2010.10.08 (第1354話)ラテン専科シリーズvol.1 ~ボルタ・アクション練習ポイント~
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ラテン専科シリーズvol.1
ボルタ・アクション練習ポイント
~ラテン専科・開設!(5)~
ボルタ・アクションを苦手とするヒトは非常に多い。
理由は・・・
前号の彼の言葉(特に赤の部分)を、
再読してもらったら分かるように、かなり難しいからだ。
(第1353話参照)
体幹部が相当“できあがらないと”
自然なボルタ、つまり、
「サンバ・リズムそのもの、カラダの中から躍動する
ネイティブ・ブラジリアン(本場、土着民のブラジル人)
が踊るような、ボルタ」
には、ならない。
だから、焦らないことだ。
が、しかし、
ボルタ・アクションは、正しく練習やればやるほど、
できるようになるし、
(なんでもマァ、そうなんだけど)
できるようになってくると、楽しいし、
また、その奥深さが分かるってもん。
前号のサンバ音楽に合わせて、
(トラベリング)ボルタをしながら、
ひたすらフロアーを回る練習などは、とてもオススメだ。
さて、
ボルタ・アクション練習のポイントだ。
まずはコレ・・・リキマナイこと!
ムダな力を抜いて、
自分のカラダの状態・変化がよくわかる
“カラダ環境”に、しておくことが重要だ。
なぜなら、
重力エネルギーを使用する勉強が随所に入っているからだ。
「上から下に落下するときの、変化力」
がボルタの決め手なんだ。
そのためには、
「できる限り、上に上がった方が良い」
ってことになるでしょ?
その方が、落っこちてくるとき、威力を発揮できるから・・・
でも、
あまりに、頭がピコピコ上下しすぎるのもいただけない。
ってことは、
上に上がったときに、
(頭はあんまり上がらないようにするためにも)
ボディでの吸収といったような
チョイスペシャルな操作が必要になってくるんだ。
さて
トラベリング・ボルタのタイミングは、
「1a2a1a2」
ビート・バリュー
「3/4 1/4 3/4 1/4 3/4 1/4 1」
なので、実際に踊るときは、
「交差した、前の足に、長い時間、乗っている(3/4)
後ろの足には、少しの時間しか、乗っていない(1/4)」
だから、多くのヒトは、ボルタをする際、
(長い時間乗っている)
前の足の上での操作・アクションに焦点を合わせているんだな。
ワタシの場合もそうだった。
骨盤のローテーションの練習などを、ずいぶんやったもんだ。
でも、上手く行かない。
前傾バランスが保てなかったり、
両骨盤が連動しなかったり・・
なぜだ?
ソレは、
重力という自然なパワーを使っていなかったからだ。
重力パワー(下に落下する力)を、
活かすことに焦点を当て直すと、
前足よりも後ろ足体重のときに、
その重要性を見いだすことができるようになるのだ。
そう、少しの時間しか乗っていない後ろ足のときに、
どれだけ、
高レベルの引き込み&
吊り上げができるか?
そのときに、
いかに効率良く、
前足を引きずって(引っ張って)
クロスできるか?
によって、ボルタは差がつくんだ。
つまり、
後ろ足上での引き込み、
吊り上げるアクションの精度が、
上がれば上がるほどに、
前足に下りてきた時、
カラダの中が、上手く、
しかも自動的に動くようになってくるんだな。
また、
1. 後ろ足のターンアウトがちゃんとできる
2. また、指を使って、かかとを高くあげられる
3. ヒザの位置・向きが奇麗になる
など、細やかな部分が改善するにつれ、
引き込み、
吊り上げるアクションの精度が上がり
ボルタ・アクションも上手くなってくるだろうね。
とはいえ、上記1・2・3は、
足を痛めやすいモンであるため、
絶対にあせらないようにね。
カラダの中の脚が使えるようになってきて、
股関節も変化し…などの総合力で行なわれるモノなので、
カタチだけでの矯正はしない方が良い。
「足先がウチ向いている!
ターンアウトできていない!」
から、グィッと外向き
や、
「トウでキレイに床につかないとダメ!
指を使わなきゃ!」
で、指だけを無理に立てて、かかとをあげる
や、
「ヒザが離れずぎ!
O脚はダメでしょ!」
で、ヒザの裏にヒザを押し込んで・・・
などなどは、
かえってNGよ。
でも、ラテン専科なので、
目指すべきカッコウは知っておいたほうが良い
ってんで、
ビジュアル的にも合格な
キレイ♥ボルタを目指すには、
足指&足裏が使えるようになること!
も、重要だということをお伝えしておこう。
ブログで紹介したセルフ・マッサージがオススメだ。
ボルタ・アクション練習のポイント、
最後は
やはりコレ・・・
肩甲骨周辺のゆるみ度を高めることだ。
実はボルタって、見た目以上に、
カラダの中の腕と脚の連動が要求されるものなんだ。
ボルタの際
上半身、
“鎖骨周辺”が止まったまんまになっていないか、
チェックしよう。
ん?質問?
「“前号のサンバ音楽に合わせて、
(トラベリング)ボルタをしながら、
ひたすらフロアーを回る練習“が、オススメだといっても、
家ではそんなことできません。
自宅でできるボルタ練習はないのですか?
また、
ボルタが上手くなると
体幹部が強くなる・性能が上がる
体幹内の、腕&脚がつながり、使えるようになる
特に、
引き込み・吊り上げ練習ができるという話は納得ですが、
これ以外でも、ボルタのように
守備範囲の広い
効果的サンバアクションはあるのですか?」
了解!
