2010.11.18 (第1395話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫るXCⅧ~自立と勝手は違う!?~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 更新しました
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
自立と勝手は違う!?
~社交ダンスにおける女子力の定義~
リード&フォローの悩み 症例その3
「女性の自立って何なのよ!?」
ダンス歴5年 38歳 C子の場合
ワタシ
友人のススメでアル男性と“お見合い”をしたんだ。
その人、開口一番、
「もし、ボクと組むなら
自立して踊っていただきたい」
で、
「以前のボクのパートナーは、
ボクのリードにすべて従って踊る女性だった。
踊りやすくはあったけど、もう一段レベルアップして、
今度は、お互いがまずしっかり踊る
その上で、
相乗効果を活かし合うカップル作り
をしていきたいんだ」
いいじゃん!
望むところじゃん!
ワタシは性格的に、自由気ままに踊りたい方。
会話は弾んだ。
お互い、
相性良いかもと思い、さっそく練習をしてみたんだ。
まぁ、合格。
アレっていうところもあったけど、ソレはお互いサマよね。
彼、想像していた以上に、上級者って感じでラッキー、
こんな人と練習できたら、ワタシ上手くなれるわと、
喜んでいたんだけど・・・
実はワタシ、
習ったアマルガメーションは、
すべてがんばってシャドウ練習していたのよ。
シャドウ練習が、特に好きってものでもないんだけど、
やった方が良いだろうと思ったの。
なぜって、
シャドウをすると、
自分がドコで立てていないのか、
ドコが音楽に間に合っていないのか、
よくわかるし、
カップル練習のとき、役立つだろうと思って。
女性の自立を願う
彼にふさわしいパートナーになるためにも、
ワタシ、がんばったわ。
ところが、
何度目かの練習で、彼から意外なことを言われたのよ。
「そんなに一人で立って、勝手に踊っては、困る。
音楽のタイミングも、二人、バラバラだ」
ワタシは困惑した訳よ。
え?
あなた、自立して踊って欲しいって・・・
「自立と勝手は違うでしょ?
アナタの踊りなら、男性はいらないよ」
彼は、ずっと言いたかったんだけど、我慢していたんだ
という感じで、色々指摘をし始めたんだ。
指摘を受けたところは、
キレイに脚をそろえるなど、
すべてシャドーで気を入れてやっていた箇所ばかり。
あれま?
シャドーがアダに?
反省もアリなんだけど、彼の言葉に
だんだんいら立つ自分もいた訳よ。
「立ち方にしても、音楽に聴き方にしても、
二人のバランスってものを学んでいかないと・・・
下手な“自立”は、“依存”よりタチが悪いからね」
何気なく言ったのかもしれないが、
キレたのはワタシの方。
「アナタのパワー不足じゃぁないの!?
ワタシくらいの女性を扱えないなんて」
数回の練習の後、
パートナーシップは解消した。
続く第1396話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン127
~不安~
ソレは、ワークショップ前夜のことだった。
拡声機が壊れた・・・
ワタシの代わりに、がんばってくれていた
ヒデ君の声までかれてきたのだ。
慣れないシーンでの“声出し”
心労
ワタシへの気遣い・・
色々なことが重なったためだろう。
もともと、ヒデ君はのどが弱い。
以前から“扁桃腺の炎症による発熱”などの、
のど・トラブルが、しょっちゅうあった。
ただ、最近はめっきり健康になり、
久しく風邪もひかなくなっていたのだが。
ワークショップは、ユニプラ、ラテン専科よりも、
時間・内容・・あらゆる面でハードだ。
が、
ワークショップでの “拡声機”使用は、
できる限りしないつもりではあった。
コレだけは、
ワタシ直接の声でないと、無理だという思いがあったからだ。
そのためワタシは、
ワークショップまでには、なんとか回復できるように、
あらゆるケアに努めていた。
声を出さないのが一番の治療だと思い、
できる限りの“温存”もしていた。
ただ、
もし、声が出ても、最後まで保つコトができるだろうか?
という不安はあった。
「大丈夫、いざとなれば“拡声機”がアルさ」
も、もはや、無理。
大ピンチ!
