2010.10.10 (第1356話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫るLⅩⅩⅩⅡ~踊るな、鋳型になれ!?~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
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読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第74話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
踊るな、鋳型になれ!?
~女性のポイズ・反りの謎~
僕たちは今スタンダードC級だ。
A級になることを夢見てがんばっている。
ところが・・・弱点がある。
“トップライン”だ。
トップの大きさが一定に保てないんだ。
いわゆる、
カウンターバランスが維持できない。
せっかくの立体的なホールドが、
ぺしゃんこになってしまうんだ。
一番気になるのは、
「パートナーのポイズが崩れて、
まっすぐに起き上がってくる」
ことなんだ。
彼女、キレイな後方ポイズが継続できないんだ。
彼女、曰く
「疲れてくると、そうなるのよ」
スタミナ不足?みたいな表現だが
ボクに言わせれば、
「かなり早い段階から、起き上がってクル」
右手のひらが、
(女性の背中から)浮いてしまうから、分かるんだ。
しかたなしに、女性の背中にあわせようとすると、
ホールドが小さくなってしまう
競技会で上位に残るカップルは、
やはりトップラインを維持している。
A級ともなれば、キレイなポイズが崩れることはナイ・・・
さすがだ。
ソノ辺りを、レッスンでコーチャーに相談したんだ。
すると、パートナーにこんな注意が・・・
「腕のテンションをもっとしっかり」
「お腹をしっかり引き上げて、背中もしっかりと伸ばして」
「しっかりと床を圧して」
“しっかり!”という言葉が何度も出てくるんだ。
パートナーは言われるままがんばっている様子。
ひとしきり直された後、一緒に組んで踊ってみると、
確かに“しっかり”はしている。
なにより、広いトップラインが気分良い。
しかも、崩れない。
パートナーの背中にハリがアルから、手のひらの置き場もアル
踊りやすい!
そうか、やっぱり、競技選手は筋力・脚力・スタミナが大事か・・・
と、感心していると、
パートナーが耳元でつぶやいた。
「あぁ、しんどい」
「踊った気が、しない」
と、
その声を聞きつけたコーチャー、意外な言葉を発したんだ。
「踊らなくて良い。
下手に踊ると、崩れるから。
競技選手は、見た目がなにより大切だ。
どんなに踊っているカップルでも、見た目が崩れてしまうと、
元も子もない。
いいか?
踊る前にお互いがお互いの鋳型(いがた)になれ。
そうすれば、崩れない」
え?
踊るな?
踊ると崩れるから?
ソレって、良いのかな?
少々気になったんだ。
快刀乱麻クリニックに行って、
相談に乗ってもらおうかな・・・
続く第1357話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン111
~大地の鼓動&バイブレーション・・・(3)~
3日の続き・・・
スパイン・ウェーブは免疫力が上がる・・・
ソレを知ってからというもの、
ワタシは、以前に増して熱心に取り組むようになった。
そして、ある面白いことに気がついてきたのだ。
エネルギーがカラダの中に入ってきて、
背骨が“自動的”に動くときのアクションと、
自らの“意志”で、動かしたときのアクションには、
相当、違いがある。
前者の動きのほうが、
ずっと味わい深い。
より、カラダの奥が動いているようだ。
また、その動きにはつながりがある。
自分でつなごうとしているのではなく、
勝手に、次から次へとつながっていく感覚・・・
コレは圧巻だ。
一つのアクションは、
ものすごく
小さな動きの連続から成っている
ものなのだということを、
まさに、体感できるのだ。
それに、
(前者は)非常な心地良さを伴っている。
それはもう、普通の心地よさではナイ。
陶酔・恍惚・・
気がつけば、目を閉じている。
もっと感じたい、からだろう。
そして、ワタシは観察者になる。
エネルギーが流れるとき、
流れた部分が、流れた量の分だけ、独特の動きをする。
その動きを “見て”いるのだ。
コレは不思議な感覚だ。
「アレをやらなきゃ、コレをやらなきゃ」
といった雑な気持ちにならない。
すーっと統一感のあるイイ気分だ。
見た目が気にならない、のも特徴的だ。
が、しかし、
自分の意志を持って、
