初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第88話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
“自立”レベルと“シナジー”レベルの混同
~社交ダンスにおける女子力の定義~
リード&フォローの悩み 症例 その1から3
(第1393~1395話)
すべてに共通しているNGは、
どうも
“自立”レベルと“シナジー”レベルの混同にあるようだね。
つまり、女性が(もちろん、男性もなのだが)
真の意味での“自立”を土台にすることなく、
“シナジー”のみを目指そうとすると、
どうしても無理を生じてしまうってことなんだ。
症例1で、
「海外の女性は、みな上手い。
自分の力で踊っている。
日本の女性もそうあるべき。
どんどん、踊れば良いんだ」
コレは、
女性の“自立”を示唆している。
ところが、
「フォローとは、ロアーやライズ、
回転、スウエイなどを、男性と一緒に行なうこと」
や、
「男性が動く分量より、多くても少なくても、ダメ。
押しても、引いてもダメ。
音楽と男性に、常に、一体感を持って踊ること」
また、
「ウィズ・ヒム With himで、踊る。
女性は常に男性のリードを感じ、
男性の“ココ!”というオンタイムで、鮮やかに反応スル」
は、
“シナジー・レベル”の話なんだ。
まだ、“自立”の勉強中です、
という女性にとっては酷すぎる要求になってしまう。
症例2の
“自分の存在をいつも男性に感じさせてくれる女性”
“男性がリードできる位置に常にいてくれる女性”
これも、かなりハイレベルな
“自立レベル”~“シナジー・レベル”
に達しないと、難しいことだ。
また、
「5つのコンタクトに対する力加減を常に一定にスルよう、
心がけるんだ。
踊っている間も離れちゃダメ
ズレてもダメなんだ」
これは、明らかに、
“シナジー・レベル”の要求だ。
しかも、競技選手のカップルのように、
始終同じ相手と踊る練習を積む場合OKかもしれないが、
一般社交ダンスの中では、特にコレを必要としない場合も多い。
症例3の場合は、
自立とシナジーの混同が最も分かりやすい例だ。
「もし、ボクと組むなら自立して踊っていただきたい」
は、
“自立”の要求で、
「立ち方にしても、音楽に聴き方にしても、
二人のバランスってものを学んでいかないと」
コレは、“シナジー”の要求だ。
「以前のボクのパートナーは
ボクのリードにすべて従って踊る女性だった」
コレは、“依存”。
「もう一段レベルアップして
今度は、お互いがまずしっかり踊る、その上で、
相乗効果を活かし合うカップル作りをしていきたいんだ」
コレは、
“シナジー”そのものへの期待・希望だ。
ん?ジュンコ先生と対談中のQさんより質問?
Q
「じゃぁ、
真の意味での“自立”ができていないうちから
“シナジー”は、無理というのなら、
『自分一人で踊れないうちは、
男性と組んでも上手くいかない』ということでしょ?
それだったら、そもそも、
社交ダンスなんていうシステム、成り立たないんじゃないですか?
だって、
真の意味での自立を果たしているナンテ人、
一体、どれだけいるんです!?」
ソノ辺り、ジュンコ先生どうなんですか?
続く第1405話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン136
~パワースポット・・・ナギ&ナミにみる男女の働き~
多賀神社の話が大きく脇にそれてしまったが、
寄り道ついでに、
面白いイザナギ・イザナミのお話を紹介しておこう。
日本記紀(古事記・日本書紀)とは、別バージョン解釈だ。
名付けて、
社交ダンサー的
イザナギ・イザナミ神話
ただし、一般解釈ではなく、
あくまでジュンコ流儀だから(こんなところにまであるの!?)
