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社交ダンスを始めるということ 更新しました




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

中級者の姿勢の話

~女性のポイズ・反りの謎~


さて、ビギナーを卒業し、次は中級だ。

ジュンコ先生曰く
「この時期、ポイズを作るためのインナー・スイング・ラインが、
カラダの中、体幹部の中心、
センターあたりに秩序正しく並び始める」


コレが、

立体的な美的ポイズへの架け橋

となるということなのだが…


ジュンコ先生
「中級は、
体幹部のインナーマッスルが、鍛えられ、活性化し、
カラダの中が、締まって吊り上がってくる
、大事な時期ね。
ソレと同時に
インナーマッスルと、
アウターマッスルの使用感に区別がつくようになり、
やがて、
インナーマッスルを優勢に使えるようになってくるわ。
言い換えれば、
インナーマッスル使用優勢になる時期を迎えたヒトが、
ホンモノの中級者
ということになるわね」



「じゃぁ、ワタシ、
まだ、中級になっていないかも知れない。
インナーマッスルの方を、
アウターマッスルより優勢に使っているなんて意識、
ほとんどないですから」


ジュンコ先生
無意識にシフトしているヒトも多いのよ。
ビギナー時代に、たくさんのスイングラインを、
カラダの中に描くことのできたヒトは、
勝手にそうなるの。
インナーマッスル使用が強くなっているものなのよ」



「ソレって、見た目でも分かるものですか?」


ジュンコ先生
「エエ。

姿勢を見ればわかるわ。

インナーマッスル使用優勢か、
アウターマッスル使用優勢かは、
踊っているときの姿勢、
つまり、

ポイズに現れるのよ。

インナーマッスルは、
言わば、良質の下着みたいなもの、
重力下で良いパフォーマンスをやり続けるための、

実践的姿勢を作ってくれる筋肉だからね」
(第866話参照)



「でも、具体的にはどんな風に見えるんだろう?」


ジュンコ先生
「想像してみて。
この時期、
インナーマッスル優勢のヒトは、どんな姿勢かなって」



「そうですねぇ、
思いつくままに言いますと、
固く見えない
ナチュラル
動きがスムーズにできる
角ばっていないで、柔らかい感じ
呼吸感がアル
・・・
どうでしょう?」


ジュンコ先生
「すべて正解!
他に、目で見て分かりやすい点を上げれば、

“ストンと楽に立っているように見える”

この“ストン”というのがミソね。
インナーマッスルからなるスイング・ラインが、

“軸”のような感覚が作り始める頃だから、

ストンと見えるのね」



「あぁ、分かるような気がします。
重力に逆らわずにまっすぐ楽に立っているから、
軸が通って見えてくるんですね。
ソレに比べれば、
ビギナーさんのカラダって、
悪い意味で“ほどけて”見えますよね?
カラダが“しゃん”と“パキッ”と見え始めると、
中級者ということでしょうか」


ジュンコ先生
「そう言えるわね。
“しゃん”とか“パキッ”は、
さっき言ったようにインナーマッスル活性化の現れなのよ。
ビギナー時代に描いたたくさんの、
インナー・スイング・ラインには、
インナーマッスルの動きから生まれたものも、
多く含まれているわ。
それらが、
カラダの中、体幹部の中心、
センターあたりに秩序正しく並び始めるのよ。
これらが、
美的ポイズを生み出してくれる大切な要素になるわ。
ということで、
中級になっても引き続き、
カラダの中に
インナー・スイング・ラインを増やしていくワケだけれど、
でもまだ、(後方ポイズやシルエットの)

カタチを作る行程には入らなくていいのよ」



「え?
“秩序正しく並び始める”と聞いて、
てっきり、シルエット作りに取りかかるのかな、
と思ったのですが」


ジュンコ先生
「“秩序正しく並び始める”のは、
シルエット作りのためではないの。
その前に、大事なプロセスがアル。
それが一段落すれば、
自動的にシルエット作りの作業に入っていくわ。
大事なプロセスとは、

インナー・スイング・ラインが、

ステップを作る
プロセスなの」


       続く第1333話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン95

~“お引っ越し”もエクササイズ!?(2)~ 

今日は、
珍しく“エクササイズ疲れ”が出て、ココロもカラダもお休みモード。
ブログも控えめバージョンで、進めよう。

“お引っ越し・本番”だったのだ。
「慣れないことをやると、
カラダが素直に反応するものなのだな」

と、少々驚いてイル。
なぜなら、
イロイロな箇所が“筋肉痛”を起こしているからだ。

筋肉痛自体はウエルカム、大歓迎だ。
「あぁ、またコレが治ると強くなっているものね」
を重々心得ているからだ。
とはいうものの、
正直、
「引っ越しの支度くらいで、筋肉痛!?」
と、愉快な気分だ。
「日頃から、結構、色んなところ、鍛えているはずなのに・・・」
という思いだ。

「ワタシのカラダには、

まだまだ未開の地が、たくさん潜んでいる」


ことを知るのは、刺激的だ。
それらが、
段ボールの組み立てや、
重い本の荷造りなど、
普段、やり慣れていないアクションをすることで、目覚めたのだろうか。

ならば・・・

「慣れないことをする」

は、立派なエクササイズになる!?
そういう観点に立てば、
「お引っ越しは、最高に良い、エクササイズのひとつだ」
と言えるかも知れない。
「しかも、ダンスのためになる」
(引っ越し)直後の、
夜連・レッスンが、いつもに増して非常に調子良くできたのだ。

それにしても、
“お引っ越し”がなぜ、ダンス用エクササイズに?
せっかくの機会だから、
読者の皆様にも、
“引っ越し祝い(!?)”がてらの体験のお裾分けを・・・



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