動いたときよりもずっとビジュアル的にも良いから、興味深い。
いわゆる、
とってつけたような動きが全くなく、ナチュラルなのだ。
ソレに比べれば・・・
後者はどうしても、がさつに感じてしまう。
きめ細やかさに欠ける。
コレはダンスにおいても同じことだろう。
ナチュラルな良いダンス・・・
意志の力に頼らず、エネルギーの流れのままに任せて踊る。
アン・ナチュラルなダンス・・・
意志の力が手放せない ヤロウ・見せようとしてしまう。
うーん。
課題、だ。
でも、スパイン・ウエーブの中で
ナチュラルとアン・ナチュラルの違いを比べているウチに、
さらなる発見がアリ・・・
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カウンターバランスが維持できない。
せっかくの立体的なホールドが、
ぺしゃんこになってしまうんだ。
一番気になるのは、
「パートナーのポイズが崩れて、
まっすぐに起き上がってくる」
ことなんだ。
彼女、キレイな後方ポイズが継続できないんだ。
彼女、曰く
「疲れてくると、そうなるのよ」
スタミナ不足?みたいな表現だが
ボクに言わせれば、
「かなり早い段階から、起き上がってクル」
右手のひらが、
(女性の背中から)浮いてしまうから、分かるんだ。
しかたなしに、女性の背中にあわせようとすると、
ホールドが小さくなってしまう
競技会で上位に残るカップルは、
やはりトップラインを維持している。
A級ともなれば、キレイなポイズが崩れることはナイ・・・
さすがだ。
ソノ辺りを、レッスンでコーチャーに相談したんだ。
すると、パートナーにこんな注意が・・・
「腕のテンションをもっとしっかり」
「お腹をしっかり引き上げて、背中もしっかりと伸ばして」
「しっかりと床を圧して」
“しっかり!”という言葉が何度も出てくるんだ。
パートナーは言われるままがんばっている様子。
ひとしきり直された後、一緒に組んで踊ってみると、
確かに“しっかり”はしている。
なにより、広いトップラインが気分良い。
しかも、崩れない。
パートナーの背中にハリがアルから、手のひらの置き場もアル
踊りやすい!
そうか、やっぱり、競技選手は筋力・脚力・スタミナが大事か・・・
と、感心していると、
パートナーが耳元でつぶやいた。
「あぁ、しんどい」
「踊った気が、しない」
と、
その声を聞きつけたコーチャー、意外な言葉を発したんだ。
「踊らなくて良い。
下手に踊ると、崩れるから。
競技選手は、見た目がなにより大切だ。
どんなに踊っているカップルでも、見た目が崩れてしまうと、
元も子もない。
いいか?
踊る前にお互いがお互いの鋳型(いがた)になれ。
そうすれば、崩れない」
え?
踊るな?
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そして、ある面白いことに気がついてきたのだ。
エネルギーがカラダの中に入ってきて、
背骨が“自動的”に動くときのアクションと、
自らの“意志”で、動かしたときのアクションには、
相当、違いがある。
前者の動きのほうが、
ずっと味わい深い。
より、カラダの奥が動いているようだ。
また、その動きにはつながりがある。
自分でつなごうとしているのではなく、
勝手に、次から次へとつながっていく感覚・・・
コレは圧巻だ。
一つのアクションは、
ものすごく
小さな動きの連続から成っている
ものなのだということを、
まさに、体感できるのだ。
それに、
(前者は)非常な心地良さを伴っている。
それはもう、普通の心地よさではナイ。
陶酔・恍惚・・
気がつけば、目を閉じている。
もっと感じたい、からだろう。
そして、ワタシは観察者になる。
エネルギーが流れるとき、
流れた部分が、流れた量の分だけ、独特の動きをする。
その動きを “見て”いるのだ。
コレは不思議な感覚だ。
「アレをやらなきゃ、コレをやらなきゃ」
といった雑な気持ちにならない。
すーっと統一感のあるイイ気分だ。
見た目が気にならない、のも特徴的だ。
が、しかし、
自分の意志を持って、
動いたときよりもずっとビジュアル的にも良いから、興味深い。
いわゆる、
とってつけたような動きが全くなく、ナチュラルなのだ。
ソレに比べれば・・・
後者はどうしても、がさつに感じてしまう。
きめ細やかさに欠ける。
コレはダンスにおいても同じことだろう。
ナチュラルな良いダンス・・・
意志の力に頼らず、エネルギーの流れのままに任せて踊る。
アン・ナチュラルなダンス・・・
意志の力が手放せない ヤロウ・見せようとしてしまう。
うーん。
課題、だ。
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