あしからず・・・
ざっくばらんに言えば、
「イザナギ・イザナミは、
社交ダンスを踊る際の男女の働きを意味している」
まず、イザナギ
「ナギ」は海の状態を表現する「凪」
すなわち、
風がなく静かで海面に波のないフラットな状態を示している。
「イザ」は「いざなう=誘う」
ということで、
「波を静め、収めることを誘う」
コレが、
イザナギ=男性の働きだ。
一方、イザナミの「ナミ」は「波」
海面が大きく、あるいは小さく揺れ、波立つことを示している。
「イザ」は「いざなう=誘う」
ということで、
「波を起こし、動きを産み出すことを誘う」
コレが、
イザナミ=女性の働きだ。
また、
イザナギは、動きの少ない状態で「存在・動かない時間」を、
イザナミは、動きの盛んな状態で「空間の広がり」を、
それぞれ意味している。
まとめれば・・・
社交ダンスを踊る際の
女性の役割
自らの意志を持って、音楽の波を表現し、思い切り踊る。
その動きにより、空間を広げていく。
男性の役割
女性の意志を理解し、
波・動きを受け止め、収めていく。
存在感でもって、穏やかな時間を産み出していく。
ということは、
イザナミ=女性が、本来の働きでアル波を起こしてくれないと
イザナギ=男性の働きがなくなってしまう・・・
「女性よ、もっと、ナミを生み、動きをリードせよ。
男性よ、そのナミをフォローし、存在感を生み出せ」
イザナギ・イザナミからのメッセージだ。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
“自立”レベルと“シナジー”レベルの混同
~社交ダンスにおける女子力の定義~
リード&フォローの悩み 症例 その1から3
(第1393~1395話)
すべてに共通しているNGは、
どうも
“自立”レベルと“シナジー”レベルの混同にあるようだね。
つまり、女性が(もちろん、男性もなのだが)
真の意味での“自立”を土台にすることなく、
“シナジー”のみを目指そうとすると、
どうしても無理を生じてしまうってことなんだ。
症例1で、
「海外の女性は、みな上手い。
自分の力で踊っている。
日本の女性もそうあるべき。
どんどん、踊れば良いんだ」
コレは、
女性の“自立”を示唆している。
ところが、
「フォローとは、ロアーやライズ、
回転、スウエイなどを、男性と一緒に行なうこと」
や、
「男性が動く分量より、多くても少なくても、ダメ。
押しても、引いてもダメ。
音楽と男性に、常に、一体感を持って踊ること」
また、
「ウィズ・ヒム With himで、踊る。
女性は常に男性のリードを感じ、
男性の“ココ!”というオンタイムで、鮮やかに反応スル」
は、
“シナジー・レベル”の話なんだ。
まだ、“自立”の勉強中です、
という女性にとっては酷すぎる要求になってしまう。
症例2の
“自分の存在をいつも男性に感じさせてくれる女性”
“男性がリードできる位置に常にいてくれる女性”
これも、かなりハイレベルな
“自立レベル”~“シナジー・レベル”
に達しないと、難しいことだ。
また、
「5つのコンタクトに対する力加減を常に一定にスルよう、
心がけるんだ。
踊っている間も離れちゃダメ
ズレてもダメなんだ」
これは、明らかに、
“シナジー・レベル”の要求だ。
しかも、競技選手のカップルのように、
始終同じ相手と踊る練習を積む場合OKかもしれないが、
一般社交ダンスの中では、特にコレを必要としない場合も多い。
症例3の場合は、
自立とシナジーの混同が最も分かりやすい例だ。
「もし、ボクと組むなら自立して踊っていただきたい」
は、
“自立”の要求で、
「立ち方にしても、音楽に聴き方にしても、
二人のバランスってものを学んでいかないと」
コレは、“シナジー”の要求だ。
「以前のボクのパートナーは
ボクのリードにすべて従って踊る女性だった」
コレは、“依存”。
「もう一段レベルアップして
今度は、お互いがまずしっかり踊る、その上で、
相乗効果を活かし合うカップル作りをしていきたいんだ」
コレは、
“シナジー”そのものへの期待・希望だ。
ん?ジュンコ先生と対談中のQさんより質問?
Q
「じゃぁ、
真の意味での“自立”ができていないうちから
“シナジー”は、無理というのなら、
『自分一人で踊れないうちは、
男性と組んでも上手くいかない』ということでしょ?
それだったら、そもそも、
社交ダンスなんていうシステム、成り立たないんじゃないですか?
だって、
真の意味での自立を果たしているナンテ人、
一体、どれだけいるんです!?」
ソノ辺り、ジュンコ先生どうなんですか?
続く第1405話へ
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~パワースポット・・・ナギ&ナミにみる男女の働き~
多賀神社の話が大きく脇にそれてしまったが、
寄り道ついでに、
面白いイザナギ・イザナミのお話を紹介しておこう。
日本記紀(古事記・日本書紀)とは、別バージョン解釈だ。
名付けて、
社交ダンサー的
イザナギ・イザナミ神話
ただし、一般解釈ではなく、
あくまでジュンコ流儀だから(こんなところにまであるの!?)
あしからず・・・
ざっくばらんに言えば、
「イザナギ・イザナミは、
社交ダンスを踊る際の男女の働きを意味している」
まず、イザナギ
「ナギ」は海の状態を表現する「凪」
すなわち、
風がなく静かで海面に波のないフラットな状態を示している。
「イザ」は「いざなう=誘う」
ということで、
「波を静め、収めることを誘う」
コレが、
イザナギ=男性の働きだ。
一方、イザナミの「ナミ」は「波」
海面が大きく、あるいは小さく揺れ、波立つことを示している。
「イザ」は「いざなう=誘う」
ということで、
「波を起こし、動きを産み出すことを誘う」
コレが、
イザナミ=女性の働きだ。
また、
イザナギは、動きの少ない状態で「存在・動かない時間」を、
イザナミは、動きの盛んな状態で「空間の広がり」を、
それぞれ意味している。
まとめれば・・・
社交ダンスを踊る際の
女性の役割
自らの意志を持って、音楽の波を表現し、思い切り踊る。
その動きにより、空間を広げていく。
男性の役割
女性の意志を理解し、
波・動きを受け止め、収めていく。
存在感でもって、穏やかな時間を産み出していく。
ということは、
イザナミ=女性が、本来の働きでアル波を起こしてくれないと
イザナギ=男性の働きがなくなってしまう・・・
「女性よ、もっと、ナミを生み、動きをリードせよ。
男性よ、そのナミをフォローし、存在感を生み出せ」
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