじゃないですか?
だって、

真の意味での“自立”を果たしているナンテ人、

一体、どれだけいるんです!?」


ジュンコ先生
「確かにそうね。
だからといって、真の自立を手に入れるまで、
相手と一緒に組んで踊れない、
踊ってはダメと解釈して、
シャドウ練習ばかりを繰り返す・・・
それで、真の自立が手に入るかしら?」



「わぁ、ソンナの、ダメです。
独りよがりの
“シャドウ・マン=シャドウでしか踊れない人”
になっちゃいます」


ジュンコ先生
「そうね。
ソレって、素晴らしい人格を手に入れるまで、
人と一緒に交わることはできないと言って、
山にこもって修行します!というようなものね。
ソンナことせずに、真の人格を手に入れるには、
都会生活で、もまれた方がイイ。
実践的な勉強をつめるからね。
でも、その際、できるだけ有意義に勉強を進めていくためには、

ちゃんと“意識”を持って臨んだ方が良いわ。

ところでQさん、
“自立”の基礎、土台は何だったかしら?
覚えている?」



「え~っと、
自分を深く感じること、でしたね」
(第1402話参照)


ジュンコ先生
「そうね。
そして、
『踊っている間中
相手の男性を感じること(=アナタ視点)よりも
自分の内側を感じること(=ワタシ視点)が大事。
どんな相手と踊るときでも、
自分の内側を感じ、
自分の内側に対して、しっかり踊っていれば、
結果、相手と踊ることができる』

ということだったわね。

自分を深く感じるという意識をもって、

二人練習をスル
・・・コレが一番。

整理すれば
真の意味での“自立”を果たすためには、
ときに

シャドウを効果的に使いながらも、

できるだけ、

相手と関係がある中で、

訓練を積んだ方が、いい


なぜなら、
中途半端な“自立”で終わってしまいかねないからね」



「中途半端な自立・・・
『勝手に踊るな!』と男性から注意され、
もとの“依存”に戻ってしまう、
程度の低いレベルでの“自立”・・・ですか?」


ジュンコ先生
「そう。
相手と組めなくなるような自立よ。
症例その3で
『下手な“自立”は
“依存”よりタチが悪いからね』

という言葉で表現されてしまうような、
相手のことが視野に入っていない、
つまり、
その先に“シナジー”を見据えた“自立”でないものね」


       続く第1406話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン137

~パワースポット・・・新・ヒルコ伝説~ 

社交ダンサー的 

イザナギ・イザナミ神話
をもう一つ。

元の“神話”の中では
イザナギとイザナミは、
最初の“結婚の儀”いわゆる“契り”に失敗している。
その“結婚の儀”というのが、面白い。
天御柱(アメノミハシラ)の周りを二人で回るのだ。
イザナギが左回り
イザナミが右回り
出会ったところで、声を掛け合い、契りを結ぶ。
ところが、女性であるイザナミから先に声をかけたところ、失敗。
生まれた子供が、
3年経っても立つことができない、不具児“ヒルコ”だったのだ。
“先輩”の助言に従い、
今度は、男性であるイザナギの方から声をかけると、今度は成功。

日本列島が産まれた・・・

「あれまぁ、
日本の男尊女卑の発想はココから来ているのね」

ソンナ声が聞こえてきそうな話である。

社交ダンスに置換えると、
「女性が先に踊ってはいけない。
あくまで男性がリードし、女性はフォローに徹するべし」

というような世界観に通じてしまうだろう。

と、横からヒデ君がこんなことを言ってきた。
「“ヒルコ”が生まれたのが失敗で、流されたって・・・
そんな、アホな。
ソコから変なん違うんか?
自分たちの子供やのに」

神話を現代的感覚で読み解いてはダメよ、というものの、
ごもっともな意見。
また、ココに関する発想を変えることが、
「社交ダンサー的 イザナギ・イザナミ神話」なのだ。

実は、
「“ヒルコ”誕生は失敗ではなかった。
生まれたのは『歓喜』だったのだ・・・」

なぜなら、
ヒルコは「蛭子」とも書く。
そして「蛭子」は「えびす」
「えびす」と言えば・・・

「えぇっ?
ヒルコは“えべっさん”なん?」
とヒデ君。

「そう、
西宮のえべっさん・・・ヒデ君、あなたの神様よ・・・」



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