2010.11.09 (第1386話)ラテン専科シリーズvol.2 ~サンバでタンゴが上手くなる~
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ラテン専科シリーズvol.2
サンバでタンゴが上手くなる
~ビバ!サンバ!(2)~
先月、実際の、
グループレッスンの報告&今月のテーマなりに入る前に、
またまた、ヒデ君、登場で恐縮なんだけど、
「へぇ~、そりゃぁ良い話ね!
みんなに聞かせてあげなきゃ」
ってモンを聞き出したんで、お伝えしようと思うわけ。
ヒデ君は “タンゴ”から遠ざかっていた。
アノ「熱演違い・事件」(第554話参照)が、
よほど“ショック”だったのかも知れないね。
んで、
「オレにはマダマダ難しすぎる種目」
と悟ってしまったのか、
練習する姿を見ることもなく・・・だったのだが。
今月のラテン専科日程も終盤に近くなった、ある日のこと、
いつもの“ボルタ特訓”を終えたあと、
トコトコとワタシのところにやってきて、
ヒデ君、こんなことをポロッ。
「サンバやると、タンゴが上手くなるな」
コレは、面白いことを言い出したな、と感じたワタシ、
話に乗っていったんだ。
「へぇ~、
ソレはどんなときに感じたの?」
「ボルタをやったあと、
コントラ・チェック、やりたくなるねん」
で、やってみせる。
左足前ボルタを2回ほどやってから、
コントラ・チェックをズバッ、そして、PP。
「結構、サマになってるじゃない!?」
すると、
「サンバをやるようになってから、
カラダの中がぐーっと締まるようになって、
そうしたら、
なんか、タンゴの動きがやりたくなってきたんや」
ワタシはフンフンうなずきながら聞いていたが、
「カラダってスゴいな。
そういう“連想”をさせるなんて」
と感心していたんだな。
そう、確かに
サンバをヤルとタンゴが上手くなる・・・
もっと言えば、
サンバとタンゴには、
大いなるつながりがある
なぁンて言えば、
「え~?なんで?
最も遠いところにあるような種目同士なのに。
だって、
サンバの特徴はバウンスでしょ?
バウンスって“弾む”ことでしょ?
タンゴは、弾んじゃダメじゃない。
フラットで踊る種目だもの。
しかも、シャープでキレを要するダンスでしょ?
サンバとタンゴなんて、全然違う~」
てな、声が上がるかも知れないね。
OK!
では、サンバとタンゴのつながりをあげてみよう。
よくよく聞いてくださいな。
サンバもタンゴも下手すりゃ
メッチャ“不自然、かっこ悪い”と、なりやすい種目。
インナーマッスル、特に、
吊り上げ筋を使わないと、メッチャ変になるんだ。
ってことで、
両者のつながりは、
カラダの中の脚を使わないと踊れない
コトだ。
タンゴの場合、
「股関節をよく使い、ヒザを使って・・・」
とやった途端に、
重力をまともに受け落下。
一生懸命、脚・腰、
丹田パワーを使っている割には、スムーズに動かない、
って時はもうすでにNG
ソンナコンナの前に、
カラダの中の脚を使わなければいけないんだ。
モチ、
カラダの中の腕と連動して、ね。
それにもう一点、
あ、今から言う話は、まだ記事としてアップしていない、
マル秘情報だけどチョコッと発表しちゃおう!
実は、カラダの中には、
ある、
“偉大な歩行筋(=歩くときに使う筋肉)”が存在していて、
インナーマッスルの開発が進むと、
その筋肉がダンスを踊る上で、
メッチャクチャ、威力を発揮できるようになるんだ。
特に、サンバ&タンゴでは、
その筋肉を使用できるレベルに達しないと、
いくらがんばっても“らしく”踊ることができないんだ。
つまり、
サンバらしく、タンゴらしく踊るためには、
その筋肉の使用は必須。
また、その歩行筋は、
呼吸筋でもあるため、リード&フォローにも活用できる。
(第56話参照)
さぁ、筋肉の紹介をしておこう。
肋骨(アバラ)の間にある
肋間筋(ろっかんきん)だぁ~!!
え???
肋間筋が歩行筋?
歩いているときに使っているの?
