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社交ダンスを始めるということ 第68話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

知的・インナー・スイング・ラインの必要性

~女性のポイズ・反りの謎~


快刀乱麻クリニック院長 ジュンコ先生
と、Qさんの対談。

テーマ「ポイズは成長する」の続行中。

“体幹ウォークためのスイング・ライン強化”が大事な中級では、
使用するフィガー選びも大切だ、とジュンコ先生は言う。
なぜなら、この時期は、

知的・インナー・スイング・ライン

も必要になってくるから!?
そして、
なんと、ソレ(知的・インナー・スイング・ライン)
を作ることによって、
女性の“左に立つ・後方ポイズ”が、
ようやく誕生してくる!?
知的・インナー・スイング・ラインとは、一体なんだろう。


ジュンコ先生
「Qさんに、
『今から、スロー・フォックストロットをシャドーで踊ってみて』
と指示したら、
どんなフィガーを踊るのかしら?」



「わぁ、シャドーで、ですか?
そうですねぇ、
ものすごく基本的なモノなら、踊れると思います。
例えば、
フェザー・ステップとか、
リバース・ターンとか・・」


ジュンコ先生
「では、フェザーステップからリバースターン、
続いて、スリーステップ、
ナチュラルターンをやってみせてもらおうかしら?」



「できるかなぁ・・・
フットワークとか、方向とか、
あやふやな部分がいっぱいあるんですけど、大丈夫かな」


ジュンコ先生
「その、フットワークとか方向とかは、

フィガーに関する“知識”よね?

ソレをちゃんと、

知っているヒトと

知らないヒトでは

インナー・スイング・ラインの正確さ

細やかさが全く違ってくる・・・


言っていること,分かるかしら?」



「なるほど・・・分かります。
それに、
知的・インナー・スイング・ラインがどういうものか、
も、なんとなく分かってきました。
私は知的・インナー・スイング・ラインが、
非常に少ないと思います。
なぜかというと、コレはスローに限ったことではないのですが、
フィガーの知識や、
テクニックの知識が非常に少ない
からです。
そういえば、
以前、フットワークのレクチャーで、
同じようなお話がありましたよね?
正しいフットワークのためには、知識が要るって・・・
(第638話参照)
その知識でもって、
『みぞおちの奥の脚の付け根にあたる部位の運動と、
末端の足で行われている
フットワークをつないでいくことが大切』
・・・と」


ジュンコ先生
「良く覚えているわね。
その通りよ。
たとえば、フェザーステップを例にとっても、
コレをちゃんと踊るには、
ショルダー・リードというテクニックが必要でしょ?
でも、そんなテクニック、
“自分は知らなくても、
相手が上手だとなんとか踊れてしまう”
ものでもあるわ。
特に、女性に多いわね。
知識なんて何もなくても、男性が上手く踊れば、
知らず知らず踊ってしまっている」

「『ショルダー・リードが必要』 と知っていて、
自ら正しく動けるヒトは、
ショルダー・リード用の

スイングラインをカラダの中に持っている

ところが、
『ショルダーリード?
そんなもの、知らないわ』みたいな感じで、
実際には男性にくっついていっているだけだと、
自分のカラダの中にはいつまでたっても、
ショルダー・リード用のスイングラインが描かれることはナイ。
まぁ、男性と一緒に踊ることで、
勝手に描かれていく場合も多いけれど、

豊かに成長したラインではないことがほとんどね。

なぜなら、
自立して踊れていないからよ」



「わぁ、耳が痛いです(笑)
知的・インナー・スイング・ラインが増えれば、

将来の美的ポイズにつながるという意味も、

少し、分かってきました」


ジュンコ先生
「ソレは、良かったわ。
要はフットワークと一緒のことね。
『みぞおちの奥の脚の付け根にあたる部位の運動と、
ヘッド(頭部)や、
首の動きをカラダの中でつないでいくことが大切』

そのためには、
カラダの中に知的・スイングラインが必要
ソノ辺り、
もう少し説明が必要のようね・・・」


       続く第1336話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン98

~大腰筋強化・・・(1)~ 

「『やったぞぉ~』と実感を伴うエクササイズでないと、
乗り気がしない」
という、ハード志向の人や、
「ジュンコ先生は『脚はいらない、使わなくて良い』というけれど、
自分としては足腰の弱さが気になって仕方がない」
“下半身虚弱”に不安を抱えている人には、
うってつけなエクササイズの登場だ。

「ダンスは、足腰で踏ん張ってスルものではないため、
足腰の強さがそのまま、ダンス上達につながるものではない。
ソレ(足腰)よりも鍛えるべき、大事なものがアル」
が、特論のワタシではアルが、
以下のような意見も同時に持ちあわせている。

「不安材料はどうであれ、解決しておく方が良い。
不安は自信のなさにつながり
それらはリキミと直結する」


“下半身虚弱”という不安材料に対し、
「ダンスをやっていれば、それなりに強くなるだろう」
という、生温い解決案を選ばす、
「ヨシ、足腰を強くして、自分に自信をつけるぞ」
と、覚悟を決め、
キッパリとした解決の道を選択。
具体案として、
「適切なエクササイズを探し出し、ジックリ取り組もう!」
このような、ホンキモードの人に対しては、
今回登場のエクササイズ、想像以上の威力を発揮するに違いない。

“想像以上の威力”の部分の解説は後に譲るとして・・・
まぁ言えば、
ソレくらいホンキモードの人でナイと、
このエクササイズチョイとキツすぎる??!!
という点について、先に話しておこう。

コレ、実は練習会でも初回より取り入れている。
スロー・フォックストロットの定番音楽をかけて、
「イチニ、イチニ・・」
1曲分終了時には、
「あぁ~」
と、参加者からため息が上がる。

「先生、(わたしの)歳を考えて下さいよ・・・」
そんな、声が聞こえてきそう、な感じもアル。
ところが、中には
「このくらい全然平気、へっちゃらよ」
な表情な人も。

この差はドコからヤッテくるのだろうか?

おっと、
エクササイズ名称の紹介がまだだった。

「ナナメ脚上げ」だ。
(第372479話参照)



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