その晩、
ノドに日本酒のシップをくくりつけ、
ベッドに入ったワタシは、
妙な興奮状態に陥っていた。
明日、果たして、声は出るか?
無事、ワークショップをやり終えることができるのか?
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「女性の自立って何なのよ!?」
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ワタシ
友人のススメでアル男性と“お見合い”をしたんだ。
その人、開口一番、
「もし、ボクと組むなら
自立して踊っていただきたい」
で、
「以前のボクのパートナーは、
ボクのリードにすべて従って踊る女性だった。
踊りやすくはあったけど、もう一段レベルアップして、
今度は、お互いがまずしっかり踊る
その上で、
相乗効果を活かし合うカップル作り
をしていきたいんだ」
いいじゃん!
望むところじゃん!
ワタシは性格的に、自由気ままに踊りたい方。
会話は弾んだ。
お互い、
相性良いかもと思い、さっそく練習をしてみたんだ。
まぁ、合格。
アレっていうところもあったけど、ソレはお互いサマよね。
彼、想像していた以上に、上級者って感じでラッキー、
こんな人と練習できたら、ワタシ上手くなれるわと、
喜んでいたんだけど・・・
実はワタシ、
習ったアマルガメーションは、
すべてがんばってシャドウ練習していたのよ。
シャドウ練習が、特に好きってものでもないんだけど、
やった方が良いだろうと思ったの。
なぜって、
シャドウをすると、
自分がドコで立てていないのか、
ドコが音楽に間に合っていないのか、
よくわかるし、
カップル練習のとき、役立つだろうと思って。
女性の自立を願う
彼にふさわしいパートナーになるためにも、
ワタシ、がんばったわ。
ところが、
何度目かの練習で、彼から意外なことを言われたのよ。
「そんなに一人で立って、勝手に踊っては、困る。
音楽のタイミングも、二人、バラバラだ」
ワタシは困惑した訳よ。
え?
あなた、自立して踊って欲しいって・・・
「自立と勝手は違うでしょ?
アナタの踊りなら、男性はいらないよ」
彼は、ずっと言いたかったんだけど、我慢していたんだ
という感じで、色々指摘をし始めたんだ。
指摘を受けたところは、
キレイに脚をそろえるなど、
すべてシャドーで気を入れてやっていた箇所ばかり。
あれま?
シャドーがアダに?
反省もアリなんだけど、彼の言葉に
だんだんいら立つ自分もいた訳よ。
「立ち方にしても、音楽に聴き方にしても、
二人のバランスってものを学んでいかないと・・・
下手な“自立”は、“依存”よりタチが悪いからね」
何気なく言ったのかもしれないが、
キレたのはワタシの方。
「アナタのパワー不足じゃぁないの!?
ワタシくらいの女性を扱えないなんて」
数回の練習の後、
パートナーシップは解消した。
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~不安~
ソレは、ワークショップ前夜のことだった。
拡声機が壊れた・・・
ワタシの代わりに、がんばってくれていた
ヒデ君の声までかれてきたのだ。
慣れないシーンでの“声出し”
心労
ワタシへの気遣い・・
色々なことが重なったためだろう。
もともと、ヒデ君はのどが弱い。
以前から“扁桃腺の炎症による発熱”などの、
のど・トラブルが、しょっちゅうあった。
ただ、最近はめっきり健康になり、
久しく風邪もひかなくなっていたのだが。
ワークショップは、ユニプラ、ラテン専科よりも、
時間・内容・・あらゆる面でハードだ。
が、
ワークショップでの “拡声機”使用は、
できる限りしないつもりではあった。
コレだけは、
ワタシ直接の声でないと、無理だという思いがあったからだ。
そのためワタシは、
ワークショップまでには、なんとか回復できるように、
あらゆるケアに努めていた。
声を出さないのが一番の治療だと思い、
できる限りの“温存”もしていた。
ただ、
もし、声が出ても、最後まで保つコトができるだろうか?
という不安はあった。
「大丈夫、いざとなれば“拡声機”がアルさ」
も、もはや、無理。
大ピンチ!
その晩、
ノドに日本酒のシップをくくりつけ、
ベッドに入ったワタシは、
妙な興奮状態に陥っていた。
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