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社交ダンスを始めるということ 更新しました




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

メビウスの話

~女性のポイズ・反りの謎~


「ビギナーが“8の字”なら、

中級は“メビウス”だ」


これ、インナー・スイング・ラインのコトだけど・・・
(第1338話参照)

ところで、メビウスってご存知?

“メビウスの輪”は、カンタンに作れるんで、やってみようか。
まず、
コピー用紙とかチラシの一辺を、
数センチ幅に細長く切って、帯状のものを作る。
ソレを途中で一度180度クルリとひねってから輪っかにするんだ。
コレで終了。
メビウスの輪は完成だ。

その輪の表面をズーっとたどって一周してみて。
表からたどり始めたのに、
アレ? 
途中から裏面をたどっていることになっている!?
2次元的存在の平面に、
3次元的ひねりを加えただけで、
表裏の区別がつけられない状態になっちゃったってわけね。
そんでもって、
始まりが終わりで、
終わったかと思えば、また始まって・・・

終わりなき、無限状態にもなっちゃった!?

と、ココまで読み進めた、ベリー頭の良いアナタは、
「あっ!
以前にも習いましたね。
メビウス、無限大・・
確か、呼吸のテクニックのところで。
種目はやはりルンバでした」

なんて、思い出すかも知れないね。
で、
その記事のところ(第88話)へ飛んでみると、
ホンマや!
メビウスについてチョイ触れているよ。
そこでの要点をまとめてみよう。

「(ルンバで)呼吸のテクニックを使った
ナチュラルなボディ・アイソレーションができているとき
“腰で8の字を描く運動”は、もうすでにやっている。
そう、“腰で8の字を描く運動”は、結果なのだ。
先に、“カラダの中での8の字運動”がある」

「カラダの中での8の字運動は、かなり立体的だ。
みぞおちあたりの揺れがカラダ全体に波状に広がっていく感じ。
描かれた図形=8の字をジックリ見てみよう。
8の字の結び目が運動の真ん中にあって、
左右対称のゆったりとした広がりがある。

この図形は、8の字というより、無限大∞。
メビウスの輪のように、ねじれている」

で、今回この意識も加えよう。

「メビウス運動=

終わりなき、継続された運動」


さて、
中級のインナー・スイング・ラインとして重要なのは、
継続された運動という点と、

8の字の結び目が運動の真ん中にある

というところだ。
特に、
結び目という言葉に注目。

この結び目の集合体が、

カラダの軸の形成にスゴイ貢献してくれる
んだ。

ってより、
結び目が胴体の中心部で重なり、層を成し、
その縦つながりが、
まんま、縦軸になっていく・・・

って、
言っている意味、分かるかなぁ?

次回、具体的解説を試みていこう。


       続く第1340話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン102

~大腰筋強化・・・(5)~ 

エクササイズ「ナナメ脚上げ」は、
“ナナメに脚を上げる”ことに意味がアル。
(第372479話参照)

カラダの中の交差=クロス方向のつながりが、強化されるのだ。

具体的には、
お腹の中にあるナナメの筋肉

内外腹斜筋(ないがいふくしゃきん=第956話参照)

の活性化が主な効果だが、
腕を使うことで、
右腕と左脚
左脚と右腕の、体内連携(れんけい)強化にも有効だ。
つまり、腕と脚の連動効果もアルという訳だ。

効果率アップのためには、
やや、ハードな取り組みをお勧めする。
例えば、右足体重で、左脚を上げるとき
左のヒザと反対側の右の手をタッチさせるのだ。

ヒックリかえった、いわゆるバック・バランスだったら、
「できない!手がつかない」
なので、
正しい前傾バランスを探す訓練にもなる。

ナニ?
お腹が邪魔?
大丈夫、このエクササイズをホンキでやれば、効果テキメン、
メタボ腹解消には非常にイイだろう。
脚を上げようとするのではなく、

お腹の中の脚を稼働させ、

ヒザを引き上げる
・・・コレがポイント。

「立ったままの腹筋運動をやっているようにキツいけど?」
大丈夫!
背中を丸めることなく、できる!?
あぁ、ソレは優秀だ。
でも、あまりにカンタンにできてしまうようでは、かえって良くない。
効果はほとんど、ナシ・・・の可能性がアル事を覚えておいて欲しい。
こういうエクササイズは、
「できるようになった」時点で、すぐに、
レベルをアップまたは違う意識・感覚で取り組まないと、
効果はストップしてしまうのだ。
“維持する”ためにするのではなく、
“更新する”ために、エクササイズはアルと心得よう。

カンタンに脚が上がらないように、負荷をかけてみよう。
わざと“抵抗”をかけ“タメ”を作るのだ。

例えば、
右足体重で、左脚を上げるとき、
左脚はダラリ、リキミを抜いて、
脚自体の
「上に上がろう」
とする意志をなくしてみよう。
そして、カラダの中の脚を持って引き上げていく。
チェックのために
右側のアバラに触れてみて。
ぐぐっと、動いているか?
左脚を引っ張ろうとしている動きがあるならOKだ。

まだ、あるぞ・・・
非常に大事なナナメ脚上げ効果を、次回、披露しよう。



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