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読者限定ワークショップ

社交ダンスを始めるということ 第69話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

インナースイングラインとしての8の字

~女性のポイズ・反りの謎~


前回の話の続き。

ボディやヒップを

8の字を描くように動かすテクニック
は、

ルンバ特有のものであり
結構、難しいもの、
と、されている。
ダンスを初めてまだ間がない“超ビギナーさん”には、
全く手が出ないテクニック、のハズなのに・・・!?
しかも、興味深いことに、
できるようになったのは、
「一部の才能のアル人」
だけではなかったことだ。
ユニプラ参加者ほとんど全員のボディやヒップが、
8の字アクションを始めたことは、非常な驚きの発見だったんだ。

しかも、教えていない・・・
つまり、
「はーい、
これから、ルンバの大事なテクニックを教えますよ。
ヒップで8の字を描くのです。
では、ワタシのマネをして・・・」

なんて、ヤッテいない、ところが大きなポイントだ。

一体、どーなっているんだろうね。
ソノ辺りを、
快刀乱麻クリニック院長 ジュンコ先生はこう解説する。

ジュンコ先生
「この“現象”=早期の8の字は
誰にでも起こりうる、自然発生的な動きなのよ。
ただし、
カラダのストレッチ
ヒザを伸ばすこと
フットワーク

のような、
リキミを誘発するテクニックを与えなかったら、
の話だけれどもね。
反対に、
ルンバ以外の種目も動員しながらのカラダをほぐしの促進、
いわば、
グニャグニャした状態になればなるほど、
この自然発生的な動き=8の字運動にたどり着けるわ」

「ただ、8の字といっても、
上級者がヤルような、もちろん、キレイな動きではないわ。
肩も一緒に振ったり、
頭もグラグラしたり・・・
よもや8の字に見えないくらい崩れちゃってるものが多い。
だから、
教師の方が焦って、ヤメさせてしまうケースがほとんどね。
『あぁ、コレはまずい。
早くにこんな動きをさせてしまうと、クセになる。
スタンダードが踊れないカラダになる』

ってね。
だからといって、絶対、ヤメさせてはダメよ。
8の字は、

インナー・スイング・ライン
(第13171318話参照)

の中でも非常に大事なものだから」

「カラダを固めない以外の大きなポイントは、
音楽ね。

ルンバの音楽は、

8の字運動を誘発しやすい
の。

これが、
中期のインナー・スイング・ラインの基礎になる。
(第1335話参照)

ビギナー時代のカラダの中に描かれた
8の字のような曲線ラインは
成長を遂げ、
中級では、

もっと立体的なラインになってくるわ。

また、そうなるように
訓練を積んでいくことね」

「確認のために言っておくと・・・
スロー・フォックストロット以外で
中級時代のインナー・スイング・ライン強化のためになる種目
(第1335話参照)

というのは、ルンバよ。

ルンバという種目を利用して、
8の字から派生した立体的なラインをたくさん描いていくの。

そのラインのカタチは、メビウス


       続く第1339話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン101

~大腰筋強化・・・(4)~ 

「ナナメ脚上げ」は、
(第372479話参照)
「片足体重で、もう一方の足のひざをナナメに上げ、
そして振り下ろしをやり続ける」

エクササイズ。

実際にやってみると、すぐにわかるはずだ。
「あぁ、コレはきつい。
でも、きっと、イロイロなところが鍛えられるんだろうな」
その通り、

意外に、守備範囲の広い、

優れものエクササイズ
なのだ。

守備範囲の内容、強化できる箇所なりを上げてみよう。

まず“脚力”がつく。
といっても、
枝の部分の脚・足ではなく、カラダの中の脚の話だ。

“大腰筋”(第23話参照)

ただし、効率良く鍛えるためには、
足を引き上げる動きのときに、
「カラダの中から、アクションを起こす」コトがポイントだ。

なお、この有名インナーマッスル、
鍛えていく過程が、大事でアル事を付け加えておこう。
脚力をつけていくとともに、意識転換が必要なのだ。
なぜなら、
脚力とは?
という定義自体を変えなければいけない人が大勢いるからだ。

「“脚力”とは
(脚で)踏ん張り立つ力・胴体を支える力ではない。
反対に、
いかに、踏ん張らなくてすむか
が、大事。
重力下で、
脚・足に頼らず、
自在にアクションできる身体を目標とし、
脚・足は、
エネルギー操作に必要な導管の役割に徹している状態を、
良しとする

胴体が、
脚をブラさげ、
あるいは、
吊り上げ、
あるいは、
支えている状態
コレが、

カラダの中の脚に力がある人

真の脚力のある人なのだ」

あぁ、意味不明・・・
という人、
頭では分かっても、カラダで納得しない人が、
マダマダ多いだろう。

ワタシたちは未だ
「しっかり立つ」
呪縛から逃れられないでいるのだ。

人類が二足歩行を開始してから400~500万年
もうそろそろ楽になっても良い頃だ。

さて、ナナメ脚上げ、次なる効果は・・・



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