2010.11.14 (第1391話)ラテン専科シリーズvol.2 ~ステイショナリー・効果効能~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
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読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第84話へ
ラテン専科シリーズvol.2
ステイショナリー・効果効能
~ビバ!サンバ!(7)~
最後に、ステイショナリー・サンバ・ウォークで、
覚えておいて欲しい効果効能をまとめておこう。
内容がやや重複しちゃうかもしれないけど、
大事なもんなんで、
ステイショナリー・サンバ・ウォークの練習時に思い出し、
活かして欲しい。
1. “みぞおちから脚”が進化し、
“胸から脚”になる
コレは何度も紹介しているね。
でも、今一度、思い直して欲しいこと・・・
胸から脚状態にならないと、
ステイショナリー・サンバ・ウォークは仕上がらない
つまり、脚が胸から生えているかのように、
脚と腕が(ホンマに)つながらないと、
ステイショナリー・サンバ・ウォークの完成はナイ!
コレを言い換えれば、
ステイショナリー・サンバ・ウォークを正しく練習することで、
必ずや、胸から脚状態に近づいていけるってわけ。
んじゃ、
他のサンバ・ウォーク、
例えば、プロムナード・サンバ・ウォークでは、
無理なのかという話になると、
うーん、
ステイショナリー・サンバ・ウォークに軍配が上がるでしょね。
なぜか?
ステイショナリー・サンバ・ウォークは、
基本、
男女が向かい合って行なうものだから。
つまり、
クローズド・ポジション
または、
左手(男性)右手(女性)を取り合うスタイルで、
ステイショナリー・サンバ・ウォークをやると、
ものすごく分かりやすいんだ。
ナニがって、
胸から脚状態での、
GOODなステイショナリー・サンバ・ウォークと
脚のみをパラパラ動かして行なう、
NGステイショナリー・サンバ・ウォークとの違い
が、だ。
ナニが違うって、
コミュニケーションレベルが全く違うんだ。
胸から脚状態だと、
カラダの中からのコミュニケーションができる
また、お互いの呼吸を合わせやすい。
だって、
アバラ(肋骨)を使うから。
肋骨の間にある肋間筋(ろっかんきん)は、呼吸筋だものね。
そりゃぁ、二人の呼吸は合うわよね。
脚のみを動かしても、
そのようなコミュニケーションはとれないんだな。
お互いを感じ合うことができない。
だから、
手によるきついコネクションをしてしまうケースが多いようだ。
手でコネクションをわざとしようとしなくても
男女ともに
胸から脚をこころがけ、練習を積めば、
アバラを使ったコミュニケーションがとれ、
その先に、
自然なコネクションが生まれるだろうね。
あ、それから
二人のコミュニケーションがとれない、以外に、
ステイショナリー・サンバ・ウォークをやるたびに、
腰の位置が低くずり下がっていく場合や、
音楽が聴こえなくなる場合も、
胸から脚、いや、
みぞおちから脚にもなっていない可能性が高いので要注意だ。
2. 肩甲骨と骨盤をつなぐ
“たくさんのスイング・ライン”※が強化される
※第1317話参照
ステイショナリー・サンバ・ウォークのときの、
ペルビック・ティルト・アクション
(骨盤を傾ける運動 第730話参照)
は、言わば
「ドック&キャット エクササイズ」
(Real Junko Voiceスペシャルバージョン91参照)
の簡易バージョンをやっているようなものだ。
つまり、
ペルビック・ティルト(骨盤の傾斜)には
必ず肩甲骨の変位も伴っているってこと。
でも、
ステイショナリー・サンバ・ウォークがわざとらしく
「骨盤と肩甲骨が動いてマス!」
みたいな変な動きではなく、
非常にかっこ良くナチュラルに見える・・・ヒトは、
ソレ用のたくさんのスイング・ラインが、
形成されているといえるんだな。
肩甲骨と骨盤をつなぐラインが少ない、
または貧弱だと、
ペルビック・ティルト・アクションは
「骨盤がペコンペコン
または、
アタマがピョコピョコ上下動した変な運動」
になっちゃうんだ。
ステイショナリー・サンバ・ウォークのとき、
上記1の
「胸から脚」を考慮しつつ
骨盤のみのアクションではなく、
「みぞおちから脚、さらに胸から状態で、ソコから下を振る」
をかなり、
スピーディに
しかも、
正しくバウンスアクションを伴いながら
することで、
左右骨盤と左右肩甲骨を、
クロスでつながるラインの強化が期待できる。
その他、肋骨周辺・首の後ろ(後頭部周辺)などにも
たくさんのスイング・ラインを作ることが可能だ。
さぁ、この2つだけでも
ステイショナリー・サンバ・ウォーク
は、やりがいのある優れものエクササイズね!