そーだよ。
サンバではメッチャ使用する筋肉だし、
タンゴ・ウォークにも欠かせない。
ただし、インナーマッスル使用・上級者でナイと、
かえって、
ヘンテコリンな動きになっちゃうから要注意だけどね。
これ以上の詳しい解説はオイオイ取り上げるとして、
今回は、
サンバでタンゴが上手くなるってことを発見した
ヒデ君、エライ!!にとどめておこう。
続く第1387話へ
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みんなに聞かせてあげなきゃ」
ってモンを聞き出したんで、お伝えしようと思うわけ。
ヒデ君は “タンゴ”から遠ざかっていた。
アノ「熱演違い・事件」(第554話参照)が、
よほど“ショック”だったのかも知れないね。
んで、
「オレにはマダマダ難しすぎる種目」
と悟ってしまったのか、
練習する姿を見ることもなく・・・だったのだが。
今月のラテン専科日程も終盤に近くなった、ある日のこと、
いつもの“ボルタ特訓”を終えたあと、
トコトコとワタシのところにやってきて、
ヒデ君、こんなことをポロッ。
「サンバやると、タンゴが上手くなるな」
コレは、面白いことを言い出したな、と感じたワタシ、
話に乗っていったんだ。
「へぇ~、
ソレはどんなときに感じたの?」
「ボルタをやったあと、
コントラ・チェック、やりたくなるねん」
で、やってみせる。
左足前ボルタを2回ほどやってから、
コントラ・チェックをズバッ、そして、PP。
「結構、サマになってるじゃない!?」
すると、
「サンバをやるようになってから、
カラダの中がぐーっと締まるようになって、
そうしたら、
なんか、タンゴの動きがやりたくなってきたんや」
ワタシはフンフンうなずきながら聞いていたが、
「カラダってスゴいな。
そういう“連想”をさせるなんて」
と感心していたんだな。
そう、確かに
サンバをヤルとタンゴが上手くなる・・・
もっと言えば、
サンバとタンゴには、
大いなるつながりがある
なぁンて言えば、
「え~?なんで?
最も遠いところにあるような種目同士なのに。
だって、
サンバの特徴はバウンスでしょ?
バウンスって“弾む”ことでしょ?
タンゴは、弾んじゃダメじゃない。
フラットで踊る種目だもの。
しかも、シャープでキレを要するダンスでしょ?
サンバとタンゴなんて、全然違う~」
てな、声が上がるかも知れないね。
OK!
では、サンバとタンゴのつながりをあげてみよう。
よくよく聞いてくださいな。
サンバもタンゴも下手すりゃ
メッチャ“不自然、かっこ悪い”と、なりやすい種目。
インナーマッスル、特に、
吊り上げ筋を使わないと、メッチャ変になるんだ。
ってことで、
両者のつながりは、
カラダの中の脚を使わないと踊れない
コトだ。
タンゴの場合、
「股関節をよく使い、ヒザを使って・・・」
とやった途端に、
重力をまともに受け落下。
一生懸命、脚・腰、
丹田パワーを使っている割には、スムーズに動かない、
って時はもうすでにNG
ソンナコンナの前に、
カラダの中の脚を使わなければいけないんだ。
モチ、
カラダの中の腕と連動して、ね。
それにもう一点、
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実は、カラダの中には、
ある、
“偉大な歩行筋(=歩くときに使う筋肉)”が存在していて、
インナーマッスルの開発が進むと、
その筋肉がダンスを踊る上で、
メッチャクチャ、威力を発揮できるようになるんだ。
特に、サンバ&タンゴでは、
その筋肉を使用できるレベルに達しないと、
いくらがんばっても“らしく”踊ることができないんだ。
つまり、
サンバらしく、タンゴらしく踊るためには、
その筋肉の使用は必須。
また、その歩行筋は、
呼吸筋でもあるため、リード&フォローにも活用できる。
(第56話参照)
さぁ、筋肉の紹介をしておこう。
肋骨(アバラ)の間にある
肋間筋(ろっかんきん)だぁ~!!
え???
肋間筋が歩行筋?
歩いているときに使っているの?
そーだよ。
サンバではメッチャ使用する筋肉だし、
タンゴ・ウォークにも欠かせない。
ただし、インナーマッスル使用・上級者でナイと、
かえって、
ヘンテコリンな動きになっちゃうから要注意だけどね。
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