では、次回に。
続く第1355話へ
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ボルタ・アクション練習ポイント
~ラテン専科・開設!(5)~
ボルタ・アクションを苦手とするヒトは非常に多い。
理由は・・・
前号の彼の言葉(特に赤の部分)を、
再読してもらったら分かるように、かなり難しいからだ。
(第1353話参照)
体幹部が相当“できあがらないと”
自然なボルタ、つまり、
「サンバ・リズムそのもの、カラダの中から躍動する
ネイティブ・ブラジリアン(本場、土着民のブラジル人)
が踊るような、ボルタ」
には、ならない。
だから、焦らないことだ。
が、しかし、
ボルタ・アクションは、正しく練習やればやるほど、
できるようになるし、
(なんでもマァ、そうなんだけど)
できるようになってくると、楽しいし、
また、その奥深さが分かるってもん。
前号のサンバ音楽に合わせて、
(トラベリング)ボルタをしながら、
ひたすらフロアーを回る練習などは、とてもオススメだ。
さて、
ボルタ・アクション練習のポイントだ。
まずはコレ・・・リキマナイこと!
ムダな力を抜いて、
自分のカラダの状態・変化がよくわかる
“カラダ環境”に、しておくことが重要だ。
なぜなら、
重力エネルギーを使用する勉強が随所に入っているからだ。
「上から下に落下するときの、変化力」
がボルタの決め手なんだ。
そのためには、
「できる限り、上に上がった方が良い」
ってことになるでしょ?
その方が、落っこちてくるとき、威力を発揮できるから・・・
でも、
あまりに、頭がピコピコ上下しすぎるのもいただけない。
ってことは、
上に上がったときに、
(頭はあんまり上がらないようにするためにも)
ボディでの吸収といったような
チョイスペシャルな操作が必要になってくるんだ。
さて
トラベリング・ボルタのタイミングは、
「1a2a1a2」
ビート・バリュー
「3/4 1/4 3/4 1/4 3/4 1/4 1」
なので、実際に踊るときは、
「交差した、前の足に、長い時間、乗っている(3/4)
後ろの足には、少しの時間しか、乗っていない(1/4)」
だから、多くのヒトは、ボルタをする際、
(長い時間乗っている)
前の足の上での操作・アクションに焦点を合わせているんだな。
ワタシの場合もそうだった。
骨盤のローテーションの練習などを、ずいぶんやったもんだ。
でも、上手く行かない。
前傾バランスが保てなかったり、
両骨盤が連動しなかったり・・
なぜだ?
ソレは、
重力という自然なパワーを使っていなかったからだ。
重力パワー(下に落下する力)を、
活かすことに焦点を当て直すと、
前足よりも後ろ足体重のときに、
その重要性を見いだすことができるようになるのだ。
そう、少しの時間しか乗っていない後ろ足のときに、
どれだけ、
高レベルの引き込み&
吊り上げができるか?
そのときに、
いかに効率良く、
前足を引きずって(引っ張って)
クロスできるか?
によって、ボルタは差がつくんだ。
つまり、
後ろ足上での引き込み、
吊り上げるアクションの精度が、
上がれば上がるほどに、
前足に下りてきた時、
カラダの中が、上手く、
しかも自動的に動くようになってくるんだな。
また、
1. 後ろ足のターンアウトがちゃんとできる
2. また、指を使って、かかとを高くあげられる
3. ヒザの位置・向きが奇麗になる
など、細やかな部分が改善するにつれ、
引き込み、
吊り上げるアクションの精度が上がり
ボルタ・アクションも上手くなってくるだろうね。
とはいえ、上記1・2・3は、
足を痛めやすいモンであるため、
絶対にあせらないようにね。
カラダの中の脚が使えるようになってきて、
股関節も変化し…などの総合力で行なわれるモノなので、
カタチだけでの矯正はしない方が良い。
「足先がウチ向いている!
ターンアウトできていない!」
から、グィッと外向き
や、
「トウでキレイに床につかないとダメ!
指を使わなきゃ!」
で、指だけを無理に立てて、かかとをあげる
や、
「ヒザが離れずぎ!
O脚はダメでしょ!」
で、ヒザの裏にヒザを押し込んで・・・
などなどは、
かえってNGよ。
でも、ラテン専科なので、
目指すべきカッコウは知っておいたほうが良い
ってんで、
ビジュアル的にも合格な
キレイ♥ボルタを目指すには、
足指&足裏が使えるようになること!
も、重要だということをお伝えしておこう。
ブログで紹介したセルフ・マッサージがオススメだ。
ボルタ・アクション練習のポイント、
最後は
やはりコレ・・・
肩甲骨周辺のゆるみ度を高めることだ。
実はボルタって、見た目以上に、
カラダの中の腕と脚の連動が要求されるものなんだ。
ボルタの際
上半身、
“鎖骨周辺”が止まったまんまになっていないか、
チェックしよう。
ん?質問?
「“前号のサンバ音楽に合わせて、
(トラベリング)ボルタをしながら、
ひたすらフロアーを回る練習“が、オススメだといっても、
家ではそんなことできません。
自宅でできるボルタ練習はないのですか?
また、
ボルタが上手くなると
体幹部が強くなる・性能が上がる
体幹内の、腕&脚がつながり、使えるようになる
特に、
引き込み・吊り上げ練習ができるという話は納得ですが、
これ以外でも、ボルタのように
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