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社交ダンスを始めるということ 更新しました




特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.8 

開かれた目で正しく見る!?

一視同仁のココロへの旅(3)


「社交(競技)ダンスにおいては、

見た目による

GOOD or NOの判断は、危険

というより、
見た目での正しい判断は、
まず、

できないものと思っておいた方が賢明だろう」

コレ、実は、
ダンスに携わること、約30年
うち、競技経験 10年
教師経験 20年以上・・・の個人的体験
また、
他者の体験を身近で見聞きしたことによる疑似体験を経て、
導きだした一つの結論だ。

もっと言えば、
「見た目判断ダメ!は、
いろんな立場のヒトに言いたいことだけど、
特に、教師・コーチャー・審査員クラスになれば、

赤丸NG

ダンス教師が、生徒サンのダンスを“見た目判断”すると、
エライことになってしまう。
上手くなるヒトも上手くはならない
潜在的才能の多くが犠牲になっちゃうことになるだろう。
視覚情報に頼ったレッスンは、

百害あって一利ナシだ」

ウッヘェ~!?
キビシいかもしれないけど、
コレは、
あらゆるシーンにおいて、
自分自身に言い聞かせていることなのだ。

ただし、誤解のないように言っておくと、
上記にあるような見た目で判断しているときの目は、
いわば、

“普通の目”

教師の目は、この “フツーの目”だけではダメなんだ。
訓練を積んだ、
ある意味、

“特殊な目”必要なんだ。

そう、
目には“フツーの目”と、
特殊な、

“開かれた目”があるんだな。

ってことで、ワタシとしてはこうも思っている。

「開かれた目は、
正しく見ることができる、ズル見※をしない。 
決めつけず、
偏見を持たず、
個人的感情や記憶による、デフォルメ※をしない」
※ズル・・・怠ける・不正
※デフォルメ・・・対象を変形・加工する

「社交(競技)ダンスを通し、

正しく見る訓練をしていきたい。

そして、ぜひとも、

開かれた目を手に入れたい。

ただし、コレは単なる願望ではない。
必須だ」

「その“開かれた目”でヒトを導き、
あるいは、診断し、
あるいは、評価を下す・・
教師の目は、開かれていくべきだろうし、
そのためにダンスを活用するべきだろう」

「この(ダンスの)世界で、

正しく見るコトができる“目”は、

この世のあらゆるモノ

正しく見ることができる
だろう。

ソレくらい、
ダンスの世界のモロモロを、正しく見ることは、難しい」

ってことで、目下修行中・・・

でも、ワタシにも
「は?正しく見る?
開かれた目?
一体、なんのこと?」

だった時代が当然あったわけで、
そのときは非常に苦しんだ。
(とんでもない視覚情報を与えることで)
他者に苦しみも与えてしまっただろうし・・・

だもんで、今、思うに、
社交(競技)ダンスの世界においては、
見る(観る)側も、
見られる(観られる)側も、
どっちも、
全員
正しく見ることができる開かれた目を手に入れる
コレを目指す先にこそ、

幸アリ!!

到達点は、

真の一視同仁※(いっしどうじん)の体現か・・・
※すべての人を差別することなく、平等に愛し、慈しむ
分けへだてなく、同じ様に人を遇すること

おっと、チョイ勇み足ね。
で、さっきの話、
フツーの目しか持ち合わせていなかった頃・・・


       続く第1372話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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