fc2ブログ
初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

テーマ別インデックス  Real Junko Voice目次  

読者限定ワークショップ

社交ダンスを始めるということ 第67話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

美的ポイズへの架け橋

~女性のポイズ・反りの謎~


さて、ポイズを作るための、
インナー・スイング・ラインをカラダの中、
特に頭部・首周辺に描くには、
メトロノーム・スイング重要ね、
ビギナー時代には、

サイド・ステップ・ブルースなんかを利用して、

良質なラインを描いていこうって話だったんだけど、
ついて来れたかなぁ?

OK?
んじゃ、先に進みます。


ジュンコ先生
「中級の方への提言よ。
一応、
ビギナー時代、
色んな音楽に乗って、さまざまな種目にもトライ、
カラダを固めることをせず、ほぐすことに専念したから、
カラダの中に、
たくさんのスイング・ラインを描くことができた・・・として、
話を進めるわ」



「わぁお、現実はそんなビギナーさん、
なかなかいないでしょ!?
今までのお話を聞いただけでも、
中級の女性で、後方ポイズをキレイに作れるだけの
カラダの中身を持っているヒトなんて、
いないと思いますよ」


ジュンコ先生
「大丈夫よ。
中級では、まだ、後方ポイズはそれほど必要ではナイから。
Qさんが想像しているような、

立体的な後方ポイズは、

上級者のテクニック
なのよ」



「えぇっ!?
でも、みんな、やってますよ。
競技選手なんか、ソレができないとダメでしょ!?
という感じで。
上位に残るヒトはみな、
キレイでぶれない、
後方ポイズを手に入れているように見えますが・・・
あぁ、その人たちは、
上級者、ってわけですね?」


ジュンコ先生
「この世界、
中級、上級の区別もあってないような、難しいものだから、ね。
ビジュアル的に美しいトップラインを持った女性でも、
基礎から正しいプロセスを経て、
ソレを手に入れているかどうかは、
(見ているだけでは)分からないものなの。
上級者・ベテランさんの競技選手の中にも、
無理してカタチを作ることで、
頚椎(けいつい)を痛めているヒトはとても多い
わ。
でも、勝つためには、ヤメるわけにはいかない。

その代償は大きいんだけれどもね」



「脳幹のお話なんかを知ると、
首の圧迫って怖いなと思うし、
ヤメた方が良いとは思いますけど・・・
でも、
じゃぁ、いつになったら、

安全でキレイな後方ポイズ

ができるようになるんでしょう?
ココまで、何かができるようになったら、
ヤッテもOKといったような目安はあるのですか?


ジュンコ先生
「その目安を作っていくのが、中級時代なのよ。
美的ポイズへの架け橋、ね。
ビギナー時代に作った
たくさんのインナー・スイング・ラインが、
整理され、カラダの中で、あるカタチをとり始める頃よ」



「カラダの中で、ラインが集まってくるのですね!?
ソレは、カラダのどの辺りですか?」


ジュンコ先生
「体幹部の中心、センターあたりね。
カンタンに言えば、

背骨にそって、

ラインが秩序正しく並び始める
って感じね」



「インナー・マッスルに関係は!?」


ジュンコ先生
「もちろん、大アリよ」


       続く第1332話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン94

~犬と猫・・・(5)~ 

2つ目
背中を反る・丸めるアクションから期待できる効果

背骨の中で、最も動かしにくいが、
最もダンサー的重要度の高いのは、

胸椎(きょうつい)だ。

なぜ、胸椎が動かしにくいのか?
言うまでもなく、胸椎の存在位置にその理由がある。
アバラ
肩甲骨

に、動きを阻まれやすいのだ。
しかし、ひっくり返せば、
胸椎がスムーズに動くようになることで、
アバラや肩甲骨まで、その成果が及ぶということにもなる。

背中を反る・丸めるアクションを行なうときは、
その二つの部位
アバラ
肩甲骨

との相乗効果を期待し、意識的に実践してみよう。
非常に“やりがいのアル”エクササイズへと変化するコト、
請け合いだ。

まず、アバラ・スムーズ効果を狙うなら、
次の2点を意識することをおすすめする。

1. 呼吸を意識する

背中を反る時  吸う
背中を丸める時 吐く

2. 胸骨を意識する

背中を反る時  胸骨を前に出す
背中を丸める時 胸骨を引っ込める

次に、肩甲骨・スムーズ効果を狙うなら、以下の意識が良いだろう。

背中を反る時  肩甲骨のあいだを寄せる
(詳しくは第152話参照)
背中を丸める時 肩甲骨のあいだを開く

このエクササイズ効果は、
他にもアル。
姿勢の改善(悪い意味での“猫背”の改善
・・・ちなみに良い“猫背”もあるので注意)
小胸筋のアップにより、シルエット改善   
(第577578話参照)
ダイエット効果・・
(社交ダンスを始めるということ 第49話参照)
たくさんある。

最後に
このエクササイズ
“身体能力のレベル診断”に実施されるほど、
非常に、グレードが高いものであることを付け加えておこう。

あ、そうそう、
四つん這いポーズでやるか?
イスに座ってヤルか?
は、最終的には、お好みで。

ただし、人前でするときは、イス使用をおすすめする・・・



いつも 応援クリック ありがとうございます。
      ↓ ↓ ↓
   
人気blogランキングへ
とても励みになっています。(ジュンコ)