今月のラテン専科はコレにて完。
来月また、お会いしましょ。
続く第1392話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
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~ビバ!サンバ!(7)~
最後に、ステイショナリー・サンバ・ウォークで、
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内容がやや重複しちゃうかもしれないけど、
大事なもんなんで、
ステイショナリー・サンバ・ウォークの練習時に思い出し、
活かして欲しい。
1. “みぞおちから脚”が進化し、
“胸から脚”になる
コレは何度も紹介しているね。
でも、今一度、思い直して欲しいこと・・・
胸から脚状態にならないと、
ステイショナリー・サンバ・ウォークは仕上がらない
つまり、脚が胸から生えているかのように、
脚と腕が(ホンマに)つながらないと、
ステイショナリー・サンバ・ウォークの完成はナイ!
コレを言い換えれば、
ステイショナリー・サンバ・ウォークを正しく練習することで、
必ずや、胸から脚状態に近づいていけるってわけ。
んじゃ、
他のサンバ・ウォーク、
例えば、プロムナード・サンバ・ウォークでは、
無理なのかという話になると、
うーん、
ステイショナリー・サンバ・ウォークに軍配が上がるでしょね。
なぜか?
ステイショナリー・サンバ・ウォークは、
基本、
男女が向かい合って行なうものだから。
つまり、
クローズド・ポジション
または、
左手(男性)右手(女性)を取り合うスタイルで、
ステイショナリー・サンバ・ウォークをやると、
ものすごく分かりやすいんだ。
ナニがって、
胸から脚状態での、
GOODなステイショナリー・サンバ・ウォークと
脚のみをパラパラ動かして行なう、
NGステイショナリー・サンバ・ウォークとの違い
が、だ。
ナニが違うって、
コミュニケーションレベルが全く違うんだ。
胸から脚状態だと、
カラダの中からのコミュニケーションができる
また、お互いの呼吸を合わせやすい。
だって、
アバラ(肋骨)を使うから。
肋骨の間にある肋間筋(ろっかんきん)は、呼吸筋だものね。
そりゃぁ、二人の呼吸は合うわよね。
脚のみを動かしても、
そのようなコミュニケーションはとれないんだな。
お互いを感じ合うことができない。
だから、
手によるきついコネクションをしてしまうケースが多いようだ。
手でコネクションをわざとしようとしなくても
男女ともに
胸から脚をこころがけ、練習を積めば、
アバラを使ったコミュニケーションがとれ、
その先に、
自然なコネクションが生まれるだろうね。
あ、それから
二人のコミュニケーションがとれない、以外に、
ステイショナリー・サンバ・ウォークをやるたびに、
腰の位置が低くずり下がっていく場合や、
音楽が聴こえなくなる場合も、
胸から脚、いや、
みぞおちから脚にもなっていない可能性が高いので要注意だ。
2. 肩甲骨と骨盤をつなぐ
“たくさんのスイング・ライン”※が強化される
※第1317話参照
ステイショナリー・サンバ・ウォークのときの、
ペルビック・ティルト・アクション
(骨盤を傾ける運動 第730話参照)
は、言わば
「ドック&キャット エクササイズ」
(Real Junko Voiceスペシャルバージョン91参照)
の簡易バージョンをやっているようなものだ。
つまり、
ペルビック・ティルト(骨盤の傾斜)には
必ず肩甲骨の変位も伴っているってこと。
でも、
ステイショナリー・サンバ・ウォークがわざとらしく
「骨盤と肩甲骨が動いてマス!」
みたいな変な動きではなく、
非常にかっこ良くナチュラルに見える・・・ヒトは、
ソレ用のたくさんのスイング・ラインが、
形成されているといえるんだな。
肩甲骨と骨盤をつなぐラインが少ない、
または貧弱だと、
ペルビック・ティルト・アクションは
「骨盤がペコンペコン
または、
アタマがピョコピョコ上下動した変な運動」
になっちゃうんだ。
ステイショナリー・サンバ・ウォークのとき、
上記1の
「胸から脚」を考慮しつつ
骨盤のみのアクションではなく、
「みぞおちから脚、さらに胸から状態で、ソコから下を振る」
をかなり、
スピーディに
しかも、
正しくバウンスアクションを伴いながら
することで、
左右骨盤と左右肩甲骨を、
クロスでつながるラインの強化が期待できる。
その他、肋骨周辺・首の後ろ(後頭部周辺)などにも
たくさんのスイング・ラインを作ることが可能だ。
さぁ、この2つだけでも
ステイショナリー・サンバ・ウォーク
は、やりがいのある優れものエクササイズね!
今月のラテン専科はコレにて完。
来月また、お会いしましょ。
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