fc2ブログ
初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

テーマ別インデックス  Real Junko Voice目次  

読者限定ワークショップ

社交ダンスを始めるということ 第82話へ




特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.8 

教えることから学んだこと

一視同仁のココロへの旅(15)


さぁて、エッセイの最後を飾りまして、
ジュンコ先生が最も、
「一視同仁」なるココロを、
手に入れて欲しいと願っている“人物”の登場だ。
ってことは、
そー言うココロがメッチャ必要なのに、
実は、不足している人なんだよねぇ~って、
誰のことか、分かるかなぁ?
分かるよねぇ

ハーイ、ヒデ君だ(笑)

以下は、
“開かれた目で正しく見る”ことで、

「一視同仁を知っていく」

をテーマとした、ヒデ君との対談だ。
(スゴい、テーマねぇ)
前号〇〇の答え合わせのもあるかな?なのでお楽しみに。

では、新居のリビングで、
(ヒデ君大好き)
三ツ矢サイダーを飲みながらの語り合い、ドーゾ。


「今回のエッセイ、
読者の皆様へ、の前に、
ヒデ君へのメッセージとして、書こうと思ったんだけど」


「やっぱりなぁ~。
編集しながら、
オレに読ませたいんやろなぁって、
すぐ気がついたわ(笑)
一視同仁のココロから、
最も遠いところにおりそうやモンな、オレって」



「ホント、
スゴい偏見(かたよった見方)の持ち主というか、

好き嫌いが激しいのね。

ヒデ君は見た目も中身も両面で“うるさい”からなぁ」


「そうや。
オレ、ドッチもないとイヤや。
『すごく動きやすく、生地も上等な服、
でも、見た目はダサイ』
みたいなん、絶対アカン」



「でも、外と中、
どちらをより重要視しているかといえば、中身やね。
“上っ面だけで、ココロがナイ”って見なしたものには、
異常なほど厳しいでしょ?
それに、
ヒデ君の基準の“正義に反するもの”にも、
ものすごーく反応するよね。
どこか食べに行っても、
しょっちゅう、腹立てているもんね。
味はおいしくてもちょっと“接客”が悪いと、
途端に冷めて、
『こんな店、アカン』って、すぐレッテル張っちゃう。
たった(接客の悪い)“ひとり”のせいで、
お店のレベルがガタ落ち・・・」


「そう、オレって、他人にはキビシイわな。
自分には優しいのに(笑)
で、ジュンコ先生言うに、
『一回レッテル張ったら、そのままどころか(オレの中で)
悪くなるモノはどんどん悪くなっていく』
感情的なモンが増殖して、大嫌いになって、関係は切れる・・・
でもな、その辺もダンスのオカゲで、

随分変わってきたで」



「それは感じるよ。
特にユニフォロ(第1277話参照)が始まって、
スゴく変わったように思うんだけど。
自分ではどうなのかしら?」


「“先生”として、
ダンスを人に教えるって、スゴいわ。
もっとも、オレの勉強になる。
(ユニフォロのときは)フツーに踊るときと、真剣さが違うもん。
メッチャ集中して、踊ってるわ。
ジュンコ先生が、よく言うてる、
『“その人”を相手にしているというよりも
その人の中の中、
骨や筋肉や、
その中を流れるエネルギーを相手にして踊っている』

って感じ、なんか分かってきた。
そんな風に踊っているときって、
感情的な変な気持ちが、湧いてけえへんもんな」



「そう、すべての人が、平等・・・
そう、無理なく思えるでしょ?
ダンス教師という仕事は、
“一視同仁”という教訓が、直にカラダで学べる

ソウ感じない?」


「オレはまだまだ“駆け出し”もエエとこやから、
ココロから感じるようになるには、
もっと体験が必要やろうけど、
でも、先生という立場を体験してから、
一緒に踊っている相手を

観察できるようになった気はするな。

すると、
今までとは違うモノが見えてきたんや。
外の動きと想いのギャップとか。
要は、外と中のズレ」



「でも、そういうモノを感じても、
腹が立ったりしないでしょ?」


「うん、全然、腹なんて立てへん。
観察していて、
その人の弱点みたいなところが見えてくると、
(その人は)そのままで、
自分に何かできることはないかって考えながら踊ってるし、
オレがもっと上手くなって、オレと踊ることで、
(その弱点が)自然に解決できれば、
いいやろなぁって思ったりすることもある」



「ソレは、良いことね」


「それにしても、
ダンスの先生って 、

“人助けできる職業”やなぁと、思うわ。

まだオレには、
ソンナ余裕も力量も、ないけど(笑)
今は、(オレの)
レッスンを良く受けてくれはったって、
感謝の気持ちが一番大きい」



「今、とても良いこと、言ったわね。
その、感謝の気持ち
そこに戻らないと、すべてが上手く行かないものね」


「そうやな。
そういえば、ジュンコ先生って、
生徒サンのレッスンで踊っているとき、どんな感じなん?」
オレでもあれだけ集中できるんやから
きっとスゴい集中して、生徒サンのこと、
見れてるんやろなぁって」



「そうねぇ・・・
全身が“〇〇の目”になって、見ている、かな。
表現を変えれば、
相手のカラダのさまざまな部位を感じようとしている
とか、
(相手の)カラダの中からの
“声”を聴こうとしている
とも言えるけど。
ヒデ君も、がんばっていれば、
そのうち、

絶対にそんなを持てるようになるわよ」


「そのうちって?」


「ダンスが上手くなってくると、
開かれてくる目、なの」


「???」


あ~ごめんなさーい。
〇〇の解答は、明日に!
冒頭に出てくる予定。



       続く第1384話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



いつも 応援クリック ありがとうございます。
      ↓ ↓ ↓
   
人気blogランキングへ
とても励みになっています。(ジュンコ)